185日目。
2日前にノートルダム大聖堂で
追悼イベントに行きましたが、
大震災から丁度1年後の本日は、
ギャラリーへ行ってきました。
Le Japon 11 mars un an apresと題された展示会。
被災地の小学生達が
「今、伝えたい言葉と描きたい明日」
「私の夢」
をテーマに和紙に描かれた
それぞれのメッセージや絵を展示してあります。
小学生ながらにそれぞれの体験を受け止めて、
先に進もうと未来に向かっているのが凄く現れていて、
感動しました。
笑顔いっぱいの街を夢見たり。
人々の助け合いを表現したり。
奇麗な花を咲かせて、希望ある春を描いたり。
小学生の表現力の豊かさには、とても心打たれました。
子供の純粋な心が伝わって、
強く生きている姿勢が絵から伝わり、
本当に素晴らしかったです。
2階にも多くの絵が飾ってありました。
素晴らしい笑顔で製作中の様子の写真も
展示してありました。
大学生によるディスカッション等の発表の展示もあって、
それぞれに感じた当日の感想や学んだ事、
その後の要求など、
生のアイディアを得られます。
バトーノエルというプロジェクトが
被災地の漁港で去年のクリスマスに行われたそうで、
その時の写真の展示もありました。
皆様とても良い笑顔でプロジェクトに取り組み、
良い写真ばかり。
その時の様子の映像も流れています。
地下には、写真展もあります。
1階には、子供達の絵をプリントしたT-シャツや
被災地の方が制作したバッグなどの販売もありました。
これは、一部寄付されるそうです。
その横には、1部の子供達の絵の販売もしており、
1€で購入でき、それはすべて寄付されます。
私の気に入った絵は販売されてなかったですが、
1枚購入しました。
最後に、和紙でできたハート形のメモ用紙に
私たちからメッセージを書き込めるスペースがあります。
このメッセージは、被災地の子供達へ届けられるそうです。
震災から1年。
まだまだ困難や辛い事が多い中、
希望を持って一生懸命生きている被災地の方々の姿を
このような形で見られて、
とても感動したのと同時に、
安心しました。
パリでいろいろな美術館に行って、
いろいろな絵を見たけど、
この展示会が一番素晴らしかったと思います。
純粋に心が現れた芸術作品。
心動かされるものを感じました。
この展示会、
3月16日まで10時から19時まで
Espace Evolution
5 rue Saint Merri
Metro: Hotel de Ville
で行われています。
多くの方が足を運んでくれるといいなぁと思うので、
是非機会があれば行ってみてください。
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