MaA Photo 2

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29.2.12

la collection de mode

174日目。

前回雑誌の撮影に参加してから、
随分と時間が経ってしまいましたが、
また他のお仕事ができました。

現在パリで行われている2012秋冬のFashion Week。
その中のひとつのCollection Showに参加できました。

参加したのは、世界で活躍するニットの日本人デザイナー、
Junko Maedaさんのコレクション。
日系のウェブサイトで見つけた募集に応募してみたところ、
面接をして頂き、働く事になりました。

最初は、バックステージ担当として応募したのですが、
きっと経験者の方を募集していたようで、
フィッター(Showの最中にモデルを着せ替えする役目)の
担当でお願いされました。

ファッション業界は、まず英語。
その後、地元の言語とデザイナーの言語。
今回、日本人のデザイナーさんで、
それに携わる人の殆どが日本人。
モデルは、いろいろな国出身の方々で英語で会話なので、
私としては、とてもやり易い環境でした。

昼間のバイト終了後、
会場(一流ホテルのサロン)の楽屋へ行くと、
既に準備が整っていました。
 8セットに別れていて、モデル8名、
フィッター8名でどんどん
作品を着せていきます。
最初に、すべてのパターンをモデルに着させて、
担当者の方と、着こなしの確認。
その後、一度通しでリハーサル。
そして、本番でした。
なので、3回も8パターンのチェンジ。
 私が担当したモデルは、Julia。
実は、かなりの偶然にも前回の雑誌の撮影の時と
同じモデル!こんな偶然ってあるんですね!
世界は狭い。
でも、知っている方でいろいろやり易かったです。
 メイクさんは、3人がかりで8名のメイクを
整えていました。
ヘアも凝っていて、いろいろなパターンのウィッグを使って、
面白いイメージに仕上がっていました。
 そして、本番前。
リハーサル後、デザイナーの先生のモデルへの
ダメだしがあり、Walkingの練習などもあったり、
ちょっとキリキリした場面もあったけど、
本番直前は、逆にリラックスムード。

1時間のショー、8着の着替え。
あっと言う間の出来事でした。
頭をフル回転させて、
手をキビキビと動かして、
行きをつく暇もなかったです。
その後、販売会を開始。
その間私たちはしばし休憩。
朝から働きっぱなしの私は、
この時、どっと疲れが出てしまいました。

値段も知らずに、
これもあれもとお買い上げしていくマダムを眺め、
目が点。さすがです。

販売会の後、すべての服を段ボールに入れて、
お仕事終了でした。
今回は、こんな経験が出来るだけでも凄いのに、
実は、報酬もあって、とても有り難かったです。

パリでファッションショーで
1度は働いてみたいと思っていて、
夢がまたひとつこれで叶いました。
とても良い経験になったし、
これからの足しにもなると思います。
またいろいろな事に挑戦していきたいと思います。

Junko Maedaさんのブティックは、
私の日本の地元名古屋にあります。
興味のある方は、是非どうぞ。

28.2.12

Main-me-down

173日目。

新しいアパートに引っ越してきて、
1ヶ月。
シャワーとトイレをシェアしていた日本人のお姉さんが、
今日、日本に本帰国をしました。

出会って、1ヶ月。
一人暮らしとは言っても、
共同で使用している部分もあったので、
顔を合わせる機会もよくあって、
プラス、偶然スーパーやコインランドリーで一緒になったり。
新しい土地に引っ越してきて、
いろいろと教えてくれて、
本当に助かっていました。

私は、引っ越してきたばかりだけど、
約半年間の生活なので、
なかなか物を揃えるのをためらっていたり、
何を買って良いのかと思っていたところ、
帰国する事を聞いて、
いろいろ不要な物をお譲り頂きました。

ここ2週間ぐらいの間、
ちょくちょく頂いていたのですが、
今朝早く出発してしまった為、
朝キッチンに行くと、
まるでクリスマスのように、
頂き物が山のように置いてありました。
 朝起きて、ビックリ!
生活に必要な物が一通り一気に揃ってしまいました!
 キッチン用品やら調味料やら、
私が普段使わないハーブとかもあって、
お料理の幅が広がりそうです。
 お茶の種類も沢山お持ちだったみたいで、
これからティータイムも楽しみになりそう。
 そして、テレビまで頂きました!
フランスへ来て、初めてテレビを見た気がする。
これから、フランスのテレビ番組見れるので、
フランス語向上にもなるし、
フランスの事情も詳しくなれるし、
とてもありがたいです。

ちょっとでもなんだかセッティングが難しく、
まだきちんと見れてないので、
次のお休みの日にゆっくりセットしたいです。
そして、ミュージックコンポまでも頂きました。
AUXを繋げられるし、USBも繋げられるの!
iPhoneを繋いでみたけど、曲きけれませんでしたが、
iPodsShuffleを持っているので、繋げたらきけました!
FM/AMももちろん付いているので、
これもいいフランス語勉強の手段になりそうです。

湯沸かしポットやブリタ(浄水ポット)、
炊飯器などなど欲しいなぁと思っていた物も頂いて、
本当に有り難い事です。

BIO製品やオイルなどに凝っている方で、
いろいろな製品も頂いたので、
無知な私に、そういった事への興味へのきっかけも
頂いたようなそんな感じがします。

物が増えた事、望んでいたものが手に入って、
生活が豊かになり、
ゆとりが持てるようなそんな予感。
でも、それは物欲が満たされた為ではなく、
今はもうお別れしてしまったけど、
また良い出会いが出来て、
その出会いからまた新しい感性や知識を得て、
心がまた満たされた事で、
満足感を感じております。

これからあと半年ちょっと、
頂いたものを大切に使っていきたいと思います。
それにしても、1ヶ月だけでお別れなんて、
寂しすぎます。

27.2.12

Finlande

172日目。

今日は、お友達のお家に夕飯およばれして頂いて、
とっても美味しい日本食を頂きました。
人と食べる食事はとっても楽しく、
作って頂いたらなおさら!
とても感謝しております。

食べる事だけではなく、
何気なく楽しい時間を過ごせるのが、
本当に幸せです。

そんな彼女、この夏フィンランドに旅行に行くそうです。

私が初めて行ったヨーロッパの国、
それがフィンランドなんです。
2年前の初夏に訪れたフィンランド。
その時の印象が凄く良く、
それでヨーロッパに惚れ込んでしまったんです。

旅行準備の為、ガイドブックを既に手に入れていたので、
それを見ていたら、凄く懐かしい気持ちになりました。

ずっとアメリカにいたので、
アメリカ以外の海外旅行もそれが初めてで、
考え方や感性が180度変わったのを思い出しました。

ヨーロッパに住みたいって思うきっかけをくれたのが、
フィンランドだったなぁと思いしみじみしちゃいました。

見るものすべてが新鮮で、
大好きな「魔女の宅急便」を思わせる街並。
インテリアやファッション、小物などなどとっても可愛いし、
人々の自由さにも驚いたのを覚えてます。
目的なく、街歩きができるのが本当に楽しくて、
ヨーロッパの生活様式をそこで知りました。
そして、もちろん、食べ物もおいしい!

お土産に買った物とかお菓子とか、
それをガイドブックを見ながら思い出し、
すべてを友達にお薦めしておきました。

絶対に死ぬ前にもう一度訪れたいなって思いました。
今はまだ行った事の無い国も沢山あるのでそちらを優先かな。
見た事無い未知の世界に飛び込んで、
また新しい発見があるかもしれませんし。

フィンランド旅行を思い出した事によって、
ヨーロッパに住みたいとあの場で感じた事を思い出して、
やっぱり、ヨーロッパ来てみてよかったなって思いました。
いろんな世界を見るのって、
とても大切な事だなっていうのを改めて思いました。

Finlandへ行く方、
スーパーに売っている、
Suomiチョコ(ベリーの入っているやつ)、
絶対買ってみてください!
美味しくて、病み付きになります。

26.2.12

La Baguette

171日目。


最寄り駅の目の前にあるBoulangeries(パン屋さん)。

La Baguette de Mozart。


店名にバケットと入るだけあって、
ここのバケットが格別美味しい!

お店には常に行列が出来ていて、
近所の奥様達から、おじいさんおばぁさん、
会社帰りのサラリーマンやOL、
この駅を利用する人は、
ここに寄って帰るのが当たり前のように、
毎日行列。

しかも、このバケット超安い。
1本85サンチーム。

いつも行列だから、きっと美味しいだろうと思って、
引っ越したばかりの頃に1度買ったら、
もう病み付き。
運良く、焼き立てだった事もあって、
外パリッの中フワっで、
これだけで幸せな気分。

今日も夕方帰ってくる時に購入。
またまた焼き立てに巡り会えて、
待ち切れず、帰り道につまみ食い。
昨日作ったトマトソースと共に、
夕飯で頂きました。

ここのバケットの素晴らしいところは、
2日後とかで固くなっても、
もう一度オーブンで少し暖めると、
美味しく食べられるところ。
オニオンスープを作って、
その中に浸して食べた時もドロドロになりすぎず、
いい感じの固さを保って食べられました。

味も、塩気が薄く、
本当にシンプルな軽い味なので、
何にでも合います。
おやつにジャムなどをつけて食べるのも良いし、
アペリティフの塩辛いチーズやサラミなどにも、
絶対合うはず。

パリでは、毎年一番美味しいバケットのお店が
選ばれるのですが、
まだ選ばれたお店に行った事が無いです。
なので、ここだけにこだわらず、
いろいろな美味しいパン屋さん巡りもしたいです。

25.2.12

Tax Return 2011

170日目。


今日は、ちょっとパリは関係ないけど、
ちょっと重要なお話。


去年の9月までアメリカで仕事をしていたので、
去年の収入に関する税金の書類をアメリカの税務署に
提出をする必要がありました。


フランスでは、5月頃ですが、
アメリカでは、大体2月頃開始で、
4月が締め切りです。
忘れてはいけないと思い、
以前の会社の会計士さんに連絡をして、
書類をメールしていただきました。
便利な世の中なので、税務署への提出も
インターネットでできて、
紙1枚も使わずにできちゃいます。


今日は、久しぶりに予定が無かったので、
お出かけしようとも思っていたけど、
朝起きたら曇り。。。
昼過ぎ頃には晴れるかなぁと期待して、
午前中の間に終わらせてしまおうと思い、
タックスリターンを開始。


と思っていたのですが、
結局この時間(夕方)までかかってしまいました。
外はまだ曇りなので、まぁいいです。。


なぜこんなに時間がかかったかと言うと、
どの書類を使って提出するべきかを調べるのに
大分時間がかかりました。


H1Bという労働ビザを持ってアメリカに住む外国人は、
基本的に居住者(Resident)と見なされます、
その場合、From1040という
一般市民と同じ書類を提出すれば良いのですが、
アメリカ滞在日数によってそれが異なってきます。
特に、私のように年度の途中でアメリカから離れた場合、
The Substantial Presence Testで
過去3年の滞在日数を数えたり。。。
いろいろと複雑です。


年の途中まではResidentで、
その後非居住者(Non-Resident)扱いになり、
その為、Form1040NRという外国人用の書類と
From1040を添付して、
Dual Status(2重ステータス)として
両方の書類を提出したり、
他にもその理由付けの為の書類を提出したりと、
めんどくさい。
しかも、外国人の方が納税率が高く、
From1040NRで提出すると、
払い足しが出てきちゃったり。


インターネットのおかげで、
過去に同じような状況の人や質問をしている人などを
見つけてたり、
IRS(アメリカの税務署)のウェブサイトを
隅々まで読んだり。


いろいろ調べた結果、
The Substantial Presence Testによると、
私は、Resident扱い。
その場合、Non-Residentとなる日にちは、
基本的に年度の最終日。
なので、2011年度のタックスリターンは、
Residentとして、去年度と同じように提出できるようです。
でも、その代わり、アメリカ以外からの収入も
税金の対象にする場合。


私の場合、ここフランスで収入があって、
税金も収めてたので、申告する必要があるけれど、
ほんの少しだし、わざわざ私の為に税務署が
フランスまで調査に来るとは思えません。
(ここにこう記すと、証拠として残っちゃうけど、
私の調査をする時間があれば、
きっともっと高額に税を逃れている人に費やすでしょう)。


なので、長い時間の調査をしたけど、
結局去年と同じようにResidentとして
書類を提出する事にしました。


でも、次の難題は、タックスリターンの受け取り。
銀行口座をアメリカに残していないので、
銀行振り込みは無理(外国にはしません)。
選択肢は、小切手のみ。
でも、その小切手を日本の銀行に振り込む事が可能なのか。
また、調べて調べて。
可能である事が判明。


最後に、どのように書類を提出するかを選択。
Non-Residentの場合、書類をパソコン上で制作して、
プリントアウトして郵送したりと、
手間がかかりますが、
Residentの場合、ソフトウェア会社を使って、
簡単に出来ちゃいます。
しあかも、フェデラル(国)だけじゃなく、
State(州)も(州によりますが)
一気にできちゃうサイトもあるので、
便利。
無料でできるサイトをIRSのウェブサイトから探せます。
私は、昔使った事のあるTaxSlayerというサイトを
使ったのですが、
無料とかって言ってたのに、
26歳以上は手数料がかかりました。
18ドル程。


ちょっと詐欺じゃん!って思ったのですが、
また1からやり直す気力は残っておらず、
税金が結構戻ってくる事もあるので、
18ドルぐらいと思い、
払いました。
悔しいけど、仕方が無い。


あとは、このサイトが私の書類を提出して、
小切手を送ってくれます。
日本に住んでいる事にしたので、
日本の実家に送られてきます。
ドルを€にするより、
ドルを円にした方が、
まだお得感を感じられると思うので、
帰国後のお小遣いになりそうです。


毎年やっていたこのタックスリターン。
今年で終わりかと思うと、なんだか心細い。
でも、まだフランスでのタックスリターンも
これからあるので、
今までの知識がちゃんと活かせるように、
フランス語と戦いながら、
5月に初挑戦です!

24.2.12

la vacance de ski

169日目。


先週からフランスでは、一斉に休暇が始まりました。
ほんの1月前までクリスマス休暇だったのに、
また2週間のお休み。


その為、レストランはいつもの常連さんから、
ちょっと見かけないお客さんや団体さんが多く、
混み具合も予想できないので、
なんだかあたふた。


この2月のお休みは、「スキーバカンス」と言われていて、
休みの学生達は、スキー合宿なのどに参加して、
休みを楽しむようです。
会社等が休みを取らない大人達にとっても。
このスキー合宿は家に子供がいるよりも、
楽なのかもしれません。


冬真っ盛りなバカンス中のパリですが、
なんだか真逆なお天気。
昨日までは今にも雨が降りそうなぐらいな
飽和状態の雲行きだったのですが、
今日は太陽の光りがさして、
気温はなんと15℃。
春爛漫なお天気。


重いコートの事は忘れて、
軽いジャケットで外に出るのはとても嬉しい。
スキーなんて行かなくても、
公園でお散歩しつつ、
本を読んでパリで過ごす休暇も全然良さそう。


寒い間引き蘢りがちだったけど、
そろそろまた出歩ける季節がやってきて、
ワクワクです。


バカンスも残り1週間。
フランス語講座はお休みですが、
バイトはしっかりあります。
でも、お休みの間に、
フランス語もしっかりお勉強したいと思います。

23.2.12

Session d'étude

168日目。

今月はフランス語向上月間のつもりで、
以前紹介した通り、
日本語のフランス語勉強サイトをノートに書き出したり、
とにかくフランス語の構造を
まず理解できるようにしてました。

それプラス、なかなか時間が合わなくて、
参加できてなかったのですが、
日本語を勉強しているフランス人学生と、
フランス語を勉強してる方々の勉強会に行ってきました。

Parisに来たばかりの時は、
ちょくちょく参加してたのですが、
時間が経つに連れて、
予定も合わず、
なんとなく自分のフランス語の上達が悪く、
足が遠ざかってました。

やっとまた最近やる気が出て来て、
時間にも余裕ができて来たので、
また通おうかと思っています。

学生達は日本語専攻で、
日本史の授業もあるみたいで、
話を聞くと、私の知らない事とかもちゃんと理解していて、
日本語の勉強も熱心で、
若いのによく頑張っていて、いつも感心します。
日本人とフランス人のペアを一応作って、
宿題などの教え合い。
みんな熱心に且つ和気あいあいとお勉強しております。

ちょっと皆若い子が多いから、輪に入るのが難しいけど、
みんな可愛い子達ばっかり!
日本にも関心があるので、
合う話も沢山。

フランス語をお勉強している日本人の方々も、
いろいろな人がいて、お話する機会を持てて、
とっても良い時間です。

毎週水曜日と金曜日の18時からお勉強会をやってます。
ちょっと週2回参加できるかは分からないけど、
これからちょくちょく参加したいと思います。

22.2.12

le brillant tour Eiffel

167日目。


新しいアパートに引っ越してきて、
南向きの眺めのよいとっても良い部屋で
気に入っていたのですが、
パリのシンボル的な建物は1つも眺める事が出来ず、
ちょっとがっかりしていました。


でも、最近発見したのが、
エッフェル塔が微かに見える事!
もうこれだけで大満足。
一気に、このアパートが大大大好きになって、
しかも、ここを選んで良かったと確信できました。


エッフェル塔は、夜になると奇麗に明かりが灯されて、
それを眺めているだけで、なんだか幸せな気分。


毎時0分には、それプラス、キラキラとネオンが光り、
5分程続きます。
友達が来ていた時に、一番眺めの良いMetro:Troacaderoから、
その夜のエッフェル塔を観に行きました。
ラッキーな事に、丁度0分の時で、
しっかりキラキラと光るエッフェル塔を
間近で見る事ができました。
涙が出る程、見惚れちゃう。
気温が低い事もあって、とっても奇麗でした。


それから、後日家で窓の外のシャッターを閉めている時に、
何かキラキラ光るものが微かに目に入って来たと思ったら、
やはりエッフェル塔でした。
かなり角度を調節して、
ほんの一瞬のアングルでしか見えないのですが、
それでも嬉しい発見。


パリのシンボルが見えないと思って残念がっていたところに、
パリと言えば。。。という程のシンボルが、
アパートから眺めれるのは、
本当に憧れの事だったので、
ビックリしつつも、凄い嬉しくて感動でした。
私、やっぱりパリに住んでるんだとまた実感しました。


写真に収める事が出来ない程のアングルなので、
ここには載せられませんですが、
家にお越しの際は、是非ご覧頂きたいです。

21.2.12

L'hiver à Paris

166日目。

2月の始め頃、フランス全土、
もっと広く言えばヨーロッパ全土に
この冬一の寒波が訪れました。

ここパリでの気温は、最高気温もマイナス。
雪が降る日もあって、
これが約1週間続き、各地で死者が出たそうです。
私のアパートは、セントラルヒーティング付きで、
南向きの窓も2つあって、
晴れていればポカポカ暖かいはずなのですが、
さすがにこの気温には勝てず、
すきま風からの冷たい空気で、
夜には凍えるような寒さ。

2、3日の事と思っていたら、
1週間程続き、我慢の限界を迎えようとしていた時、
有り難い事に友達から、電気ヒーターを借りられて、
なんとか生き延びる事ができました。

この冬は、これまで雪も降らず、
暖冬と言われていて、2月にさしかかって、
このまま春の訪れを感じられるんじゃないかっていう
期待をしていた時のこの冷え込み。
まだ春は遠かったみたいです。

なんとか冷え込みのピークを越えて、
最高気温が0度以上になってきた時、
なんだか暖かいと感じたのには、
自分でもびっくりしました。

それでも、Luxembourg公園の噴水は、
まだまだ凍っていました。
 冬になって、寒いのでここにはあまり来てなかったのですが、
久しぶりに来て、凍っていてビックリ。
やっぱり相当寒かったんですね。
でも、氷が溶けてしまう前に、一度この状態が見れて良かったです。
こういう風景も1年に一度だけだと思うので、
四季を感じられて、これもパリの素敵な部分のひとつと思うので。

最近は、また暖冬な感じに戻ってきて、
暖かい日が続いています。
春はそこまでっていうワクワクした気分。
春が来たら、行きたい場所ややりたい事が沢山あるので、
待ちきれません。
春のパリもきっと素敵なんだろうなぁ〜。

20.2.12

la soupe à l'oignon

165日目。

もう1週間程前の話ですが、
フランスで初めてオニオンスープを頂きました。

Saint-German des Presの辺りをウロウロして見つけたお店。
Bistrot Saint Germanというレストラン。

外観は、片田舎風な感じの小さなレストラン。
内装は、まだクリスマスの飾りでデコレーションされていて、
ちょっと笑えましたが。

ディナー時も、
前菜、メイン、デザートで€16(だったかな?)の
セットメニューがあって、
お得な感じです。

外にあったメニューを見て、
前菜にオニオンスープがあったので、
ここに決定。

中に入ると、まだフランスにしては早い時間だったので、
私たちが最初の客。
客寄せの為に、寒いのに入り口近くの窓際に座らせられて、
挙げ句の果てに、その時続いていた寒波の為、
電力が落ちてるから、ヒーター使えないとかって。
そんな扱いをされたけど、反論できず。。。

でも、食べていれば暖かくなると願い、
注文をして、ワインを堪能。
ワインは、レッドをカラフで注文して、
3人で分けます。
こっちの方が、易く飲めます。

そして、もちろん前菜は、オニオンスープ。
 私の想像していたものとはちょっと違ったので、
ちょっとがっかり。。。
もっとドロドロした濃厚なスープを期待してたので。。。
チーズもちょっと焦げたりしていたら完璧だったのに。
でも、体は温まりました。

他にも、サラダ、お肉、サーモン、ムール貝
などの前菜もありました。

そして、メイン。
私は、ブルゴーニュ風牛肉の煮込み。
 このお肉がトロトロに煮込んであって
とても美味しかったです。
これをバケットに付けて食べるのもウマでした。

他にも、鶏肉、鴨肉、魚などなど
6種類ぐらいの選択がありました。

そんなこんなしている間に、結構満席状態。
きちんとメニューを見ず、
セットメニューだけを眺めて注文したのですが、
周りを見ると、みんなチーズフォンデュとか
ラクレットとかを食べてるんです。
ここは、それが人気のお店だったみたい。

でも。。。。。
そのおかげで急に電気が消えちゃったんです!
 フォンデュやラクレットのホットプレート(電気)で
電気の使用量が上がったみたいで、
ブレーカー飛んじゃったみたい。
真っ暗。

店員さんは急いでロウソクに明かりを付けたりしていたけど、
ラクレットとか食べてる人は、
もうどうしようもないですよね。

私たちは、ラッキーな事に、寒い思いをした分、
街灯の明かりが窓から入ってきて、
なんだかちょっと
雰囲気の良いレストランにいるぐらいの明かりの中、
デザートを楽しむ事ができました。
チョコレートムース。
フランスのチョコレートは、ビターで濃厚で大好きです。

ってな感じで、ちょっと変わったお店でのディナーでしたが、
これもまた良い思い出になりますね。

レストランは、総合的に見ると、
中流以下って感じです。
やっぱり、ちゃんと下調べをして行かないと、
なかなか難しいですね。

理想のオニオンスープに早く出会いたいです。

もし、興味のある方はどうぞ。
Bistrot Saint Germain

17 Rue Grégoire de Tours
75006 Paris

19.2.12

une nouvelle amie

164日目。

今日は、昨日の曇り/雨に打って変わって、
青空が広がったパリ。
とっても良い日曜日でした。

LAのお友達に紹介を受けた、
パリに住む子とランチに行ってきました。

本当は、1ヶ月前に会う約束をしていたのですが、
先延ばしになってしまい、
やっと今日会えました。

アメリカンな可愛いカップケーキが
食べられるカフェで待ち合わせをしたのですが、
予約がいっぱいで座れないと断られ。。。
(座れなくなる程予約受け付けないよね普通。。。)
次回、予約をして行く事にし、
他のレストランに変更。

適当に歩いて入ったお店が、
っていうちょっとトロピカルなお店。
フルーツを使った料理やスウィーツが多いみたい。

ドリンクは、レッドオレンジのジュース。
 ビタミンたっぷりで、ミントの香りがほんわか、
とっても美味しいお味。

注文したのは、
メイン3つ、サイド1つ選べるセットメニュー。
鳥の串焼き、サーモンのピタ、ほうれん草とお芋のピタ。
サイドには、野菜の盛り合わせ。
これで、€13。
ほうれん草のピタが凄く美味しかったです!

それで、今日初めてお会いした彼女と
色んな話で盛り上がって、
楽しい楽しいランチになりました。

日系3世のボリビア人の彼女。
アリゾナやカリフォルニア、
日本にも住んだ事があって、
生まれ/育ち、いろいろな社会経験など、
本当にユニークな人生を送っていて、
しかも、現在はパリで
ファッションの学校に通い、
ジュエリーデザイナーの夢に向かって
頑張っている人で、
とても良いお話が聞けました。
そして、とっても良い刺激を受けました。

世の中にはいろんな人がいて、
人それぞれ人生のストーリーがあって、
本当に面白いと感じました。

パリに来て、色んな方と出会い、
沢山友達ができて、
今日もまた新しい友達ができたし、
もっともっと1つ1つの出会いを大切にして、
色んな方から良い刺激をもらっていきたいと思います。

18.2.12

Église Saint-Sulpice

163日目。

先週来ていたLAからのお友達夫婦と行った教会。
今回始めていきました。

Saint-Germanエリアの、
Metro: Saint-German des Presと
Jardin du Luxembourg(リュクサンブール公園)の
丁度ぐらいにある教会、
Eglise Saint-Sulpice(サンシュルピス教会)に行きました。
 2つの塔が目印です。
直前にノートルダムに行ったのですが、
ネオクラシック様式でシンプルに見えます。
右の塔は、まだ未完成だそうです。
 入り口の門は、木製。
小さなガラスの装飾もついていて素敵でした。
 入って直ぐ上には、立派なパイプオルガン。
内装がシンプルな分、オルガンの装飾が映えます。
 内装が本当にシンプルで、落ち着いた雰囲気。
ナポレオンが皇帝になるクーデターが起こる3日前、
ここで栄誉の祝宴が行われた場所でもあります。
 内装はシンプルだけど、かなり凝ったマリア像があります。
 奥には、チャペルがあって、
人々がお祈りを捧げていました。
 中に入って直ぐ右側には、
ドラクロワ作の「ヤコブと天使の戦い」が描かれています。
 ちょっとこれについては詳しく分からなかったんだけど、
染め物か何かにジーザスの顔が現れたようで、
それが展示してありました。
そして、何と言ってもここの教会が有名になったのは、これ。
小説/映画「ダヴィンチコード」に出てきた、
真ちゅうの子午線とオベリスク。
話の中では、「ローズライン」と呼ばれていますが、
全くの無関係だそうです。
それに関しての張り紙もしてありました。
でもここが、子午線である事は事実。
教会っていうのは、
こういう科学的な事は無関係でいたかったみたいだけど、
特別にこのオベリスクを立てる事を許したそうです。

全くの無関係とは言え、
もう一度映画を見ようかと思っています。

ノートルダム大聖堂に行ってからのこの教会だったので、
比較できて、とても興味深かったです。
立てられた時代様式が違ったり、
人の入り具合が違うだけで、
これだけ雰囲気が違うと思うと、
本当に面白いです。

ここも素敵な教会で、
ゆっくりしたいなぁって思った時に、
また行きたいと思います。