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6.2.12

Musee National du Moyen Age

151日目。

昨日の続きです。
La Conciergerieだけでは終わってません。

La Conciergerieから南へ向かい、
Pont St-Michel(サンミッシェル橋)を渡って、
Seine川を横切ります。

丁度、MetroとRERのCluny-La Sorbonneの目の前にあるのが、
Musee National du Moyen Age(中世美術館)、
通称Musee de Cluny(クリュニー美術館)。

ここは元々3世紀頃に公共浴場として使われていた場所。
 Saint Michel通りから、その古い遺跡の様子が見えます。
 入り口は、なんだか久しぶりに古くて由緒ある感じ。
 14世紀頃は、修道僧の館だったため、
建物の外観も中世な感じ。
井戸跡もあります。
 入って直ぐの部屋では、
Gaston Febusという方の特別展示がありました。
中世の伯爵で、
狩猟好きで挿絵が趣味的な方だったみたいです。
 奥へ進むと、本格的な中世の世界へ。
建物自体が古いので、
とっても雰囲気が出ています。
 ステンドグラス。
 これは、ノートルダム大聖堂の彫刻。
きっと修正時に壊れたりしたものをこちらに運んできたのでしょう。
 ここが公共浴場跡です。
なんだか変な色にライトアップされていました。
 2階へ上がる階段にもこんな展示が。
 有名な壁掛け織物展示室。
6帳の織物が飾られており、
それぞれが人間の5感を表しているそうです。
正面にある第6感目を表すものは、
未だに解明されてないそうですが、
欲望を表しているという説があります。
 その他にも、中世時代の彫刻や織物、骨董品がぎっしり。
 中でも気に入ったのは、この彫刻。
女性の頬と唇の色が奇麗に赤くなっていて、
母性を感じました。
 面白いのが、チェスがあった事。
チェスってそんな昔からあったんですね。
最後に入った部屋。
天井へ伸びる柱が印象的でした。

中世美術はあまり興味が無いのですが、
こうやって美術館へ来て1つ1つの作品を見ると、
とても細かく創作されていたり、
金をベースに、いろいろな色が使われていて、
作品は、実際に存在しない動物や人間の様子など、
想像力をかき立てられる感じを得ました。

どこか、日本の中世の美術作品に似ているような、
そんな感じもしました。
どこか懐かしい感じ。

第一日曜日の無料の日だったけど、
雪の為か、人気がないのか、
そんなに人もいなくて、
じっくり自分のペースで鑑賞する事ができました。

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