313日目。
最近オープンしたばかりの新観光スポットに
行ってきました。
パリの東側の13区、Gare L'Austelitz近くのセーヌ沿いに
最近新しい建物がオープンしました。
その名も、Les Docks。
その名の通り、波止場のようなデッキの敷かれた建物です。
ここは、モード系専門の建物で、
今話題の展示会が中に入っている、
Cite de la Modeに行ってみました。
Cristobal Balenciagaの展示会。
入場は、26歳まで半額の€3でした。
こんな感じで、彼が生前デザインしたドレスが
ずらりと並んでおりました。
思ったよりも展示室が狭く、
展示数も少ない印象。
いっぱい写真を撮ったけど、
見に行く方の為にそんなに載せません。
印象的だったものだけを。
民族衣装からの影響を受けたデザインもあったようで、
見比べると面白かったです。
そして、彼の個人的なコレクション。
中世時代の人々が来ていた服や衣装も展示してありました。
こんな綺麗に残っているのは凄いです。
デザインしたドレスのテスト写真も展示されていて、
マネキンにかけられたドレスが本物の女性が着ると、
全く印象が上がってエレガントさが増していました。
そして、その真隣にある展示室には、
Comme des Garçonsの去年の夏のコレクションで
発表されたドレスが展示。
バレンシアガの黒いドレスと対照的に、
こちらは、"White Drama”と題されているように、
白一色。
白は白でも、柄やスタイルが違うだけで
様々なデザインがあって、
とっても面白い。
こちらは、鳥小屋と題されたデザイン。
とってもユニークでおもしろい。
Rei Kawakuboさんのデザインされたドレスに、
これまた日本人のイラストレーターさんの
ストリートアートのようなイラストが入ったデザイン。
まるで白いキャンパスに自由に書かれたイラストが、
とっても印象的でした。
このLes Docksは、展示会の他にも、
ブティックやデザインオフィス、
モード系の専門学校なども入っていて、
なかなかオシャレな場所です。
こんな緑色の鉄鋼がシンボルなんだけど、
下の階から屋上に上がってみました。
屋上はとってもいい眺め。
観光地から離れているので、
とっても静かにセーヌを眺められます。
屋上には、こんなエコ的なガーデンが広がっていました。
ちょっとこの日は暑すぎたけど、
もう少し涼しい日には、
日向ぼっこが楽しそうな場所でした。
ずっと来ようと思っていて、
結局今頃になってしまったこのLes Docks。
やっぱり観光地から離れた場所で、
静かに展示会に行けるのは幸せです。
でも、まだオープンしたばかりなので、
テナントが埋まっていなく、
ちょっと寂しい気もしましたが、
なんだか久しぶりにゆったりした時間を過ごせて、
優雅な気分になりました。
10月まで展示会はやっているので、
ちょっと時間のある方は是非どうぞ。
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