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8.2.12

la traduction

153日目。

日本語の活字本が読みたいなぁ〜。
ミステリー的な話がいいなぁ〜って思っていたところ、
丁度良い本を読む機会に巡りあいました。

日曜日の読書会でフランス語を教えてくださっているマダム。
翻訳のお仕事もされています。
フランス語の小説などを日本語へと翻訳をされます。

4年前に翻訳をされた本がやっと出版されるため、
日本の出版社から何冊か送られてきたそうで、
日曜日にその本の紹介を受け、
1冊お借りしました。

Fred Vargas著のL'homme A L'envers
(裏返しの男)。
狼による殺人事件のミステリー小説。
こういう人間的なドラマチックな内容の薄い、
ミステリアスな話を読みたいと思っていたので、
とっても興味が湧いて、お借りしました。

フレッドヴァルガスって聞いた事無かったんだけど、
他の作品でL'homme aux Cerckes Bleus(青チョークの男)
というまたまたミステリー小説があって、
こちらは題名だけは聞いた事があります。
この作品もマダムが翻訳をされたそうで、
裏返しの男を読み終わったら、
次は青チョークの男へと進みたいと思います。

翻訳のお仕事って凄く大変だそうで、
半年程かけて翻訳作業をして、
それから修正したりなんだり、
結局出版は2、3年後なんて事は当たり前。
そして、報酬はその後本の売れ行きで入ってくるそうで、
仕事をしてから、4、5年後の収入になってしまうそうです。
しかも、翻訳家の手取りは少なく、
本が1冊売れても、
ほんの一部しか印税として貰えないそうです。

それでも、自分の作業した事が立派な本になって、
世に出る事は喜ばしい事ですよね。

そんないつもお世話になっているマダムの努力の本。
1字1字丁寧に読んでいきたいと思ってます。

まだ読み始めたばかりだけど、
理想通りのミステリー話。
寒い冬は、家に籠って読書も良いですね。

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