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19.5.12

Nuit des Musees - Les Arts Decoratifs

246日目。

今年で第8回目を迎える、
ヨーロッパ全土の国立美術館が無料で公開される、
La Nuit Europeenne Des Museesが開催されました。

パリでも様々な美術館や博物館が参加。
La Nuitって事で、
大体18時頃から夜中までのイベントです。

ウェブサイトを見てみたら、
まだ行ってなく、行きたいと前から思っていた美術館も
無料公開する事を知って、
これはチャンスだと思い、
2カ所も行っちゃいました。

今日は、その1カ所目に行った、
ルーブル美術館のすぐ隣にあって、
ルーブル宮の一部がその美術館になっている、
装飾アート美術館。
現在、Louis VuittonとMarc Jacobsの特別展が開催されていて、
それを見に行こうとずっと思っていたので、
とても良い機会になりました。

18時からのこのイベント、
土曜日の夜という事もあって、
結構並ぶと聞いたので、
17時半頃到着。
列ができてはいたものの、
前から20人目ぐらいに並べました。
30分、読書をしながら待ったら、
あっという間に中に入れましたよ。

まずは、第一目的の特別展示室。
 人気で、どんどん人が入って行きます。
 初期の頃のLouis Vuittonのトランク。
彼のブランドはトランクから始まりました。
カバーや縁取りに色々な工夫がされていて、
それが人気を得た理由です。
 トランクの中身はベッドという、
素敵なアイディア!
これがあれば、どこでも寝れちゃいますね。
 そして、現在のLVの作品達。
マークジェイコブスさんが
デザインディレクターを務めています。
懐かしい形や柄があったり、
最新のとても斬新なデザインがあったり、
お勉強になります。
 鞄だけではなく、
服の方の展示もありました。
 もちろん、シューズも。
この展示の仕方も凝っていて、
それだけでも楽しめちゃいました。
 日本の誇る、Takashi Murakamiさんと
LVのコラボ作品も展示。
このモノグラムすごく流行りましたよね。
とっても懐かしい。

という事で、これだけでも大満足だったけど、
せっかくなのでメインの展示も見に行きました。
 入り口を入ってすぐは、
吹き抜けになっていて、
とても良いスペースでした。
 上からの眺め。
 家族でファッションショー的なイベントもやってて、
なんだか可愛らしかったです。

広告博物館も中に入っていて、
今はRicardというお酒の広告の展示がされていました。
 60年代から現在までのRicardのデザインや
広告の歴史を見ていて、
時代描写が垣間みれてとても良かったです。
 途中、コーヒーの無料提供もあって、
ちょっと休憩。

それから、一気に9階まで上がって、
上から下へ少しずつ鑑賞。
 インテリアアートの展示です。
 椅子だけでもこれだけの種類。
将来、家に買う椅子をどれにしようか吟味。
 見ていてなんだか落ち着くなぁ、
と思ってたら、
日本人の作品でした。
上階の窓からは、
天気は悪いけど、眺めも良い。
フランス特有の アートデコのインテリア展示も。
このランプ、お花をモチーフにしていて、
とっても可愛かった。
 下に下がって行くと、
フランス16世紀から18世紀のインテリア展示です。
 ここは、昔の子供の部屋を再現。
 これぞ、フランスという感じのお部屋。
シャンデリアやハープが素敵。
 特別展示もあって、
コルセットなどの展示も。
これは、星座占いのオブジェらしいです。

という感じの盛りだくさんな美術館で、
2時間で急いでまわったので、
ちょっと見落としもあるかもしれないけど、
想像以上に広く、
時間に余裕があれば、
ゆっくり鑑賞も良いかもしれません。

インテリアに興味や知識のある方には、
とってもお薦めの美術館です。

本当にパリには素敵な美術館が多くて、
素晴らしいところです。

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