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22.4.12

l'élection présidentielle

227日目。

今日は、フランスの大統領選挙日でした。

フランスは日本と違って、直接選挙。
大統領を国民一人一人が選んで決めます。
なので、国民の選挙への関心度が日本と大違い。
誰が次期大統領になるのか、
最近の話題はこれで持ち切りでした。

フランスの大統領選は、
所属する政治の党とか関係なく、
立候補者がフランス各地の県市町村長や議員などから
500人の推薦署名を集めて、
立候補の提示ができます。

今回の大統領選挙では、12人の立候補者がいました。
その中から、国民が今日の選挙日に投票して、
大統領を決めるのです。

その中でも一番の注目候補者は、
5年の満期を迎える現大統領のニコラサルゴジと、
社会党左派のフランソワオランドです。
この二人の公約などを比べて、
毎日ニュースや新聞で争われていました。

そして、今日の夜8時に開票。
その結果、ニコラサルコジが約25%、
フランソワオランドが約28%を獲得。
ここで、過半数以上の投票を獲得すれば
次期大統領が決まったのですが、
過半数の候補者がいない場合は、
5月6日の第2選挙日に、
この上位2候補者の決選投票となります。

ニコラサルコジの支持率は現在とても悪く、
私が話したフランス人のほぼ100%が彼を嫌っています。
でも、だからと言ってオランドが
とても良い候補者という訳でもないみたいで、
ニコラサルコジに変わるのであれば、
彼でも良いかという雰囲気。
それが、この数字に表れたみたいです。
オランドさんがずば抜けて良い候補者であれば、
今回の選挙で過半数で決定していたと思うのですが、
どっちもどっちという感じもあるようなので、
なかなか難しい決定みたいです。

これだけ不景気で移民問題も抱えてる現状で、
それぞれの公約や宣言の批判や反対意見が多く、
裕福層や低所得者の意見が分かれている事もあって、
なかなか難しいようです。

これから、5月6日まで、
まだまだ選挙の論争がヒートアップしそうです。

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