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12.5.12

Athens Vacation 4

240日目。

アテネ旅行4日目。

朝食から嬉しい出来事。
 毎日お店で食べていたお気に入りの
ギリシャヨーグルトが、
ホテルの朝食の中に出てきたのです。
ラッキー!
ギリシャヨーグルトとっても美味しいくて、
大好きになりました。

この日は、前日買った観光共通パスを使って、
Ancient Agora(古代アゴラ)に行きました。
 アタロスの柱廊博物館(ストア)。
この建物は古代ギリシャ時代の建築を
完全に再現したそうです。
 中は、博物館になっています。
 彫刻、陶器や食器、装飾品などなどが
展示されていました。
 この古代アゴラはその昔、市場として使われ、
この辺りには何百軒もの商店が並んでいたそうです。
 奇麗に残されている柱の飾り。
 季節的に木々の緑が輝いていて、
花も沢山咲いていました。
これはオリーブの花。
これで、ちょっと花粉症気味でしたが。。
 こちらは、オリーブの実。
太陽を沢山浴びて、美味しそう。
 ヘファイストス神殿。
古代ギリシャの建築で一番原型を残している神殿です。
 建物の上にも植物が生えていました。
ラピュタの世界。

観光スポットは中心に集まっていて、
何度も同じようなところを通ったので、
ちょっと暑かったけど、そこから遠回りして、
いつもとは違う道を使って次の目的地へ。
 パナティナイコスタジアム。
ここで、古代オリンピックを丸裸でやっていました。
残念ながら、ここは共通パス外。
なので、ここで記念撮影をして終了。
 道路を渡るとその先にある有名な銅像。
なんで有名かと言うと、彼の大事な部分が無い。。。
なんど新しいものを与えても、すぐに無くなるらしい。
なので、今はもう付けてもらえないみたい。
こんなに立派な体格なのに、そこが無かったら、
女々しいっす。
 そこからすぐ近くにあるのが、ゼウス神殿。
周りに何も無く、この巨大な柱だけがある感じが、
遺跡っぽくてよかったです。

 柱の1つは突風によって倒れてしまったらしいのですが、
それも自然の成り行き。
それをそのままの形にしているところに
また1つの歴史を感じて、
修復作業中のパンテノン神殿よりも、感動しました。

歩くのも暑くて疲れたので、
ちょっとバスに乗ってみました。
バスは、バス地図が存在しないのか、
どこをどのバスが通っているのか、
まったく不明で、なかなか乗るチャンスがなかったです。

ゼウス神殿からオモニア駅に行くバスを発見したので、
乗り込みましたが、途中まだ見てない建物を発見したので、
下車。
 シンタグマ駅とオモニア駅の間にあるのが、アテネ大学。
立派な大学の入り口。
勝手なイメージだけど、歴史や考古学が有名そうですね。
 何て書いてあるか全く分からないけど、
何かしら訴えています。

さて、沢山観光した後は、ランチ。
この日のランチは、前日たまたま通りかかった旅行代理店の
店先にいたおじさんが聞いても無いのに、
ここに行けと教えてくれたお店に行きました。
このおじさん、日本に滞在した事があるみたいで、
日本の県名を言い並べて、
それぞれの特徴を日本語で述べて、
カタコトの日本語でいろいろお喋りしてきました。
とっても明るくて、とっても気さくで良いおじさん。
せっかく教えてくれたお店、行くしか無いです。

場所は、オモニア駅とモナスティラキ駅の中間にある
大きな市場の近くにありました。
Diportoと呼ばれる大衆食堂的な感じのレストラン。
市場と中華街の中心地にあって、
1階は中国系の商店。
その地下にあって、一見分かり難いけど、
魚の焼いた美味しそうな匂いが目印。
9 Sokratousにあります。
大きなワインの樽から白ワインを注いでくれます。
新しい樽を開けてお客みんなで試飲。
地元のおじさん達のたまり場的なこのお店では、
マエストロがいて、
テノール歌手がいて、
急に歌いだして、指揮をしだす。
急に合唱が始まったり、
アコーディオン奏者が来たり(これは流し)。
もうこれぞ地元って感じ。
長く外国に住んでるけど、
こういう感じはさすがに初めて。
こういうのを求めていたんです!!

しかも、日本人は地元のおじさん達からしたら珍しく、
チヤホヤ。
ギリシャ人は本当に親日の人達ばかりで、
とっても嬉しいです。
この博士みたいなおじさんが店長。
頑固そうな外見とは裏腹に、
とっても優しいおじさん。
何も注文しなくても、一通りのランチが出てきました。
カジキマグロ(だと思う)のグリル。
サラダ、
マッシュポテトにオリーブオイルのかかったもの
これ最高でした)。
お魚はもちろん市場から仕入れた新鮮な魚で、
とっても美味しかったです。
デザートのサービスも。
これだけ食べて、1人€10ちょっと。
安い。
ここは本当にお薦め。
旅行代理店のおじちゃんにも感謝です。
その後は、目の前の市場をお散歩。
野菜やフルーツ売り場。
どれもこれも新鮮で安い。
ハーブも有名みたい。
これ全部€1。
スパイスも。
そして、魚介市場。
イカイカイカ!
イカスミ!
カッコいいお兄さんが、大きな魚(不明)
をさばいています。
精肉市場で写真を撮ろうとしたら、
陽気な兄さん方が、俺ら撮ってくれよぉ〜!って。
右側の兄さんいたずらされてますけどね。。。
こういう明るいギリシャ人大好き。
豚足。
レバー。
羊と牛の頭。
この国の人は何でも食べるのかな。。。
ちょっと不気味。

ギリシャのパン屋さんに行ってなという話に、
パン屋の前を通った時になって、
パン屋に入りました。
これらはギリシャの伝統的なスイーツ。
お腹いっぱいだったので、ギリシャドーナツを一個。
ハチミツたっぷりで、めっちゃ甘かったです。
口直しにコーヒー。
注文は、ギリシャコーヒー。
エスプレッソと違って、
パウダー状のコーヒー豆をポットに入れて、
お水を入れて、沸騰させます。
これがギリシャコーヒー。
コーヒー豆がパウダー状なので、
2番のコーヒーのような変に薄い感じ。
粉はカップの下に沈殿します。
変わった味です。

その後は、経済危機で物価の安いギリシャでショッピング。
ここもユーロ圏なので、H&Mやらの安いお店や靴屋さん、
ショッピング街ももちろんあります。
私は、水着買っちゃいました。
だって、€10だったんだもん。
安過ぎ。

お買い物の後は、ギリシャ最後の晩餐に向けて、
まだ行ってない辺りへ向かいました。
レストランを調べておいてくれたみたいで、
そこを目指して。
アテネ市内の中心から北東辺りに位置する
Exarchiaのこの辺りは、
ちょっと治安が悪そう。
でも、アテネの若者の集う街。
ヒッピーやヘビメタ系の女子男子が沢山いました。
マリワナの匂いもプンプン。

調べておいてくれたレストランは結局この不景気の為、
店じまいしていて存在しておらず、
周辺の良さそうなレストランに入りました。
最後は、もちろんギリシャ料理のおさらい。
ピタ、ズジキ、グリークサラダ。。。。
全部美味しい。
最後の最後まで食事は大当たり。

この日で観光は終了。
次の日ルームメイト達は朝6時の飛行機に乗るため、
この日の夜でお別れ。
私も朝10時半の飛行機だったので、
ホテルで朝食を食べて、
行きと同じバス(X95)に乗って、
空港に向かいました。
アテネ空港は、とっても奇麗な空港で、
免税店もちゃんとあって、
液体系の商品も空港内だったら購入/持ち込みOKでした。

という事で、今回でアテネ日記終了。
ギリシャは想像以上に良い国で、
毎年バケーションで訪れたい国の候補です。
良い天気、海、観光、食事、人、
お買い物、どれをとっても最高で、
凄く楽しい旅行になりました。
誘ってくれたルームメイトに感謝です。

パリに来る前に、
まさかギリシャまで行くなんて、
想像してなかったので、
行く機会があって、
迷ったけど行ってみて、
貴重な素晴らしい時間を過ごせて、
また一生の思い出ができました。

今回の旅行で良い時を与えてくれた
ギリシャに感謝の意を込めて、
ギリシャ製品をひいきに購入して行きたいと思います。
少しでも経済の手助けが出来れば良いです。

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