293日目。
家族滞在5日目の午後は、
Versaillesとちょっと小旅行。
エッフェル塔のすぐそばにあるRER C線を使って、
Versaillesへと向かいました。
30分程で、Versailles Château Rive Gauche駅へ到着。
ここが終点でございます。
駅から徒歩5分。
ビックルする程大きな宮殿が現れました。
ルイ16世の大きな銅像もあります。
門も立派。
そして、宮殿入り口の門は、
こんな黄金に光っております。
ヴェルサイユ宮殿への入場券購入が
混雑して並ぶと聞いていたので、
パリ市内にあるTourist Information Center
(Metro:Pyramid直ぐそば)で、
1日パス(ヴェルサイユ宮殿、
マリーアントワネット離宮とオーディオガイドが付くパス)を購入しておきました。
値段は、1人€18。
その時に、Versaillesまでの
(パリ郊外でゾーン4なので、
パリ市内のメトロ切符とは別に必要です)、
RERの往復切符も購入出来ました。
一人往復€6ぐらいだったと思います。
この日は花火が夜10時にあると聞いていたので、
午後からのヴェルサイユ観光にしたのですが、
私の下調べの不十分さで、
庭園とマリーアントワネットの離宮が、
午後4時までという事を現地で知りました。
しかも、場所の感覚もよく分かっていなく、
最初に宮殿の方に入ってしまい、
持参したピクニックセット(食料)は
お預け場所に取られてしまい、
宮殿のインフォメーションカウンターで
時間の事を知ったので、
まず、宮殿から出て、庭園に行き、
急いでご飯を食べ、
ダッシュでマリーアントワネットの離宮へ向かいました。
この時、既に午後3時。
庭園はかなり広く、
こんな林のような小道を歩いて行きます。
20分程ダッシュで歩くと、離宮へ辿り着きます。
まず、Petit Trianonを外から眺め。
その直ぐそばのお庭にあるTemple de l'Amour(愛の神殿)。
ヴェルばらに出てきたと、叔母は大興奮。
残念ながら、Le Hameau
(王妃の村里:マリーアントワネットの住んだ家)は
閉館中。
どちらにせよ、時間が無く、行けませんでしたが。
そこから、こんな素敵なアーチを歩き、
Grand Trianonへと辿り着きました。
バラ色の大理石なんて初めて見ました。
素敵すぎるます。
ちょっぴり中を見学して、
ヴェルサイユ宮殿の方に戻りました。
向かうときは、庭園の様子を無視して、
とにかく離宮へダッシュしたので、
帰りは、ちょっとずつ要所要所見る事ができました。
Bassin d'Apollon(アポロンの泉)。
この左右対称な感じが、フランスっぽくて、
鳥肌もの。
Bassin de Latone(ラトナの泉)。
噴水が出ていないのが残念出したが、やっぱり素敵。
様々な彫刻が庭園に置かれていて、
本当に優雅です。
立派な宮殿のアップ。
宮殿の前には、
こんな風に形取られた庭園が広がっています。
これだけでも広い。
残念ながら、お花植え替え中だったみたいで、
あまり綺麗ではなかったです。
宮殿も午後6時半に閉まるという事だったので、
ゆっくり庭園を回る事もなく、
急いで宮殿に入りました。
入り口の受付でオーディオガイドを受け取り
(日本語あります)、宮殿の見学開始。
まずは、宮殿の歴史を振り返る部屋が続きました。
その後、長い通路を行くと、カッコいい彫刻達のお迎え。
礼拝堂。
豪華すぎて、言葉が出ません。
色々今まで見てきたけど、素晴らしい天井絵画でした。
立派な彫刻も1つ1つの部屋にありました。
そして、ここがあの有名な鏡の間。
でも、人が多すぎて、鏡の感じが無く、ちょっとがっかり。
それでも、シャンデリアはとっても素敵でした。
鏡の間の裏側にあるのは、王の寝室。
こんなところで落ち着いて寝られるのかなぁと
ちょっと疑問。
そして、王妃の寝室。
こんなベッドでお姫様の様に寝てみたいです。
ここは、会食の間。
当時の食事の様子を再現した様です。
階段も大理石に囲まれて、豪華な階段。
今現在、Versailles宮殿内では、
Expositionが行われていて、
こんな豪華な宮殿内に、
いろいろなオブジェが展示されていました。
入り口は行って直ぐの大階段に、
Mary Poppinsという題の
鳥の様な大きな布でできたオブジェ。
戦争の間には、
Coeur Independant Noir(黒い自立心)というオブジェ。
上から吊るされて、クルクル回転しておりました。
鏡の間には、マリリンモンローをイメージし、
Marilynと名付けられた、
全てステンレス鍋でできた大きなハイヒールのオブジェ。
世の女性は
家事に支配されているという訴えの作品だそうです。
この時、気がついたのは、
オーディオガイドで
これらの作品に関しての説明も聞けるという事。
それぞれのオブジェの前に番号があって、
それを入力すると聞けます。
平和の間には、先ほどと同じ形の
赤い自立心と呼ばれるオブジェもありました。
王妃の寝室には、木製のこのようなオブジェがあって、
最初は用途は私たち庶民には分からない
王妃の家具か何かで、
昔からここにあるものと思ったけれど、
実はこの展示会の1つの作品だったみたいです。
会食の間には、
Le Dauphin et La Dauphine(雄のイルカと雌のイルカ)
と名付けられた刺繍で模様された
大きなロブスターのオブジェ。
会食の間とのコラボが面白い。
王妃付き衛兵の間には、
その名の通りGardes(衛兵)という名の、
ライオンのオブジェ。
これも刺繍で飾られていて、
威厳かつ繊細な作品で素敵でした。
最後、出口へ向かう階段には、
Vitrail(ステンドグラス)と題された
大きな絨毯の様なものが吊るされていました。
この色使い私好み。
そして、先ほどの宮殿の目の前のテラスには、
大きなオブジェ、
Pavillon de The(お茶のパビリオン)、がありました。
という感じで、宮殿内を回っていたら
あっという間に宮殿の閉まる午後6時半。
大花火大会があると聞いていて、
それが1日パスで入れると思っていたのですが、
近くにいた係員の人に聞いてみると、
それでは入れないとの事。
庭園を通った時に、
大運河沿いにスタンドが設置してあって、
そこが指定席の様になっており、
そのチケットを持つ人だけが中に入り、
そのスタンドから花火を鑑賞できるようでした。
花火の為に遅い出発にしたのに、
結局バタバタとしてしまい、
自分の下調べの不十分さと家族を連れ回してしまって、
期待を裏切った事に腹を立てて悔し涙が溢れちゃいました。
もっときちんと調べていれば、
バタバタせず、皆がイライラせず、
疲れさせなかったなと思い、
反省しました。
週末には、夏限定の噴水ショーがあるのですが、
これは、1日パスに含まれていた様です。
ですが、パスの値段が€25になってちょっと高い。
でも、初めて行くヴェルサイユで、
土地勘も全く無く、
前日もモンサンミッシェルだった事もあって、
きちんと調べる時間と余裕がなかったので、
仕方ないです。
それでも、アパートに帰ると笑って食事をして、
楽しくワイワイしている家族を見ていると、
まぁ、ヴェルサイユに行けた事だけでも
良かったと思いました。
でもちょっと、一度行ってみて雰囲気をつかんだので、
機会があれば、もう一度行きたいです。
今度は、ゆっくりと朝から。
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