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25.2.12

Tax Return 2011

170日目。


今日は、ちょっとパリは関係ないけど、
ちょっと重要なお話。


去年の9月までアメリカで仕事をしていたので、
去年の収入に関する税金の書類をアメリカの税務署に
提出をする必要がありました。


フランスでは、5月頃ですが、
アメリカでは、大体2月頃開始で、
4月が締め切りです。
忘れてはいけないと思い、
以前の会社の会計士さんに連絡をして、
書類をメールしていただきました。
便利な世の中なので、税務署への提出も
インターネットでできて、
紙1枚も使わずにできちゃいます。


今日は、久しぶりに予定が無かったので、
お出かけしようとも思っていたけど、
朝起きたら曇り。。。
昼過ぎ頃には晴れるかなぁと期待して、
午前中の間に終わらせてしまおうと思い、
タックスリターンを開始。


と思っていたのですが、
結局この時間(夕方)までかかってしまいました。
外はまだ曇りなので、まぁいいです。。


なぜこんなに時間がかかったかと言うと、
どの書類を使って提出するべきかを調べるのに
大分時間がかかりました。


H1Bという労働ビザを持ってアメリカに住む外国人は、
基本的に居住者(Resident)と見なされます、
その場合、From1040という
一般市民と同じ書類を提出すれば良いのですが、
アメリカ滞在日数によってそれが異なってきます。
特に、私のように年度の途中でアメリカから離れた場合、
The Substantial Presence Testで
過去3年の滞在日数を数えたり。。。
いろいろと複雑です。


年の途中まではResidentで、
その後非居住者(Non-Resident)扱いになり、
その為、Form1040NRという外国人用の書類と
From1040を添付して、
Dual Status(2重ステータス)として
両方の書類を提出したり、
他にもその理由付けの為の書類を提出したりと、
めんどくさい。
しかも、外国人の方が納税率が高く、
From1040NRで提出すると、
払い足しが出てきちゃったり。


インターネットのおかげで、
過去に同じような状況の人や質問をしている人などを
見つけてたり、
IRS(アメリカの税務署)のウェブサイトを
隅々まで読んだり。


いろいろ調べた結果、
The Substantial Presence Testによると、
私は、Resident扱い。
その場合、Non-Residentとなる日にちは、
基本的に年度の最終日。
なので、2011年度のタックスリターンは、
Residentとして、去年度と同じように提出できるようです。
でも、その代わり、アメリカ以外からの収入も
税金の対象にする場合。


私の場合、ここフランスで収入があって、
税金も収めてたので、申告する必要があるけれど、
ほんの少しだし、わざわざ私の為に税務署が
フランスまで調査に来るとは思えません。
(ここにこう記すと、証拠として残っちゃうけど、
私の調査をする時間があれば、
きっともっと高額に税を逃れている人に費やすでしょう)。


なので、長い時間の調査をしたけど、
結局去年と同じようにResidentとして
書類を提出する事にしました。


でも、次の難題は、タックスリターンの受け取り。
銀行口座をアメリカに残していないので、
銀行振り込みは無理(外国にはしません)。
選択肢は、小切手のみ。
でも、その小切手を日本の銀行に振り込む事が可能なのか。
また、調べて調べて。
可能である事が判明。


最後に、どのように書類を提出するかを選択。
Non-Residentの場合、書類をパソコン上で制作して、
プリントアウトして郵送したりと、
手間がかかりますが、
Residentの場合、ソフトウェア会社を使って、
簡単に出来ちゃいます。
しあかも、フェデラル(国)だけじゃなく、
State(州)も(州によりますが)
一気にできちゃうサイトもあるので、
便利。
無料でできるサイトをIRSのウェブサイトから探せます。
私は、昔使った事のあるTaxSlayerというサイトを
使ったのですが、
無料とかって言ってたのに、
26歳以上は手数料がかかりました。
18ドル程。


ちょっと詐欺じゃん!って思ったのですが、
また1からやり直す気力は残っておらず、
税金が結構戻ってくる事もあるので、
18ドルぐらいと思い、
払いました。
悔しいけど、仕方が無い。


あとは、このサイトが私の書類を提出して、
小切手を送ってくれます。
日本に住んでいる事にしたので、
日本の実家に送られてきます。
ドルを€にするより、
ドルを円にした方が、
まだお得感を感じられると思うので、
帰国後のお小遣いになりそうです。


毎年やっていたこのタックスリターン。
今年で終わりかと思うと、なんだか心細い。
でも、まだフランスでのタックスリターンも
これからあるので、
今までの知識がちゃんと活かせるように、
フランス語と戦いながら、
5月に初挑戦です!

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