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19.7.12

blessure

307日目。


パリに来て10ヶ月ちょっと経ったのですが、
この間に人生で一番ぐらい、
何度も何度も怪我をしました。


運良く、医者にかかる程の怪我ではなかったのですが、
傷は一生残りそうです。
雨の日に、メトロの階段で転び、弁慶と膝に大けが。
未だに痕があります。
引っ越してきて早々、ドアで指をはさみ、
人差し指の爪が全てダメに。
最近やっと新しい爪が生えてきました。
手首には、火傷跡が何カ所も。
指先は、包丁やすりおろし機の切り傷が耐えません。
と、殆どがバイト先での話なのですが、
それでも、1年弱でこれだけの数の怪我をしたのは、
人生では初めて。


元々忙しなく、おっちょこちょいの私なんですが、
何故だかパリではこのドジ加減が酷い。
治っては怪我をし、治っては怪我をし。
注意力欠如性なのか悩む程です。


そして、最近は怪我をしてなかったのですが、
今日やってしまいました。
人生で一番深い傷かもしれません。


デザートでお出ししている、スイカを切っていたときの事。
まず、丸一個を半分に切ろうと思い、
半分ぐらい包丁を入れ、
その後逆側からまた包丁を入れようと思って、
包丁をスイカから抜こうと思っていたとき、
左手の小指の手のひらと第二間接の間をざっくり。


もちろん血が出てきて、
肉もブニュブニュした感じが見える感じ。
すぐに止血の為に指の付け根を強く抑えて、
店長がコショウをふりかけてきて
(止血に効くらしい。。。)、
それでも血が止まらず、仕方ないので、
馬油を塗り、絆創膏を素早くして、
その上からキッチンペーパーでグルグル巻き、
テープで抑えて、またその上から包帯をしつつ、
指の付け根を強く結び、
そのまま止血をする作戦。


営業が始まって、いろいろ食事を運んでいたりしたら、
なんだか貧血みたいな症状。
指もズキズキ痛い。
これは病院かなぁと思いつつ、
営業終了後、もう一度傷口を見ようと、
包帯を取った瞬間、楽になりました。
多分、指が鬱血状態だったみたいです。
でも、その代わり、それによってまた血が流れ始めたので、
絆創膏を取ると、傷口から血が流れ始めました。


帰り際に、また同じ様に薬を塗って、
絆創膏を貼って、キッチンペーパーとテープを巻き、
今度は包帯は無しで、放置。


そして今に至るのですが、
絆創膏は血だらけ。
でも、それ以上に増えている様子は無く、
一応血は止まっている様子。


運良く、神経までいっていなかったので、
止血さえすれば、
あとは自然治癒力に任せれば良さそう。
今週はこれでバイト終了なので、
このまま月曜日までには
傷口が塞がればいいなと思っています。


また明日、血が出るようだったら、
お医者さんに行こうかとおもっていますが。
なんとか大丈夫そうな感じです。



バイト先から、消毒、薬、絆創膏、
ゴム手袋などを借りてきたので、
治るといいです。

それにしても、本当にこの怪我の数。
自分でも驚く程です。
今のところ、大きな怪我は無いので良いですが、
ちゃんと注意していないと、
そのうち命や神経に関わる怪我を
するんではないかと思ったら、
凄く怖くなってしまいました。

自分のおっちょこちょいで人生を無駄にしたくないので、
もう少し気をつけなくちゃいけないなぁと、
反省しました。

今日のこの怪我の恐ろしさよりも、
運が良かっただけ。もしかしたら、
神経まで切って、下半身不随とか小指全て無くなるとか、
そうなっていた可能性もなきにしもあらずと思ったら、
本当に恐ろしく、半泣き状態になってしまい、
本当に自分の注意力の無さに憤慨しておりました。

せっかくの五体満足、大事にしなくてはいけませんね。
パリにいて、ココロが浮かれていてばかりではダメですね。
本当に反省です。

傷跡が沢山残っているけど、
なんだかこれが私のパリに居た証拠になっているようで、
傷跡も愛おしく感じちゃっているのもありますが、
でも、もうこれ以上怪我もしたくないです。

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