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31.7.12

Voyage en train de l'Est-Europe: Report 1

318日目。

東欧電車の旅:3日目。

出発をしてから3日が経ちました。
やっとホステルに宿泊の日が来て、
やっとパソコンを開けて、
インターネットをしています。

でも、調べる事が多々あって、
ちょっとブログの時間が無さそうなので、
報告までにかいつまんでここまでの流れを。

7月28日、夜行バスでパリを出発し、
朝6時頃、Strasbourgに到着。
小雨が降ったり止んだりだったけど、
なんとか観光する時間までには止んで、
半日観光。
 大聖堂のでかさと細かさにビックリしました。
 Pettit Franceと呼ばれる可愛らしい建物の並んだ場所。
 日曜日で、こんな伝統衣装を着て、
歌と踊りのパフォーマンスが行われていました。
 夕方頃、ドイツ国境を電車で渡り(€8)、
ドイツへ入国。
Offenbourgという街に来たけど、
小さな街に加えて、日曜の夕方過ぎだったので、
店は閉まってるし、凄く静か。
でも、やっぱり建物が可愛いです。
 仕方が無いので、夕飯。
もちろん、ドイツビール!
郷土料理をこんな所で食べるのもなんなので、
今後の野菜不足を見込んで、サラダを注文したら、
こんなでかかった。

ドイツ入国した際、
駅で今後の夜行などのチケット予約を試みたら、
パリで予約出来なかったチケットが無事予約できました。
指定券料も結構安く、殆どが€4。
でも、まだあともう少し予約ができないのがあったので、
これは、オーストリアで予約できるかもと言われたので、
オーストリア入国の際にまた予約してみます。
これでダメだったらどうしよう。。。

フランスから飛び出したので、
やっとInterrailパスが使えます。
Offenbourgから一気にチェコのPrahaに
夜行列車で行きました。
座席だったけど、しっかり寝れましたよ。
ちょっとウザいフランス学生団体がいたけどね。
 これがPrahaのドナウ川。
本当に綺麗。
旧市街とプラハ城とこの川。
今が何世紀か忘れてしまいます。
 プラハ城。
 プラハ城は丘の上にあるのですが、
そこからの眺め。
赤い屋根が本当に素敵。
エストニアに行った時の感動が蘇ってきました。
 カラフルな建物があって、
これも本当に素敵です。
 天文時計が有名らしくて、
毎時、キリスト様が顔を出します。

そんな感じで、1日プラハ弾丸観光。
そして、この夜はまた移動。
Prahaから次はポーランド、Krakowです。

そして、今朝Krakowにちょっと遅れて到着。
まずは泊る予定のホステルへ行き荷物を預けようと思い、
道に迷ってかなり遠回りしちゃったけど、
早朝なのにチェックインができちゃって、
やっとまずシャワーを浴びれました。
ラッキー。
荷物を片付けたり、洗濯したり。

今日行こうか、明日行こうかとっても迷ったけど、
明日Interailパスを使いたくないので、
今日行く事を急遽決定。

急遽だったから、電車に間に合うか駅まで走ったり、
結局間違えた電車に乗っていたり、
でも方向は間違ってなかったみたいだけど、
乗り換えが必要で乗り換え電車が来るまで、
何にも無い駅で1時間の待ち。
やっと着いたのが、15時。
 そう、行って来たのは、
第二次戦争中にドイツ軍が強制収容所として利用していた、
Auschwitz。
 今も当時のまま残っていたり、
いろいろな写真や使われていたものが展示してあったり、
消却室(人を燃やす場所)に行った時には、
涙がこぼれました。
とても悲しい人間の歴史を感じました。
 この線路の奥にも収容所があります。
ここについては、後ほど詳しく書きますね。

行きは散々だったので、
帰りは気をつけようと思って、
帰りの電車の時間を気にしながら見学していて、
駅に戻ったのに、電車の時間を間違えていて、
結局また1時間以上待つはめに。
他に方法が無いかバスを探しまくったら、
Krakowまでのバスがあって、
20分後に来るのを発見。
無事バスに乗って、13plnを払い(約€4)、
2時間弱で戻ってきました。

半日弾丸強行観光にでかけて、
お腹が空いたので、調べておいたお店に直行。
ホステルからも1ブロック先と近くにあって、
夜11時までやっています。
ポーランド風餃子のピロシキと、
ポーランドのスープ、ジュレックをいただきました。
ビールも一緒に。
これで、23pln(約€10)でとっても安い!
しかも、美味しかったです。
このスープめっちゃウマでした。

そして、この3日間の疲れをとるため、
ホステルに戻り今に至ります。
11人共同部屋でちょっと心配したけど、
週の初めという事で、
私ともう一人女の人の2人貸し切り。
彼女はもう寝てしまっているので、
殆ど貸し切り状態。
11人部屋を2人とか、
スペースありすぎてかなり贅沢。

という事で私も寝ますね。

今後の流れは、
明日Krakowを1日観光して夜行で出発。
朝、AustriaのViennaに到着。
初Couchsurfingのホストの家にお邪魔をします。

またAustriaで更新出来ると良いです。

28.7.12

Voyage en train de l'Est-Europe: départ

315日目その2。

本日の夜から、とうとう1ヶ月の旅行に出発です。
その為、今ちょっとブログを更新。
次はいつ更新できるか分からないので。
それぞれの目的地が、大体1日ずつと弾丸なので、
なるべく毎日更新したいのですが。。。

随分前からちょっとずつ計画を練って、
準備をしてきたこの旅。
何とかなる事は分かっているけど、
何だか心配。
今回、カメラ、パソコン、iPhoneと
自分の持っている一番高価な物も持っていくので、
スリに合わないかちょっと心配。
あと、ちゃんと予約した通りにホテルや電車が大丈夫か、
予約ができていない電車のチケットが取れるのか、
Couch Surfingの人達は良い人だろうかとか。。。
なんだか緊張してきました。

でも、余裕でいるよりも、
少し緊張していた方が、
いろいろ気をつけられるだろうし、
警戒心も常にあると思うので、
これぐらいが良いのかもしれません。

アルバイトの最後のお給料が思ったより多かったし、
アパートのデポジットも全額返金されて、
金銭面の心配はこれでなくなったので、
困ったらお金で解決って事も出来そう。

ただ、やっぱり今日の午前中に引っ越しで、
運ぶのは1回で済んだけど、
スーツケースに詰め込み過ぎて、
久しぶりにヘコタレそうなぐらい重かったので、
ちょっと出発前から体力を消耗してしまって、
今夜出発で、朝までバスとか大丈夫か心配です。

今は、先ほど、元ルームメイト
(現ルームメイトになるのかな)と、
ブランチをしてお腹がいっぱいになり、
部屋に戻って、シャワーを浴びて、準備をして、
ちょっとゆっくりリラックスしている所です。
昼寝をすると、バスで寝れなくなるので、
頑張って目を開けているところです。

さて、今後の予定ですが。
今夜バスでパリを出て、
明日の早朝、フランスとドイツ国境にある街、
Strasbourgで半日過ごした後、ドイツ国境を渡り、
Offenbourgという小さな街に移動して観光。
夜、夜行列車でチェコのPrahaに行きます。
Prahaに朝着いた後、1日観光をして、
その後チケットがうまく取れれば、
PolandのKrakowにまた夜行で移動します。
Krakowのホステルを予約してあるので、
ここでは、ゆっくり観光するつもりです。
という訳で、ここまで旅の第1章かな。
あくまでの予定なので、どうなるか。

それでも、色んな国にいて、
街を見て、人と話して、美味しいもの食べて、
楽しい旅行になると良いです。

ロンドンオリンピックも始まったので、
夜はスポーツバーに行って、
それぞれの国を応援したいと思います。

では、行ってきます。
パリとはしばしのお別れです。

déménager de l'appartement

315日目。

昨日はアルバイト、
今日はアパート。

1月の終わりから半年間住んだ
今のアパート(女中部屋)から、
本日引っ越しでございます。

先日最後の最後に大事件を起こしてしまったけど、
それ以外は何事も無く、
むしろとても気に入ったお部屋で、
”家”というものを感じられました。

大家さんも良い人だったし、
場所、眺め、ご近所さんなど、
いろいろアパート事情の話を他の人から聞いたけれど、
ここはそんな事は全く無く、
本当に良いところでした。

パリに来てから買い足した物は殆ど無く、
引っ越しはきっと楽だろうと思っていたのですが、
旅行用荷物と最後パリに帰って来てから必要な荷物と
いろいろ考えながらのパッキングで、
チキンな私は、
あれもこれもと必要なんじゃないかと思ってしまい、
なんだか捨てるに捨てられず、
思ったより荷物が多くなってしまいました。

それでも、ここに引っ越して来た時は、
スーツケース4つを使ったのですが、
今回は、旅行用スーツケースとバックパック、
引っ越し用スーツケースと大きなバック。
そんな感じで済みそうです。

荷物はと言うと、
パリに来て一番最初に住ませてもらった
ルームメートのアパートに置かせて頂く事になって、
パリに帰って来てから、
日本に帰国までの間、
そこに居候させてもらいます。

実は、昨日バイトの帰りに、
引っ越し第一弾で荷物を運びました。
なので、今日はあと1回で済みそうです。

昨日、バイト最終日では
そんなにお別れという感じはしなかったのですが、
今日、やっぱりこの愛着の湧いたアパートから、
一生離れると思うと、
なんだかお腹が痛くなってきちゃいました。

そして、あぁ〜、パリからこうやって去って行くのか、
と実感が少し湧いてきました。

人生で初めての一人暮らしをしたこのアパート。
いろいろな思い出や日常がここに詰まっていて、
半年間だったけど、
これもまた良い経験だったなと思います。

人生、前にどんどん進んでいかなきゃいけません。
良い思い出を運んで、
次の場所へと進んでいきます。

アパートやお世話になった方に、
感謝です。
ありがとうございました。

27.7.12

Dernier travail

314日目。

今日はアルバイト最後の日でした。

最後という事で、
店長さんが高級アイスクリームと
マカロンを買ってきてくれて、
皆さんで分けて食べました。
今日もとっても暑い日だったので、
仕事の後のアイスはとっても美味しかったです。

パリに来て直ぐからアルバイトをし始めた、
日本食レストラン。
古い定食屋さんって感じで、
馴染みの常連さんが毎日来る様なお店。

最初は、ランチタイムの
ウェイトレスとしてだけ働いていたけど、
キッチンで仕込みも手伝ったり、
夜もウェイトレスとして働いたりと、
いろいろやらせて頂きました。

生活費を稼ぐためという目的で働き出したのだけど、
これだけ長期間働いただけあって、
やっぱり得るものはありました。
お店のプラス/マイナス面から、
いろいろな事を学び、
お料理の事、経営の事、
フランスにおける日本食レストランの事、
人間関係の事、
色々なお客さんがいる事。

たまにちょっと働き過ぎて、
自分のパリにいる目的を見失ちゃいそうな時もあったけど、
ただお金を稼ぐだけではなく、
それと同時に学べる事もあったので、
良い経験になったと思っています。

フランスで働くためのシステムなんかも、
何も知らない私でしたが、
いろいろと教えてもらい、
今日も「退社」という形で最終日を迎え、
見た事も無い書類を揃えて頂いて、
フランスならではの書類思考な感じがまた見えました。

今月のお給料と有給
アルバイトでも有給もらえたみたい)、
そして、店長からの気持ちという退社金を頂きました。

遠い将来、小さなカフェを開きたいと思っている私は、
この経験は本当に将来の足しになると思います。

1ヶ月の旅の後、またパリに戻って来て、
その時また顔を出そうと思っているので、
なんだか今日が最後という感じは全くしなく、
涙も出なければ、変な感覚にも陥らず、
逆に変な感じです。
また明日も7時に起きて9時にはお店に行く様な、
そんなただ普通なお別れでした。

いろいろお店のマイナスな面も見て来たけど、
食事は美味しいと私は思っています。
炭焼きで魚を焼くお店、
日本でも最近は無いですよね。
美味しいお魚かお弁当が食べたくなったら、
是非ってお薦め致します。
(場所を知りたい方は、個人的に連絡ください)。

という訳で、少しずつパリ生活も
終わりに近づいて来ていて、
それは本当に辛く寂しい事です。

26.7.12

Les Docks : Cite de la Mode

313日目。

最近オープンしたばかりの新観光スポットに
行ってきました。
パリの東側の13区、Gare L'Austelitz近くのセーヌ沿いに
最近新しい建物がオープンしました。
その名も、Les Docks
 その名の通り、波止場のようなデッキの敷かれた建物です。
ここは、モード系専門の建物で、
今話題の展示会が中に入っている、
Cite de la Modeに行ってみました。
 Cristobal Balenciagaの展示会。
入場は、26歳まで半額の€3でした。
 こんな感じで、彼が生前デザインしたドレスが
ずらりと並んでおりました。

 思ったよりも展示室が狭く、
展示数も少ない印象。
いっぱい写真を撮ったけど、
見に行く方の為にそんなに載せません。

印象的だったものだけを。
民族衣装からの影響を受けたデザインもあったようで、
見比べると面白かったです。
 そして、彼の個人的なコレクション。
中世時代の人々が来ていた服や衣装も展示してありました。
こんな綺麗に残っているのは凄いです。
 デザインしたドレスのテスト写真も展示されていて、
マネキンにかけられたドレスが本物の女性が着ると、
全く印象が上がってエレガントさが増していました。
 そして、その真隣にある展示室には、
Comme des Garçonsの去年の夏のコレクションで
発表されたドレスが展示。
 バレンシアガの黒いドレスと対照的に、
こちらは、"White Drama”と題されているように、
白一色。
 白は白でも、柄やスタイルが違うだけで
様々なデザインがあって、
とっても面白い。
 こちらは、鳥小屋と題されたデザイン。
とってもユニークでおもしろい。
 Rei Kawakuboさんのデザインされたドレスに、
これまた日本人のイラストレーターさんの
ストリートアートのようなイラストが入ったデザイン。
まるで白いキャンパスに自由に書かれたイラストが、
とっても印象的でした。
 このLes Docksは、展示会の他にも、
ブティックやデザインオフィス、
モード系の専門学校なども入っていて、
なかなかオシャレな場所です。
 こんな緑色の鉄鋼がシンボルなんだけど、
下の階から屋上に上がってみました。
 屋上はとってもいい眺め。
観光地から離れているので、
とっても静かにセーヌを眺められます。
屋上には、こんなエコ的なガーデンが広がっていました。
ちょっとこの日は暑すぎたけど、
もう少し涼しい日には、
日向ぼっこが楽しそうな場所でした。

ずっと来ようと思っていて、
結局今頃になってしまったこのLes Docks。
やっぱり観光地から離れた場所で、
静かに展示会に行けるのは幸せです。

でも、まだオープンしたばかりなので、
テナントが埋まっていなく、
ちょっと寂しい気もしましたが、
なんだか久しぶりにゆったりした時間を過ごせて、
優雅な気分になりました。

10月まで展示会はやっているので、
ちょっと時間のある方は是非どうぞ。

25.7.12

la nuit pire des malchances jamais

312日目。

もう最低最悪な夜になりました。

バイト終了後、お土産を買いに街をぶらついていたら、
有名な雑誌のストリートスナップの撮影をされたり、
旅行前の最後の勉強会で楽しい時間を過ごしたり、
いいお天気で気分がとっても良かったのですが、
それが打って変わって嵐の様な夜になりました。

家について直ぐ、鞄を降ろして、
携帯を充電して、窓を開けて、
トイレに行こうと思い、部屋を出ました。
(トイレは別部屋にあります)。

部屋のドアがガチャリと閉まった途端、
ハッと気がついたのは、
鍵を持っていない。
トイレの部屋にも、元の自分の部屋にも戻れない。
しかも、携帯も持っていない。
お金も持ってない。
何も持ってない。
あるのは、自分の体ひとつ。

辛うじて時計は持っていたので、
現在時刻だけが分かる状態。

ドアには、コードも付いていて、
コードを押せば入れるのですが、
バカな私は覚えていない。
自分の運を信じて、
何度も何度もコードをテキトウに押したけど、
そこまで悪運強くなく、
ドアは開きません。

トイレの部屋をシェアしている
シェアメイトさんのお部屋をノックしても、
応答無し。
窓を開けた事を思い出して、
お隣さんの窓から窓へ潜入しようと思って、
ノックしたけど、こちらも応答無し。

こういう時に限って、
同じアパート内に住んでいる大家さんは、
バカンスで不在。

とりあえず、ご近所さんにトイレを借りて、
インターネットを借りました。
ポルトガル人の若い少年に借りたのだけど、
久しぶりに使うPC。使いづらい。
Gmailにアクセスして、大家さんに連絡をとって、
コードを教えてもらおうと思ったけど、
何故だかgmailにアクセスできない。

仕方ないので、彼の部屋から屋根を伝って
私の部屋に行こうとしたけど、
なかなか急な屋根で滑り易く、
8階から落ちたら死ぬので、
断念。

バタバタしている間に、夜の10時。
もう1時間以上過ぎていました。

その間に何度もコードを押してみたりしたけど、
やっぱり運はついておらず、
開かない。

仕方ないので、
シェアメイトかお隣さんが帰宅するのを
待とうと思ったのですが、
11時前になっても帰って来ない。
さっきの青年が気にかけてくれているので、
もう一度パソコンを借りて、
今度はFacebookにアクセス。

ログインできて、速攻Onlineの友達を探したら、
いました。女神様。
パリ在住のお友達。
助けて〜と頼み、今直ぐ来て欲しいと頼んだら、
すぐに返事が来て、今直ぐ来てくれる事に。

タクシーを使って来てくれた彼女に
きちんと事情を説明したら、
なんと、彼女の友達が直ぐ近くに住んでいるとの事。
iPhoneを持っている彼女ですが、
パソコンからの方がいろいろ調べ易いと言う事で、
友達の家に行かせてもらい、
もう一度gmailにアクセス。
すると今度はきちんとログインできて、
大家さんにメールする事ができました。

もう遅い時間で、バカンス中だったので、
返事は来ないとみて、
とりあえず、事情を簡単に説明し、
アクセスコードとシェアメイトの連絡先を聞き、
友達の電話番号とアドレスをお知らせしておきました。

夜も遅いし、これ以上出来る事はなさそうだし、
これだけ待っても
シェアメイトもお隣さんも帰宅していない様子だったので、
シェアメイトに置き手紙をして、
友達の家に泊めてもらいました。

うちのアパートのゲートは鍵だけのアクセスで、
コードは無く、鍵を持っていない私は、
一度外に出るともう一生入れない状態。
アパートの管理人さんもバカンス中。
代わりの人が来ているようだけど、
夜分遅いので迷惑をかけれませんでした。
なので、ゲートは道で拾った木の棒で抑えておき、
なんとか入れる様にしておきました。

そして、今朝、大家さんから友達の携帯に連絡が入り、
コードとシェアメイトの番号を送ってくれました。
すると予想通り、シェアメイトもバカンス中で、
昨夜は家に戻らなかった様です。
やっぱり待ってなくてよかったみたい。
でも、今日戻ると大家さんが教えてくれたので、
連絡をしておきました。

友達はお仕事だったため、同時に彼女の家を出て、
自宅に戻りました。
ゲートはもちろん閉まっていて、
中に入れません。
一か八かで、管理人さんを呼んで、
ここに住んでるけど、鍵を忘れちゃったのと伝えたら、
普通に開けてくれました。
まずは、第一関門突破。

そして、部屋に辿り着き、
大家さんに教えて頂いたコードを押すと、
ドアが開きました。
第二関門突破。

コードは、トイレの部屋のコードで、
自分の部屋のコードでは無かったのですが、
こういう非常時の時の為に、
キッチンに自分の部屋のコードを書いたメモを置いておいたのを思い出し、
それを取り出して、自分の部屋のコードを入力。
そして、ドアが開きました。
最終関門突破。

実に、15時間後の生還です。

もう、本当に本当に自分の注意力の欠けている事に反省。
これによって、色んな人に迷惑をかけたし、
旅行と引っ越し前でバタバタで時間も無いのに、
貴重な時間を無駄にして、
本当に情けないです。

しかも、こういう時に限って、
いろいろ重なるもので、
本当にどうしようもなくなって、
自分の無力さをとても感じました。

こんなバカな私に手を差し伸べてくれた人達には、
本当に感謝です。
本当に本当にありがとうございました。
そして、大変ご迷惑をおかけ致しました。

もうすぐ27歳。
何やってるんだ私。
自分で自分が怖くなりました。
肝に命じます。

24.7.12

Paris Plages 2012

311日目。

お天気も夏らしくなってきたパリに登場したのが、
海の無いパリで、ヴァカンスを取れないパリ人の為に、
セーヌ川沿いに砂浜を作って、
ビーチに見立てて、ヴァカンス気分を楽しんでもらおうと
パリ市が主催で毎年夏にこのParis Plagesが出現します。
 
日曜日に友達とブラブラ行ったのですが、
お天気がかなり良くて、凄い人。
水着を着て、日光浴を楽しんでいる人。
パラソルの下で読書を楽しんでる人などなど。
 子供達も大盛り上がりで、
ここぞとばかりに遊んでいました。
 ここは、予約制で遊べる遊具のある場所。
ボランティアの学生みたいな方が
子供のお相手をしてくれている様でした。
 こんな風に、ビーチには大人も遊べる場所も沢山。
 ストリートミュージシャンもいて、
ビーチに太陽、優しいJAZZで最高な気分。
 砂で出来たシャトーもあって、
いろいろ楽しめます。
 フォークダンスみたいなのを楽しんでいる人達もいました。

どこかで座ってゆっくり出来る場所を求めてウロウロしたのですが、
本当に凄い人で座る場所が見つかりませんでした。
平日のゆっくりした時間に来るべきですね。

実はHotel de VilleでのFnac Liveも
その一環だったみたいです。
パリ北部にあるLa Villetteも同じ様なビーチが出来ていて、
土日には無料コンサートがあったりと、
そちらも楽しそうです。

ビーチには、バーや食事を出来る場所、
図書館的な本をレンタルする場所、
トイレはもちろん、シャワーもあって、
本当に一日中楽しめそうです。

このParis Plagesは8月19日まで行われています。
私は、今週末からパリを離れて1ヶ月旅行に出るので、
ちょっと残念です。

夏の間パリにいる方は、
是非遊びに行ってみてください。

23.7.12

Fnac Live: dernier jour

310日目。

金曜日にも行ったのですが、
日曜日にも行っちゃいました。

LAから来ている友達とパリの友達とブラブラして、
最終的に辿り着いたのがここHotel de Villeで、
気がつけば19時で、もう既に凄い人達。
 もう既に、この日5番目のアーティスト。
スカ/ジャズ/ロックを
フレンチで格好良く歌いこなす彼女、
凄く格好良かったです。
髪型やスタイルも最高にカッコいい。
 バックバンドも素晴らしい演奏で、
一気にファンになりました。
次のバンドは、
Archimedeという久々にピュアなロックバンド。
サウンド的には、Oasisのような感じで、
私は好きだったのですが、
フランス人はこういう系はあまり好かない様です。
皆様棒立ち。
リズムにも乗らない。。。
ちょっとかわいそうでした。
そして、最後の大とり、TRYOというバンド。
トロピカル/エレクトロ/ロック/ラップ的なバンド。
このバンドが登場する前から、
さっきまでの冷めた空気がぐんと暑くなり、
ステージ前にどんどん人が集まり、
座っていた人達も立ち始めて、
凄い盛り上がり様。

登場したらもちろん凄い声援と共に、
盛り上がりが半端無い。
しかも、皆一緒に歌ってる。
凄い人気。


乗り易く面白いサウンドとノリにつられて、
ノリノリで私たちも盛り上がりました。

今日見たバンドは全てフランス人。
それぞれ違うジャンルだけど、
全部私は好きな音楽。
フランスのバンドもっと知りたいと思っていたので、
こうやって生演奏を聴いて、
素晴らしいと感じて好きになって、
知る事ができて、
良かったです。

夏になって、
こういう市が主催する無料イベントの多いパリ。
本当に良い街だなぁ。税金をきちんと使って、
市民を楽しませる政府のあり方が、
市民を思っている街だなと思いました。

日本でもこういうイベントあるといいなぁ。

22.7.12

Tour de France

310日目。

6月30日から始まり、
フランスをぐるりと一周周り、
本日、自転車長距離、
Tour de Franceの最終日でした。
最終日は、なんとここパリの
シャンゼリゼ通り、凱旋門。
 朝通りかかった時は、
もう既に交通整理をして通行止め。
でも、まだ人は集まっていなかったです。

家に帰って調べると、
14時頃に到着し始めるらしかったので、
またそれぐらいの時間に行ってみました。
 行ってみると、なんだかもの凄い人。
観光客に混じって、見物客もいっぱい。
自転車競技の世界について全く知識も興味も無いので、
何故だからか全く分からないんだけど、
イギリス人多かった。
オーストラリアとかスイスとかアメリカとかの旗を
背をっている人もいたけど、
圧倒的にイギリス国旗がよく目につきました。
 行ってみると、スポンサー会社による、
パレードが大盛り上がりで行われていました。
ミッキーもいましたよ。
クラクションをプープー鳴らして、
大きなトラックの荷台にキャラクターや人が乗って、
通って行きました。
 グッズ販売もしていて、
タオルやT-シャツなど10点入ったグッズが、
€20でセットで売られていました。

この先いつ着るのか、使うのか不明だけど、
購入している人めちゃめちゃいました。

14 Juilletの時の様に
最前列を陣取れる感じも無い程の人だし、
久しぶりにパリはいい天気で暑いしで、
一定の場所でジーッとせず、
シャンゼリゼ通りをウロウロしながら、
横目でパレードを見ていました。

騒々しいパレードが終わり、
会場にいたMCがあと3キロですという事を言ったのが、
スピーカーから聞こえたので、
適当に見易そうな場所を探して、
待機しました。
 すると、本当に一瞬の出来事だったのですが、
先頭の方がビュイっと通り過ぎたかと思ったら。。。
自転車の大群がドバァ〜っと
地響きがするような音を立てながら、
通り過ぎて行きました。

さすが、何十キロとスピードの出る自転車。
本当に一瞬の出来事でした。

全く無知だったので、
こんなに早く通り過ぎるって事も予想外だったし、
以外にこんなに人が集まって、
関心のある人が多い事にも驚き、
プラス、パレードをする程のお祭り騒ぎだなんて、
全く知りませんでした。

でも、なんだか格好良くて、
ちょっと自転車に興味持っちゃいそうです。

せっかくフランスにいて、
パリに住んでて、
この1年に一回のイベントに触れられて、
また貴重な時間を過ごしたなぁと思いました。

そして、自転車の魅力にもちょっと気がつけて、
まだまだ発見する事がパリにはあるなと思いました。