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31.10.11

Eurail (Spain/Portugal)-4日目:Barcelona

52日目。

10月26日水曜日の旅行4日目について。

Madridのユースホステルで一泊後、
朝一番の電車でBarcelonaに向かうため、
朝5時起床。5時半出発。
辺りは、真っ暗。
ちょっと怖かったけど、
早歩きをして駅まで歩いて行きました。

残念な事に、ピカソのゲルニカが展示してある
Museo Reina Sofia (レイナソフィア美術館)は、
Madrid滞在日の火曜日は閉館。
 駅の目の前にあるので、外観だけでも見ておきました。
暗くてよく分かりません。。。
私も、よく分からなかったです。。。
 Madrid、Atocha駅。駅はこんなに明るいです。
 中に入ると、建物の中に植物が。画期的です。

 スペインは、電車でテロが昔あったので、
セキュリティが厳しく、
飛行機の搭乗のように、荷物をCTスキャンに通して、
ゲートに入ります。

ゲートも空港のような雰囲気。
搭乗時間までここで待って、搭乗口で切符を見せます。
本当にまるで飛行機に乗るようです。
 朝いちなので、電車が沢山停まってました。
 さぁ、国鉄RENFEのAVEに乗って出発です。
 2等車にも関わらず、こんなに奇麗な車内。
指定席だけど、空いてる席があれば、
勝手に席かわっちゃえました。
 出発後、やっと朝食。
車内にあるカフェテリアでコーヒーを注文。
 霧がかかって朝焼けがとっても奇麗でした。

3時間後、Barcelona Sants駅に到着。
もちろん、まず初めは、観光案内所へ行き、
地図を貰い、中心地までの行き方、観光名所の場所、
1日乗車券を買うべきかなどの情報を得て、
メトロに乗って、中心街へ。
Barcelonaも小さな街なので、
要所要所へは歩いて行ける距離。
この駅からの往復しかメトロは使わないので、
1日乗車券では元が取れません。
 朝10時, 出勤時間のバロセロナのメトロ。
画面とかついてて、最新電車です。

まず向かったのが、 
ガウディさん設計のLa Pedrera(ラペドレラ)。
 住宅街の一角にあるマンション。
この曲線が面白い。
 窓枠も個性的。

それから、東に歩いていくと。。。
Sacrada Familia(サクラダファミリア)。
 こうやって写真で見ると、
ぐちゃぁ〜ってした建物なんだなって思うけど、
実際見たら、このぐちゃぁ部分も
1つ1つデザインがあって、凄く感動しました。
写真では絶対伝わらないので、
ぜひ一生に一度は見に行ってください。
私も、今回は中に入らず、外を一周しただけなので、
ここは、絶対に死ぬまでにもう一度行きたい所です。

その後、南の方に向かって、旧市街地へと入って行きます。
Arc de Triomfという立派な門。

今回、Barcelonaでの第一目的は、ピカソ美術館。
パリのピカソ美術館は、2013年まで閉鎖で、
ワーホリ中には一度も行く事ができません。
なので、Barcelonaではぜひ行きたかった場所。
 こんな古い路地裏の一角にあります。
 こじんまりとした入り口。
観光客がいっぱいで、20分ぐらい待ちました。
 館内での写真撮影は禁止。
ここは、中庭です。
ピカソって天才って言うけど、本当に!
彼は、元々とっても上手な絵描きさんで、
いろいろな影響と時代背景から、
後半はあのような構造の絵を描くようになりました。
すごいなぁ〜。
その後、目的達成したので、
また行き当たりばったり観光開始。
自分がどこを歩いているのか
よく分かってなかったと思います。
 古い街並が本当に素敵で。
最初に行った、San Sebastianの街に
似ているような気がしました。
 そして、ここBarcelonaは地中海に面してます!
初地中海!
 天気も良く、海も奇麗でした。
地中海って本当に真っ青な海!

そして、Barcelonaでの最終目的、パエリア!
 パエリアのお店沢山あるんですが、安めな所に入りました。
パリや他の地域でも食べられるけど、
イカスミってなかなかないので、イカスミを注文。
ちょっとこのお店は失敗で、
期待以上の味ではなかったです。。。
でも、暑い日だったので、ビールは美味しかった。

残念ながら、バルセロナ滞在時間凄く短く、
夕方の電車で移動をしなければならなかったので、
駅に向かいました。
 向かう途中にあったのが、大きな市場。
サンジュセップ市場。
 今回の旅の中で一番大きな市場だったかな。
お菓子屋さん。
生チョコをデザートに1個買ってつまみました。
 お肉屋さん。これ、羽がまだついた鳥。
 フルーツ屋さん。
夕飯時に食べようとフルーツのパック詰めを
1€で買いました。
 魚屋さん。

そして、急いで駅に向かい、バロセロナとお別れ。
今回の旅の目的は、2日目に果たして、
バロセロナや他の街は、寄り道的なもの。
この寄り道した場所は、
将来また来る時の為の下見のような感覚。
バロセロナは、またいつか絶対戻って来るし、
絶対来たい場所の1つです。
 この電車に乗って、目指すは高校の同級生のいるToulouse。
 また2等車だけど、朝の電車と大違い。
古いタイプの電車でした。
でも、途中Narbonneという駅で乗り換え。
Eurailの大人チケットって1等が空いていれば取れるんです。
それで、今回の旅初一等車。
 しかも、2階席。
 Narbonneはフランス国内。
なので、電車もフランスの鉄道。
さすが1等車は違います。
しかも、夜遅くの電車だったので、貸し切り状態!
コンセントも1座席に1つ付いていたので、
携帯の充電もバッチリ!
でも、残念な事にたった1時間の移動だったので、
1等車じゃなくても良かったのかも。。。
 そして、この旅最終目的地Toulouse(トゥルーズ)へ
到着しました。
本当は、友達の家に泊めてもらおうと思ってたんだけど、
引っ越し等で忙しい時期だったようで、
この日もユースに泊まりました。
予算内のユースが近くになく、
ちょっと中心地から離れた所を予約しました。
夜11時到着だったんだけど、
学生の街なので地下鉄も安全でした。
駅からは、徒歩1分だったので、
無事ユースホステルに到着。
シャワーを浴びて、さっさと寝ました。

旅も終盤。
時間が経つのは早いです。
もっと疲れとか出るかと思ったけど、
意外にきちんと睡眠も取れてるし、
移動が多い分休憩も出来ていたので、
体調は良好でした。
行く場所行く場所で、
その土地の美味しい物も堪能していたので、
健康的な旅行でした。

30.10.11

Eurail (Spain/Portugal)-3日目:Madrid

51日目。

10月25日火曜日の旅行3日目について。

この日の夜行も2等車で座席。
でも、やっぱりぐっすり寝れました。

そう言えば、1つ言い忘れがあったのですが、
ポルトガルとスペインでは1時間の時差があります。
なので、Madridへ朝9時到着で、
10時間半の移動と思ってたけど、
1時間短縮で、9時間半の移動でした。

いずれにせよ、長い移動を経て、Madrid Chamartin駅へ到着。 
 Madridにも国鉄の駅がいくつかあるので、
どの駅に到着するかをきちんと確認する必要があります。
大きな駅なので、駅に観光案内所がありました。
地図と1日乗車券等の情報を聞いたりして、
まずは地下鉄に。
(結局1日乗車券は高いので買いませんでした)
さすが都会。
出勤の方々で忙しい改札口。
この駅に感動。
すごいデザイン!
水が流れているように見えるけど、デジタル。
これがマドリッドの地下鉄。奇麗なホームです。
車内の様子。

まず、向かったのがこの旅初宿。
そして、人生初ユースホステル。
いつもは夜行だったので、
荷物を預ける事ができなかったのですが、
ホテルってチェックインの前でも荷物預かってくれるので、
まずは大荷物を置いて来ようと、ホステルに行きました。

Las Musas Residenceというホステル。
事前に調べて、レビューも良く、明日出発の駅に近く、
尚かつ安い所を探したら、ここになりました。
10時頃到着してフロントへ行くと、
もうチェックインをしてくれて、
部屋に入れたのでラッキーでした。
こんなカラフルなフロント兼ロビー兼ダイニング。
朝食も出ます。次の日の出発が早すぎて、
ここでの朝食は頂けませんでした。残念。
地下には、こんな集いの場のような部屋も。
この奥にコンピュータルームがあって、
パソコンが6台ぐらいありました。
残念なのが、上の1階とこの地下でしか、
Wifiが使えなかった事。
部屋にはWifi届いてませんでした。
お部屋は、一番安い8人部屋(男女別)。
部屋は、一般のホテルと同じようにカードキー。
ベッドと寝具はIKEA製。ロッカーもちゃんとありました。
時期が時期だけに、8人部屋だけど、
半分ぐらいしか人がいなかったです。
もうこの時間には皆出掛けてて、
1人しか会って喋りませんでした。
1番上の階の4階の部屋だったんだけど、
4階に同じような部屋が5部屋ぐらいあるにも関わらず、
トイレ/シャワーがこの1つだけ。
部屋にいた子の話によると、
朝のシャワーの順番待ちで大変だったとか。
私は、次の日朝始発電車だったので、早めに観光を終えて、
夜まだみんな出掛けている間に、シャワーをゆっくり浴び、
朝まだ寝静まってる頃に起床だったので、
シャワー待ちなどの苦労はなかったです。
だけど、時間帯が合わなくて、
結局他の宿泊者との交流が出来なかったのが残念でした。

荷物を少し整理して、ネットがやっと繋がったので、
みんなに無事である事を報告したりして、少し休憩。
11時半から、このホステルと
提携ホステル(WayとPop)の合同で、
無料観光ツアー(徒歩:2時間半)があると、
チェックインの時に聞いたので、参加する事に。
このツアー、無料っていいつつ、
有志で最後に自分で値段を決めて払う形式でした。
払わなくても良いのですが、ガイドさんとっても良い人で、面白かったので、少しばかりのチップを払っておきました。
まずは、マドリッドの象徴。
クマとリンゴの木がある中心地、Sol。
Solのメトロの入り口はかっこ良かったです。
観光ツアーは、まずこの中心地Solから西側。
オペラ劇場のテアトルレアル。
外観が寂しいのは、
近くにある宮廷と比べられないようにする為。
(ガイド付きだと、
まめ知識が豊富でとっても勉強になります)。
この劇場は、イザベル2世女王が建てたので、
目の前に銅像があります。
この広場は、イザベル2世広場。標識にも彼女の絵が。
マドリッド市内には、ここだけではなく、
道や土地の名前に因んで、
標識にこういった絵が入っていて、面白かったです。
その広間からの様子。
すごいヨーロッパって感じですよね。
オリエンテ広場にある銅像。
ここで、しばしガイドの解説。
この赤毛の人がガイドでした。
(ボランティアでチップをお給料にしています)。
こうやって、日本語の標識もあるので、便利でしたよ。
そして、これがマドリッド王宮。
ヨーロッパに数少ないオリジナルのままの王宮だそうです。
その間の前にあるのが、大聖堂。
これも、宮殿に勝らないようにシックな外観。
オペラ劇場と共に、内装は凄いゴージャスらしいです。
裏側は、表よりも飾られています。
手前にある森は、マドリッドという名の起源
「アルマジュリード」
アラビア語で水の源と言われた場所です。
ガイドに連れられて、観光客の少ない裏地へ。
イスラムとキリストの混じる
スペインの歴史を説明しつつの観光で、
とても興味深かったです。
この正面の教会の塔の真ん中にある小さな窓は、
イスラム系の形をしています。
隠れ家的な広場。
階数によって納める税が違った昔のマドリッド。
こうやって、窓の高さを変えて、フェイクしたそうです。
Plaza Mayor(マイヨール広場)。
高級マンションです。
昼が大分過ぎてしまって、ガイドさんも腹ぺこ。
1€を払ったら、こんな大きなサンドイッチ
(イベリコ豚のハム入り)を買ってきてくれました。
このPlaza Mayorにあります。
腹ごしらえを終え、Solに戻ってきました。
ここには、0キロの標識があって、
ここがマドリッドの起点となっています。
そこから、次は東側へと進んで行きました。
私のイメージとしては、西側は旧市街。
東側は、商業街。
とは言っても、古い建物を今でも大事に使っています。
この建物は、大分古いそうです。
立派な大きな建物も。

この辺りで、観光ツアーは解散。
夜には、ホステル主催のタパスツアーもあって、
赤毛のガイドさんがまた案内してくれるそうでしたが、
私は次の日早いので、夜9時からのタパスツアーは不参加。
でも、美味しいお店を紹介してもらいました。

その後は、夕方頃まで一人観光。
マドリッドは小さな街で、徒歩で観光出来ちゃう事が発覚。
ツアー解散地からすぐ近くにある大きなレティロ公園へ。
こんな立派な公園の入り口です。
中には、池があって、ボートにも乗れます。
この池の前で、ちょっと休憩。
この旅、初めてのぼーっとする時間。
ここまでずっと動きっ放しの時間に追われっぱなしで、
初のユースホステルも心配してたけど、
なんだか良さ気な所だったし、
やっと心配事が無くなり、ゆっくりぼーっとできました。
ちょうど紅葉していて、いい感じです。
マドリッドは、他の場所に比べて、寒かったです。
パリに比べれば、暖かいのですが。
公園を出ると、こんな立派な門が交差点にあります。
そのまま、また西側に向かって歩いて行き、
ツアーでは行かなかった場所を目指しつつ、
行き当たりばったり。

スペインの外観装飾ってすごい壮大で豪華で、私好み。
でも、ちょっとこれはやり過ぎかな。。。(笑)
街中には、民芸品などを売る通り。
こちらは、サンミゲル市場。
改装したばかりみたいで、とても奇麗でした。
観光客や地物との人が、ワインを飲みつつ、
タパスやチーズやハムを楽しんでました。
スウィーツももちろんあります。

ある程度見て回ったら、一度ホステルへ帰って、
明日の朝起きたらすぐ出発できるよう荷物を整理。
帰ってきたら、シャワーを浴びて寝るだけにした後、
ガイドさんに紹介してもらったレストランへ。
Kaixoというタパスのお店。
ホステルから歩いて5分程の所にあります。
サングリラに、イベリコ豚のハム、
スペインオムレツを頼みました。
とっても美味しかったです!

お腹がいっぱいなので、ちょっと遠回りして、
夜のお散歩をして帰りました。
もういつの時代の街を歩いているのか、
分からなくなるぐらいの夜の街並。
途中によった教会では、ミサ中だったので、
バレないように写真を撮ってすぐ出ました。
 最後に、興味本位でスーパーに立ち寄ったは良いけど、
水1本買うのに、大分並びました。
スペイン人は平日の夜に大量買いするのかなぁ。。。
そして、ホステルに帰ってきました。
窓のシャッター閉まってて、よく分からないけど、
これが外観です。
他の宿泊者が帰ってくる前に、
シャワーを浴びて、寝ました。
3日ぶりのベッド。逆になんだか落ち着かない。
電車の揺れの中の方が、なんだか良く寝れたような気も。