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28.10.11

Eurail (Spain/Portugal)-1日目

49日目。

昨日の夜11時、5日間の旅を終えて帰ってきました。
ブログを書く余裕も無い程、楽しい旅になりました。
今日から少しずつ旅行日記書いていきます。

本日は、10月23日、旅行1日目について。

出発前に書いた通り、前の日の夜から、
夜行列車に乗るため、
22日PM10時に家を出ました。
ParisのAusterlitz駅から出発。

まずは、SNCFのオフィスに行って、
Eurailパスに日付入りスタンプを押してもらい、
有効化。パスポートの提示も何も無く、
スタンプ押してくれたので、
今思えば、25歳までのユースパスでもいけたかも!って。

駅には、電光掲示板に出発時間、行き先、
鉄道会社などが順に表示してあって、
何番ホームから電車に乗るかそこで確認します。
2番ホームだったので行くと、改札が無い代わりに、
飛行機のボーディングのような状況。
しかも何やらもめてるみたいで、なかなか前に進まない。
出発時間も過ぎてます。
本当に飛行機の出発前みたいでした。
(荷物チェックとかは無いです)。

やっとチケットのチェックを終え、私が乗る2号車へ。
電車は、SNCFのLunea(夜行高速列車)。 
 初日は、簡易ベッドの座席。6人用の個室の中に3段縦にベッドがあるんだけど、
私は残念ながら一番下でした。
 バックパックをはしごにチェーンで取り付けたり、
寝る準備をしてる間に、
何の音沙汰もなく、気がついたら出発。
周りは小学生ぐらいの子供2人と赤ちゃんを抱えた
お母さんの4人組。
私の直ぐ上のベッドには、高校生ぐらいの少年。
隣には、デブでいびきのうるさいオヤジ。
挨拶を交わす間もなく消灯。何もする事無く、
私も直ぐに寝ました。

この個室内は意外に安全で、中からロックもかけられます。
寝袋のような薄い布団があって、これにくるまって寝ました。
って言っても、そんなに寝れず。
オヤジのいびきと、列車がカーブする度に
重力がかかって頭に血が上ったりと、
あまり快適ではなかったです。

最終目的地である、Irunという
スペインの一番北東にある国境の駅まで行って、
そのフランスとスペインを含めた辺りを
バスク地方と言うんだけど、
フランスバスクの主要都市まで戻って観光しようと
思っていたら、
途中行こうと思っていた街の駅で停車する事を知ったので、
途中下車して、南下して行く事に。

予定時間よりも30分前に起きて、持参した朝食を食べたり、
着替え歯磨き(トイレにて)をしたりしてたら、
途中下車しようと思っていた駅で降り損ねてしまって。。。
焦ってたら、キーチェンの鍵が取れなくて、出発。
次の駅で、無事降りれました。

なので、この旅最初に降り立った駅は、Gare De Biarritz。
これ、朝7:15なんですけど、真っ暗。
日曜日って事もあって、人ゼロ。
でも、さすが南下しただけあって、暖かい。
この時間で15℃以上気温はあったと思います。
 繁華街までは少しあるので、市バスが駅からあるものの、
30分以上も待つ事に。
午前中だけで3カ所も違う街を訪れたいと思っていたので、
バス停の地図を見ながら、バス沿いを歩く事に。
こんなに暗いし人集り無いし、道が不確かだから、
ちょっと怖かったけど、
なんとか繁華街までたどり着けました。
iPhone持ってて良かった!
 って言っても、この静けさ。

バスク地方は、ビスカヤ湾沿いの地方で、
夏は海水浴をしに来る人で大賑わいです。
街は、湘南鎌倉/南カリフォルニアOCのような雰囲気。

だんだん明るくなってきて、朝焼けが奇麗でした。
 ここで有名なのが、Rocher de la Vierge (処女の岩)。
マリア像が岩の上に奉られています。

 マリア様と朝焼けの月。奇麗でした。

この街では、これだけの為だったので、
逆に降り損ねて先にここに来て正解だったかも。
最初に降りる予定だった街(Bayonneバイヨンヌ)に
向かいました。
バスが8:40AMで、その次は1時間後とかだったので、
そのバスに乗りました。
北の方のフランスバスク地方は、
このバス会社のバスで大抵移動出来るようです。
バスの運転手にバイヨンヌに行く事を伝え、
バス代1€を払いました。
20分程で、バイヨンヌ到着。

ビジターセンターがお休みだったので、
地球の歩き方を頼りに、街を一周。

お城跡。
 城門。
 サント=マリー大聖堂。日曜日のミサ中で、中に入れず。
 中庭はかろうじて覗けました。
古くて素敵です。
 すでに、10時をまわってるのに、こんなに静か。
 今回の旅で沢山見たんだけど、このドアのぶ。
怖いっす。。。
 バスク地方では、唐辛子、チョコレート、
生ハムなどなど特産品が沢山あるんですが、
どこもかしこもやってない。。。
 外からよだれを垂らしながらウィンドウショッピング。
 街の真ん中には、川が流れていて、
しかもこんな可愛らしい町並み。
 川沿いには、朝市のモールがあったんだけど、
とても小規模。
 でも、イベリコ豚のハムやらチーズやら、
見てるだけで楽しかった!
 街は、ヨーロッパ旧市街って感じで、
中世に戻ったような雰囲気を味わえて、
とっても良かったんだけど、静かすぎて残念。
次の街へ移動。

でも調べておいた電車は、2時間後。
駅までまたちょっと歩く。
本当に乗れるかどうかも不確か。

バイヨンヌに来た時に降り立ったバス停
(ビジターセンターの目の前)に、
1時間後に次の目的地、
St. Jean de Luz(サンジャンドリュズ)へ行く
バスがあるみたい。でも、それも不確か。
もう1時間程何も無いけど、ブラブラして、
まずは、バスを待つ事に。

11時に無事にバスが来て、運転手に行き先を確認して、
3€払いました。
観光バスのようなバスで、
バスク地方の住宅街を30分程行きました。

到着したのは、St. Jean de Luz(サンジャンドリュズ)。
ここは、観光地として賑わってました。
ルイ14世とスペインのマリーテレーズ女王が
この地で結婚式をした事でも有名です。
お店も開いていて、唐辛子がこんな風に干してあったり。
ルイ14世広場では、演奏会。
 マカロンの老舗店。
 屋内朝市のお惣菜をランチに食べました。
 気がついたら、芋系ばっかりだったけど、
魚のコロッケ、芋と魚のラザニアみたいなのと、
ポテトサラダ。
あぁ〜。なんでこんなの選んだんだろう。
バリエーションがない。。。でも全部美味しかった!
 デザートには、先ほどのマカロンのお店。
しっとりした本場マカロンでした。
 1時を過ぎると、シエスタタイム。
次々とお店が閉まりはじめます。
お土産でも買おうかと思ってたんだけど、間に合わず。
また、ウィンドウショッピング。
ベレー帽をかぶったフォアグラ。
とっても可愛い。
 ポートもあります。
 マリー・テレーズの館(Maison de l'Infante)

シエスタタイムに突入したので、次へ移動です。
また同じ系列のバスで、
スペインとの国境の街、Hendaye(オンダイエ)へ行きます。
 30分程して、Hendayeへ到着。
サンジャンドリュズから、電車で国境を越えて
Irunまで行く事も出来るのですが、
私はあえて歩いて国境越えをする事にしました。
 国境には川があって、橋があり、丁度真ん中がボーダー。
 橋を超えて直ぐ駅があったんだけど、実はこれは違う駅。
Irunの駅でも、国鉄とか私鉄とかメトロとか駅が違うようで、
私の目指す国鉄(renfe)の駅までは、結構ありました。
しかも、気温27℃。暑かった!!
途中、メトロの駅もあって、そこからも次の目的地、
San Sebastian(サンセバスチャン)に行けるのですが、
2€ちょい。しかも、30分以上かかる。
せっかくEurailパスを持っているので、
国鉄の列車で料金を払わない方がお得なので、
頑張って国鉄の駅まで歩きました。

renfeのCercaniasという電車で
IrunからSan Sebastianまで20分で行けるのですが、
これが1時間に1本。
出発前に時間を調べておいたので、
実はこの時間に合わせて、
この日1日行動していたわけです。

駅に着いて、窓口でEurailを見せると、切符が貰えます。
本当は、この日の夜行は、Irun発だったから、
また戻って来るつもりだったんだけど、
駅員さんが、San Sebastianからでも乗れると教えてくれたので、これでIrunともお別れ。
改札を通って、既に停まっている電車に乗り込んで、
15:30、Irun駅を出発。
 なかなか奇麗な電車でした。
 San Sebastianに到着。
 スペイン側のバスクの街。
ガラリと雰囲気も変わりました。
ここから、地球の歩き方も無く、
iPhoneのネットも使えないので、
まず目指したのは、観光案内所。
 歩いている途中、建物とか本当に素敵で感動。
 この街でも、真ん中に川が流れています。
 こんなモダンな建物もあったり。
 教会。
 旧市街は、古いヨーロッパの町並みがそのまま残ってます。
 ここも、夏はビーチでバカンスをする人で賑わいます。
 San Sebastianのイニシャル。
面白く飾られていました。
 沢山歩いたし、真夏のように暑かったので、
バスク地方特産品のチョコ味のアイス。
美味しかった!
 これは、市庁舎。
 大聖堂。
 ステンドグラスが素敵な反射をしていました。
 広場もあって、中世の世界。

 夜は、タパス発祥のこの地で、タパスを堪能!
タパスのお店、めちゃめちゃあって、
1人でも入れそうなで、雰囲気が良く、
注文に困らないように、
こうやってカウンターに並べてあるお店に入りました。

3つ選んで、ビールを頼んで、8€でした。

タパスでお腹も一杯になり、ビールでほろ酔いで、
駅までゆっくり歩きました。

 劇場。
 夜の夜景でまた違う一面が見られます。

大体出発1時間前に駅に到着。
駅のトイレに籠って、iPhoneを充電しつつ、
荷物の整理をして、着替えて、歯磨きして、
出発と就寝の準備。

パリと違って、改札もチケットのチェックも無く、
ホームへ行き、来た列車に乗ります。
そして、22:30次の目的地へ向かって出発致しました。

この日は、結構行き当たりばったりの1日でした。
それでも、行こうと思っていた場所はすべて制覇!
移動が多くて、ちょっと不安だったけど、
下調べと困った時にiphoneが役に立ったおかげで、うまく廻れて、少しばかり肩の荷が下りました。
フランスバスクの街は、ちょっと静かで残念だったけど、
街の雰囲気だけでも、十分胸がいっぱいでした。
ランチもディナーもスウィーツも食がとっても充実してて、
楽しい1日目になりました。

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