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31.5.12

gastro-entérite

258日目。

このブログ毎日更新するのを目標にしていたのに、
旅行でもなく、予告無くお休みしてしまいました。
実は、かなりの熱にうなされていました。
しかも、フランスに来て何度か 聞いた事のあった、
噂の'ガストロ’っていう胃腸炎だったみたいです。
ちょっと汚い話になりますので、ご了承ください。

始まりは、月曜日の朝。
鼻水とくしゃみがいつもより出て、
体がなんだか怠い感じがしていました。
アレルギー性鼻炎のある私は、
この暑い日々の為の季節的なアレルギーか、
変な花粉による花粉症かと思って、
こういう時は、逆に運動をした方が良いと思い、
アルバイトにも自転車で向かいました。
普通に仕事をしていたのだけれども、
段々お腹も痛くなってきて、
怠さもおもくなってきて、
結局早退させて頂きました。

まだ体力も残っていた私は、
スーパーに寄って、
いつもの熱を治す時の材料
(水、リンゴ、レモン、ハーブティ)を買って、
直ぐとにかく寝る準備をして、
リンゴを食べて、
薬を飲んで寝ました。

いつもなら、ここから熱がドバーッと一気に上がり、
汗がドバーっと出て、熱が下がるというパターン。
でも、今回はなんだか様子がおかしい。

体温の上昇はかなり感じるのに、
汗が全くでない。
そして、体が辛いはずなのに寝れない。
気温と共に体温もどんどん上昇。
汗が出ないので熱が下がりません。

夜になると今度は吐き気を伴い出して、
どんどん体力も失われて行きました。
夜中に我慢し切れなくて、
4回程戻したと思う。

もうその後は体力のかけらも無し。
目の神経は痛むし、
手足はしびれて感覚が無く、
いつ眠ったかとかも覚えてません。
気がついたら朝でした。

胃に残っていたものを全て出したおかげで、
吐き気は治まったのですが、
今度は腹痛。腸がグルグル。
熱もまだあるようなので、
とにかく熱冷ましと思い、
冷蔵庫にあったメロンを少し食べて
薬を飲もうと思い、
一口2口食べた10秒後、
お腹が下りました。
完全に胃腸が機能していないみたい。
ただの管になっているみたいで、
ツーツー。
出てくるのも、
(体験した事ある人は少ないかもしれませんが、)
まるで尿のような液状が出るだけ。
フルーツジュースもお茶もお水も薬もすべて同じ具合で、
2日目の午前中は殆どトイレで過ごした気がします。

気を緩めて部屋に帰ってきて、
ベッドに横になった瞬間、
また腸がグルグル。
脳も神経がかなり鈍っていた為、
実は間に合わなかったんです。
この歳にして、こんな事、
凄く恥ずかしい事なんだけど、
それ程辛い病気でした。

もちろんこの日も気温の上昇と共に、
体温も上昇し、
熱も下がる事無く、
体力も限界。
気がついたら、
床に横たわっていました。

でも、床で結構寝てたみたいで、
日付が変わっていて、
峠は越したみたい。
腸も大分落ち着いてきてました。

次の日の朝、腸も落ち着き、
少し体力も戻りつつあって、
やっと病院へ行く気力も出てきたのですが、
自分の治りかけ具合に気がつき、
今更行っても仕方ないと思い、
諦めました。
この日まで高熱が続いていたら、
救急車呼んでたと思います。

この時に、'ガストロ’という言葉を思い出しました。
フランスで毎年冬に流行すると言う胃腸炎。
結構しつこく、上からも下からもプラス
高熱を伴う感染症の病気。
まさかと思い、ネットで調べると、どうやらそれっぽい。
薬局でお薬買えるか調べてから行こうと思っていると、
どうやら医者がコカコーラを勧めると書いてあります。
そして、この情報何度か聞いた事あるし、
月曜日にバイトを早退する時に店長も言っていた。

という事で、少し体力が余っている間に、
腸の様子を伺いながら、
急いで近くの売店へ行き、
お水、コーラ、トイレットペーパーを購入してきました。

早速コーラをコップに1杯入れて、
お箸でかき混ぜて炭酸を抜いて、
飲んでみました。
前日のような速攻という事態にはならず、
グルグル加減も低下。
コーラ効いている様です。
しかも、これまでまともに何も口にしていなかったので、
コーラの糖分と水分が栄養になって体に吸収されていき、
カフェインと秘密の原液が胃腸炎の治療になって、
一石二鳥。

お腹はまだグルグル続いていましたが、
トイレに向かう頻度も減り、
飲んで速攻出るという事も無くなりました。
栄養も補給出来た事で、
体力も戻りつつありました。
でも、本調子の3分の1程。

これが昨日の話。

そして、本日とっても寝不足なんです。
なぜなら、1、5リットルのコーラの
カフェインのお陰で。
4時頃まで目がパッチリ。
お陰で、映画2本、日本の番組2本見てしまった。

今朝寝不足なのは別として、
この4日間で一番まともな感じ。
未だに食べると腸がグルグルいい始めて、
お腹が痛くなり、下痢っていうパターンは
続いていますけど。

コーラパワーのお陰で体力も大分戻って、
熱も無いようなので、
今日は、貯まっていたお洗濯をして、
部屋をお掃除して、
病の気を綺麗にしました。

そして、お昼には、やっとまともなお食事。
まだ腸と相談しつつですが、
おうどんを作って食べてみました。
でもやっぱり、グルグルは続いています。

さすがに明日はアルバイト戻らないと行けないのに、
この調子では困りますよね。
今晩もおうどんで腸君に頑張ってもらいます。

それにしても、この手の病、本当に大変。
何にも出来ないっていうので、
ただただウィルスに体を奪われ滅多指しにされ、
放置されるのを待つっていう。
その間、何度人生の終わりを感じた事か。
手足の神経感じなくなったら、
人は終わりを感じる様ですね。

この胃腸炎、フランスでは毎年冬に流行する
感染症らしいので、
皆様気をつけてください。
結構簡単に人感染するみたいです。
手荒いうがいはもちろん、
家族や同居人にかかった人がいたら、
きちんとアンチウィルスの洗剤で掃除など、
この病気、百害あって一利無しぐらいの病気なので、
本当に気をつけてください。

治りつつあるから言えるけど、
これもひとつのフランス生活経験かなぁなんて。
それにしても、いつ完治するんだろうか。。。

長くなりましたが、3日分の病気日記でした。

27.5.12

Fete de la Bretagne

254日目。

15区役所前で行われていた、
Fete de la Bretagne(ブルターニュ祭り)に行ってきました。
到着すると、ブルターニュの音楽が生演奏されていて、
それに合わせて踊ってる人々。
ブルターニュ出身の方々なのか、
息がピッタリ!
ついでに、自転車の女の子の一人パレードも!
思ったより規模が小さかったのですが、
いろいろな民芸品や名物品のブースがありました。
 チョコレートやマカロンで有名な
Maison Georges Larnicolの
Kouignettesで作ったオブジェ。
ソーセージやサラミの販売ブース。
クレープも!
この暑い日には、やっぱりビールと思ったけれど、
日曜日の読書会がこの後あったので、
ブルターニュ産のBIOリンゴジュースを頂きました。
濃厚100%ジュース、とっても美味しかったです。
民族衣装をまとった踊り子さん達が、
ブルターニュ音楽に合わせて踊り始めました。
衣装がめちゃめちゃ可愛かったです。
こういうフォークダンス的な事、
中学校の頃踊ったのを思い出して、
懐かしくなりました。
ブルターニュに関係するのかしないのか、
区役所前や近くの公園にこんなアートオブジェが沢山。
ビヤードパパもいましたよ。

滞在できるのが1時間半ぐらいしかなかったけど、
以外に規模が小さなお祭りだったし、
ちょっとこの暑い気温で
体力消耗してしまいそうだったので、
丁度良かったかもしれません。

ブルターニュへは、行く機会が無かったので、
少しでもこうやって雰囲気を味わえるのは、
とても嬉しい事です。
ブルターニュの白黒の旗、かっこ良かったです。

26.5.12

santé italien

253日目。

今日はイタリア人のお友達のお家にお呼ばれ。
自宅に行くのは初めてだったんだけど、
以外に家が近く、バス一本で行けちゃいました。

イタリア人の彼女が作ってくれたのは、
ホームメードイタリアンディナー。
全て美味しくて、感動。
しかも、シンプルでヘルシーなメニュー。

 アペリティフには、フォッカチャと
胡麻のついたツイスト。
どちらもホームメードで凄く美味しい!
 1品目は、パスタ。
魚介類とトマトのパスタで、とっても美味しかったです。
とってもシンプルなのに、味が深く、
それでもって、素材の味がふんだんに活かされていて、
イタリアンって本当に食べてて幸せになります。
 2品目は、蒸し白身魚のパプリカソース添え。
このパプリカのソースがまた、シンプルなのに、
パプリカ香りがきちんとして、
魚との相性たっぷり。
しかも、フランス料理の様に
油やバターなど使ってないので、
凄くヘルシーな一品。
そして、なんとデザートまで手作り!
ミルフィーユ。
パイ生地のパリパリ感とクリームのトロトロの
コラボレーションが、
凄くいい感じに口の中で溶け合って、
しかも、甘過ぎない。
ちょっとおまけにイチゴとメレンゲのお菓子を添えて、
幸せいっぱいです。

お持て成し上手な大人の彼女、
お部屋も素敵だったし、
お料理も上手だし、
明るくて気さくでとっても良い人だし、
とっても憧れます。

イタリアン料理は、簡単、ヘルシー、美味しいので、
いろいろ教えて頂きたいです。
でも、彼女のバイブル料理本を見せてもらったんだけど、
イタリア語でさっぱり。
まずは、イタリア語からお勉強かな。

食事の後は、ハーバルティを頂いて、
女3人でお喋りのはずが、
2人のイタリア人に挟まれて、
ジーっとイタリア語のリスニング。
フランス語より、イタリア語の方ができちゃったりして。

25.5.12

chaude journée

252日目。

昨日ピクニックに行ったのですが、
先週までの天気と打って変わって、
最近のパリは真夏日。
ギリシャ旅行を思い起こさせる程の暑さ。

最高気温は毎日25℃以上。

ずっと涼しかったので、
体がついて行けず、
ちょっと動くだけで汗だく。
新陳代謝が良いのか、
デブなのか、
汗が尋常じゃない程出ます。

パリの寒い季節を越えてのこの天気に加え、
LAの夏の気候に慣れてしまっているので、
ちょっとした湿気で
体がジメッとしてしまいます。

でも、予想以上に長かった寒い日々が終わりを告げて、
暖かい日々が来て、
なんだかワクワク。
外に出るのが楽しくて仕方ないです。

ちょっと前までの憂鬱な天気の日々の頃は、
ちょっとパリも飽きたかなぁと
正直思ってしまっていた部分もあるけど、
最近は何だか心が弾んで、
パリ楽しい、素敵と思い始めています。
このままずっとパリに住んでしまいたいと思っちゃったり。

それ程、いろいろな表情を見せるパリ、
それも素敵なところの1つであります。

暑さに負けず、
いろいろと満喫したいと思います。

24.5.12

Picnic dans le Bois de Boulogne

251日目。

本日は、アルバイトはお休み。
天気も最高という事で、
近所にある、パリ最大の森、
le Bois de Boulogne(ブローニュの森)で、
お友達とピクニックに出掛けました。
 湖の畔で野鳥を眺めながら昼食。
春という事で、1羽しかいないメス鴨が、
何羽もいる オス鴨に追い回されていました。
でも、結局このカップルが成立。
 お弁当は、近所のおいしいパン屋さんで買ったバケット、
ブロッコリーとモツッアレラチーズ、
プチトマト、
ギリシャ名物ズズキ、
ちょっと皮肉にも、鴨を眺めながら、
鴨のムース。

ボーッと眺めつつ、
色んな話をゆったりしながら、
昼食をしていたら、
2時間程経っていました。
 途中、白鳥の親子も。
お母さんに付いて、4羽の子供達がよちよち。
お父さんはその後を鴨に襲われない様に、
様子を伺いながら着いて行きます。
お父さん、カッコいいですわ。
白鳥なのに、惚れてしまった。
 食後は、こんな森の中をお散歩。
パリ市内とは思えない、森林。
マイナスイオンたっぷり。
 バドミントンを昨日たまたま入ったお店で見つけたので、
それができるような広場を探して歩いていたのですが、
森は奥深く続きます。
 丁度、新緑の時期で、とっても素敵。
究極の癒しです。

ちょっと怖くて写真撮れなかったんだけど、
森の真ん中辺りにある大きな道路に、
かなりグラマラスなお姉さん達が、
広そうな車を路肩に止めて、
ベンチや自前の椅子に座っていました。
そんなお姉さん達が10メートルおきにいるんです。

ここは、パリの有名な
隠れ歌舞伎町のような通りだったみたい。
本物のお姉さんもいるけど、
お兄さん出身のお姉さんもいて、
怖かったです。
昼間から堂々とお待ちしている感じが、
とっても強気そうで、
もの好きもいるんだなぁと関心。
どうしてもという方は、ここへどうぞ。

ってせっかく白鳥の親子や森林で癒されたのに、
台無し。。。
Parcという名前につられて、
バドミントンができるような広場が
あるかなぁと思ってやってきたのが、
Parc de Bagatelle(バガテル公園)。

でも、想像していたような広場は無く、
木々の茂った公園でした。
 結婚式にピッタリのような建物も中にあります。
 素敵な彫刻とお花。
 藤の木のアーチをくぐって。。。
 野菜ガーデン。
アスパラガスが腰の高さぐらいまで成長していて、
めっちゃビビりました。
食べれるのか、味はどうなのか気になるところです。
 奇麗なお花が咲いていて、
バラのようにそれぞれ名前があって、
名前と色の一致を1つずつ確かめて、
納得したり、疑問に思ったり、
楽しかったです。

可愛い老夫婦がデートしていて、
とっても和やかな気持ちになりました。
 バラ庭園もあるのですが、
時期がちょっと早かったみたい。
家族が来る頃には、満開のバラでいっぱいになるかなぁ。
そして、最後にクジャクさんにご挨拶。
人慣れしていて、ビビる気も全く無く、
堂々と歩いていました。

本日のパリ、29℃。
結構歩いて森の中をお散歩したので、
バドミントンをする体力はもう無く、
結局、次回に持ち越しました。

ブローニュの森へのアクセスが
ちょっと大変だなぁという事を今日感じました。
私は近くに住んでるから良いですが、
パリの3分の1ぐらいの広さのこの森、
市バスは通ってないし、
最寄り駅も遠い。
公園内は自転車で通れる様になってるけれど、
自転車レンタルも入り口辺りにしか無く、
端から端へ歩く以外、
中を散歩する方法がありません。

もう少し交通の便を良くしてくれると、
もっと行き易く、都会から抜け出して、
癒しのひと時を楽しめるのになぁと思いました。

これだけ雨が続いていて、
ピクニックも去年の秋以来だったので、
とっても楽しい休日を過ごせました。
次は、バトミントンです。

23.5.12

Un gars, une fille

250日目。


最近の日課、
それは、"Un Gars, Une Fille"というテレビ番組を見る事。


今年のアカデミー賞作品賞を受賞した、
"Artist"に主演として出演していた、
Jean Dujardinさんですが、
彼は、この番組から人気を得たそうです。


この番組、フランス夫婦の日常を面白おかしく
再現したコメディ番組。
1つのストーリーが5分程で、
テンポよく進んで行くし、
何より面白い。


これぞフランス人って感じで、
とっても可笑しくて、
見始めたら止まりません。


もう制作はしてませんが、
テレビ局は毎日再放送をしています。
夕方6時から7時の1時間、
放送しています。


もちろん、フランス語字幕を付けて、
フランス語の勉強にもなって、
一石二鳥。


Youtubeでも見れると思うので、
興味のある方はどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=ZsW4-Xj6JPs

22.5.12

Après 8 ans

249日目。

今日は、私にとってとても大切な日。
8年前の今日、アメリカに飛び立った日。
私の長い海外生活が始まった日。

高校を卒業してすぐの18歳の私、
アメリカという夢の国を追いかけて、
家族から逃げるように日本を飛び出した日です。

あれから8年もの年月が経ちました。
若かったなと思う事も多々あるけれど、
変わってないなぁと思う事も沢山。

それでも、不器用ながらも、
いろいろな事をして、
いろんな人に会って、
いろんな場所に行き、
沢山の良い思い出を作って、
大学を卒業して、
就職もして、
そして、
今パリにいて、
少しは大人になったかな。

そして、約3ヶ月後には、
日本に戻ります。
長くかかったけど、
まだまだ自信は無いし、
胸を張ってとは言えないけど、
今まで逃げていた自分とさよならをし、
ちゃんと日本と言う国と向き合う決心がつきました。

客観的に見れば、
ちょっとふらふらしてて、
社会人としては失格かもしれないけれど、
社会人である前に、地球に生きる一人の人。
社会に流されず、自分の満足行く道を進んできたし、
これからもそうして行きたいと思う。


8年前の自分には、
今の私はまったく想像していなかった。
未来なんて関係ない程、
真っすぐ今を生きていたなぁ。
夢中で駆け抜けている自分、
凄く輝いていたと思う。

大人の階段をのぼるに連れて、
あの頃の輝きを失いつつあるのもかなり実感している。

でもやっぱり、あの頃の様に、
未来の為に生きるのではなくて、
やっぱり今の自分の為に生きたいって強く思います。
毎日、明日この世から消えても大丈夫な自分でいたい。

私の中でこの日は本当に大切な日で、
このように自分の今の状況と向き合える大事な日。

そして、出会ってお世話になった方や友達、
そして支えてくれた家族への感謝の気持ちを
再確認出来る日なのです。

皆様、本当に感謝しています。
ありがとうございます。
これからも、よろしくお願い致します。

21.5.12

une lettre de l'Assurance Retraite

248日目。

10日程前にあるお手紙が届きました。
(Assurance Retraite)年金保険署からのお手紙でした。

ワーキングホリデーでアルバイトとして働いていても、
普通に働いている人と同じように、
所得税や年金など様々な社会税が引かれます。
その中に含まれる年金税。

払ってはいるものの、
それに関して必要な個人番号
(Sécurité Social Number)が無いので、
(以前取得しようとしたけれども、諦めたものです。)
私の個人情報の確認が出来ませんという手紙でした。

この年金税、
フランスと日本間では、
フランスで一時的に年金を納めていても、
日本で換算される為、
ここで納めていたという事実はとても大切です。

なので、いくらセキュリテソシアルが無いからと言って、
きちんと年金を納めていた事にしておかないと、
後々損する事になってしまいます。

その手紙には、
個人番号、名前、生年月日、出生地、サイン
を記入する箇所があり、
個人番号は取得中という事で、
”pas encore"と記入し、
他の箇所も記入して、
同封してあった返信用封筒に入れて、
送り返しました。

ちょっとした事だけど、
きちんとしておくか、おかないかでは、
後々に響く可能性も出てくるので、
ちゃんとやるべき事はやっておいた方が良さそうです。

今日、この日記を書くにあたって思い出したのが、
2011年度の確定申告。
2011年にフランスにおいて収入を得た人全員が
確定申告(個人で書類を提出)の義務がありあます。
そして、その締め切りが今月末。

ちょっと調べてみたら、
ワーホリの人は必要無さそうな雰囲気。
きっと、やっても良いけれど、
やらなくても良いという感じ。
下手にいろいろやって、
面倒な事になるのも嫌なので、
何もせずにいる事を選びました。

20.5.12

La Cinémathèque Française

247日目。

昨夜のLa Nuit des Muséesの続き。
Les Arts Décoratifsへ行った後は、
(フランス映画博物館)へ行きました。

この博物館も行きたかったけど
まだ行ってなかったところの1つ。
その理由は、現在開催されているTim Burton展。
どこかで見た事あるような雰囲気の外観。
そう、LAのWalt Disney Concert Hallと同じ建築家の
フランクゲリーさんデザインの建築物。

到着すると、やはり大人気のこの展示会、
無料という事もあって(普通€12)、
大行列。
待ち合わせしていた友達が先に到着していたので、
少し並んでもらったけど、
私の到着後も1時間ちょっと並びました。
やっと中に入り、現在公開中のTim Burton最新映画、
Dark Shadowのキャラクターの絵柄の
エレベーターに乗って、
展示会場へ向かいます。

残念ながら、この先は写真撮影禁止ゾーン。
写真ありません。
興味のある方は是非見に行ってください。
かなりお薦めです。
12€払う価値は十分ある程の素晴らしい展示会でした。

Tim Burtonさんの天才的なイラスト、
そこから生まれたキャラクター、
キャラクターの模型などなど、
いい意味でかなりぶっ飛んでて、
久しぶりに衝撃を受けました。
これだけ絵を見てワクワク感を感じたのも久しぶり。

しかも、彼はLA育ちで、
知った土地の名前や写真が出てきたりして、
凄く懐かしくなっちゃいました。
きっと、LAで自由奔放に育ち、
色々なストリートや現代アートを見て、
映画の中心地という環境の元、
彼のような才能が生まれたんだなぁと思いました。

Tim Burtonの映画見てないのが多いので、
ちょっとこれから彼ブームが私の中で起こりそうです。

1フロアの展示会場で、
スペース的にはそんなに広くなかったけれど、
展示数が以外に多く、
見終わる頃には夜11時近くなってました。
それでも、これだけの人が。
ここでは、劇場もあって
Tim Burtonの映画が上映されているみたいです。
最後にこれだけ写真撮ってきました。
ロビーにあった大きなキャラクターの模型。
キモ可愛いっす!

という事で、La Nuit des Museesを多いに利用して、
1晩で2つの美術館をはしごし、
どちらも素晴らしい展示で、
とっても大満足で充実した夜になりました。

これから、日本に帰ったら、
こんな贅沢な事はなかなか出来ないだろうなぁと思うと、
とっても残念です。
日本でもこういう企画があるとよいのに。

19.5.12

Nuit des Musees - Les Arts Decoratifs

246日目。

今年で第8回目を迎える、
ヨーロッパ全土の国立美術館が無料で公開される、
La Nuit Europeenne Des Museesが開催されました。

パリでも様々な美術館や博物館が参加。
La Nuitって事で、
大体18時頃から夜中までのイベントです。

ウェブサイトを見てみたら、
まだ行ってなく、行きたいと前から思っていた美術館も
無料公開する事を知って、
これはチャンスだと思い、
2カ所も行っちゃいました。

今日は、その1カ所目に行った、
ルーブル美術館のすぐ隣にあって、
ルーブル宮の一部がその美術館になっている、
装飾アート美術館。
現在、Louis VuittonとMarc Jacobsの特別展が開催されていて、
それを見に行こうとずっと思っていたので、
とても良い機会になりました。

18時からのこのイベント、
土曜日の夜という事もあって、
結構並ぶと聞いたので、
17時半頃到着。
列ができてはいたものの、
前から20人目ぐらいに並べました。
30分、読書をしながら待ったら、
あっという間に中に入れましたよ。

まずは、第一目的の特別展示室。
 人気で、どんどん人が入って行きます。
 初期の頃のLouis Vuittonのトランク。
彼のブランドはトランクから始まりました。
カバーや縁取りに色々な工夫がされていて、
それが人気を得た理由です。
 トランクの中身はベッドという、
素敵なアイディア!
これがあれば、どこでも寝れちゃいますね。
 そして、現在のLVの作品達。
マークジェイコブスさんが
デザインディレクターを務めています。
懐かしい形や柄があったり、
最新のとても斬新なデザインがあったり、
お勉強になります。
 鞄だけではなく、
服の方の展示もありました。
 もちろん、シューズも。
この展示の仕方も凝っていて、
それだけでも楽しめちゃいました。
 日本の誇る、Takashi Murakamiさんと
LVのコラボ作品も展示。
このモノグラムすごく流行りましたよね。
とっても懐かしい。

という事で、これだけでも大満足だったけど、
せっかくなのでメインの展示も見に行きました。
 入り口を入ってすぐは、
吹き抜けになっていて、
とても良いスペースでした。
 上からの眺め。
 家族でファッションショー的なイベントもやってて、
なんだか可愛らしかったです。

広告博物館も中に入っていて、
今はRicardというお酒の広告の展示がされていました。
 60年代から現在までのRicardのデザインや
広告の歴史を見ていて、
時代描写が垣間みれてとても良かったです。
 途中、コーヒーの無料提供もあって、
ちょっと休憩。

それから、一気に9階まで上がって、
上から下へ少しずつ鑑賞。
 インテリアアートの展示です。
 椅子だけでもこれだけの種類。
将来、家に買う椅子をどれにしようか吟味。
 見ていてなんだか落ち着くなぁ、
と思ってたら、
日本人の作品でした。
上階の窓からは、
天気は悪いけど、眺めも良い。
フランス特有の アートデコのインテリア展示も。
このランプ、お花をモチーフにしていて、
とっても可愛かった。
 下に下がって行くと、
フランス16世紀から18世紀のインテリア展示です。
 ここは、昔の子供の部屋を再現。
 これぞ、フランスという感じのお部屋。
シャンデリアやハープが素敵。
 特別展示もあって、
コルセットなどの展示も。
これは、星座占いのオブジェらしいです。

という感じの盛りだくさんな美術館で、
2時間で急いでまわったので、
ちょっと見落としもあるかもしれないけど、
想像以上に広く、
時間に余裕があれば、
ゆっくり鑑賞も良いかもしれません。

インテリアに興味や知識のある方には、
とってもお薦めの美術館です。

本当にパリには素敵な美術館が多くて、
素晴らしいところです。