MaA Photo 2

Translate

9.3.12

Messe et Concert pour Soutenir le Japon

183日目。

東日本大震災からほぼ一年。
去年の今頃は、Los Angelesで
一人不安な夜を過ごした事を覚えています。
でも、家族と連絡を取り合ったり、
LAにいる友達や同僚も心配してくれたり、
なんとか海外に住みながらも、
体験できない母国の衝撃を
遠くから見守っておりました。

そして、1年後。
あの時、もうパリに来るべきではない、
日本に帰って、何かするべきと、
自分が抱いていた夢を捨て、
今すぐにでも日本に帰る方が良いと考えたりもしたけれど、
被災された方々から見て、
この衝動で夢を捨てて日本に帰る事が、
本当に求められている事なんだろうか。
辛い思いをされている方々が大勢いる中、
自分は、パリに行って、
自分の人生を楽しむべきではないんじゃないか
とも思っていました。

でも、私に海外に住む私に出来る事は、
海外からでも大勢の方々が支えてくれていて、
励ましてくれていると言う事を被災地の方々に伝える事。
そして、どんなに辛い状況にあろうとも、
一生懸命、誠実に生きる事ができる日本国民の誇りを
世界に伝える事なんではないかと思います。

それは、奇麗ごとかもしれないし、彼らから見て、
この選択肢が本当に正解だったか未だに分かりませんが、
この震災を忘れず、精一杯生きる事が、
微量かもしれないけど、
支えになっていると良いと思います。
そして、震災から学んだ事、
人と人とのふれあいの大切さ、絆。
それらを活かしていく事が
日本人として大切な事だと思います。

さて、パリでは、今週から様々な追悼イベントが
行われています。
お友達に誘われて行って来たのが、
大好きなノートルダム大聖堂での
お祈りとコンサートのイベント。
 今日も一段とステンドグラスが輝いていました。

日本人会という
日本人コミュニティの大きなグループがあり、
その会が主催したこのイベント。
友達が予約をして席をとっておいてくれたので、
かなり前の方の席に座る事ができました。
 まずは、東日本大震災の為のミサ。
1から10までカトリック式にすべて進められて、
お祈りを掲げました。
この左側の神父様は日本語で
お祈りの言葉を述べていました。
その心意気が伝わり、
とてもありがたい気持ちになりました。

パリで活躍するピアニスト、菅野潤さんが
スピーチをとても流暢なフランス語と
丁寧な日本語でされて、
いろいろと去年の事を思い出して、
涙が溢れてしまった。
あの時私はLAにいたけど、こうやってパリにいる人も
同じ気持ちで震災を受け止めていたんだと感じました。

初めてミサというものに参加したんだけど、
さすが大きな大聖堂のミサ。
きちんと伝統的な作法で行われ、
こういう事に慣れていない日本人とは違い、
このミサに参加していた熱心なカトリック信者の方々は、
歌や返答もきちんと知っていて凄いなぁと関心。

ミサが終わると、続いて日本からお招きした
スーパーキッズオーケストラによるクラシックコンサート。

このオーケストラは、
神戸の震災後に形成されたグループで、
9歳から18歳までのスーパーキッズで構成されています。

わざわざパリまで来て頂き、
子供ながらにこんな大舞台での演奏に、
ちょっと緊張気味な感じ。
佐渡裕さん指揮のもと、
バッハのG線上のアリアからはじまりました。
指揮と一体となった表現力豊なオーケストラ。
一人一人の技術も素晴らしい且つ、
まとまりがあって、
1曲目から彼らの世界に吸い込まれて行きました。
バッハのチェロソロ曲、レリュード。
まるで盲人のように演奏する彼女から
かなりの音楽的才能を感じました。
楽器を演奏する時は、
指先を見ないで弾くのがプロなんです。

クラッシック曲だけではなく、
日本の作曲家の曲や見上げてごらん夜空の星をなど、
曲目もバラエティに富んでました。
こんな小さなキッズ達もしっかり演奏していました。
彼らなりの表現能力もしっかりあって、
素晴らしかったです。
パリのキッズ達も日本のスーパーキッズに夢中。
 最後の曲目を終えた後、
スタンディングオベーションで、
アンコールの要求。
前の方に座っていたのでしらな方けど、
こんなに人が集まっていました。
素晴らしいアンコールの曲を終えて、
誇らしげに立ち振る舞うキッズ達。
この中から何人も将来世界で活躍する音楽家が
出てくる事間違いありません。
このパリでの演奏の経験を思い出に、
将来戻って来て活躍して欲しいなぁと思いました。

大聖堂の中という事だったのか、
お祈りがあったからなのか、
良いスピーチが聞けたからなのか、
とっても良い音楽に触れたからなのか、
心が洗われました。
純粋に1秒1秒を楽しむ事のできた夜になりました。

大震災から1年経つ今、
こういったイベントに行く事で、
もう一度いろいろな事の再確認ができて、
またもう一度震災について
自分なりに思える時間を持てました。

0 件のコメント:

コメントを投稿