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16.6.12

Bordeaux Trip 3

274日目。

ボルドーの旅最終日。

最終日にしてやってボルドー観光。
朝、ホテルのチェックアウトをして、
荷物を預け、その後出発。

まずは、観光パックについていた、
ワイン試飲券をまだ使っていないので、
試飲をしながらつまめるものを探しに、
前日に唯一発見した
スーパーマーケットに行きました。
Galerie des Grands Hommesという
小さなモールの中にあります。
観光案内所から西に徒歩5分です。
 朝早すぎてスーパーは閉まっていたけど、
お惣菜コーナーは開店していたので、
そこでチーズを購入。
フランス南西部名産の羊乳チーズを購入。
お店のお姉さん、とても良い人で
沢山試食をさせてくれて、
一番好きなのを選ばせてくれました。

ボルドーの朝はゆっくりなのか、
お店がどこもまだ閉まっていたので、
ちょっとブラブラ。
 何度も何度もこの前を通ったけど、
やっと写真を撮れました。
Grand Theatre(大劇場)。
中が素晴らしいらしいのですが、
入りませんでした。
 大劇場から西に向かって裏路地に入ると、
こんな大きな古い教会を見つけました。
Notre Dame(ボルドーのノートルダム大聖堂)
外の装飾がなかなか面白い幾何学の形をしていて、
珍しい外装だと思いました。
 早朝だったため、中には人1人おらず、
友達と2人貸し切り。
気がとても休まりました。
 そして、後ろを振り向くと素晴らしい教会オルガン。
様々な楽器を持った彫刻で装飾されていて、
凄く素敵です。
前日に見たオルガンも素敵だったけど、
一気に大逆転。
このオルガンが今のところ1番好きです。

少し時間が経ち、お店も少しずつ開店しはじめたので、
ちょっとお買い物。
 大劇場の南側の通り
Cour du Château Rougeを東へ1ブロック行き、
裏路地にあるこの店。
この地方の食品を扱うお土産屋さん。
ワイン、チョコレート、マカロン、
ジャム、スパイス、オリーブなどなど
色々なお土産が手に入ります。

私はここでボルドーのアーモンドのお菓子と
ワインの香りのついた粗塩を買いました。
 その後、お友達の頼まれ事の為に、
大劇場の前にあるワイン屋さん、
L'Intendantに行きました。

ボルドーで最大のワイン屋さんで、
種類の数も一番豊富だそうです。

その後、10時から観光パックに付いていた市内観光。
丁度大雨が降ってきたので、
観光案内所で雨宿りをしつつ市内観光のチェックイン。



日によって違うみたいですが、
この日は運良くバスで観光。

雨がやまず、車窓も雨水だらけで何も見えません。
でも、徒歩ツアーじゃなくて感謝。

バスでGaronne川沿いを北に走り、
今現在は4キロも伸びるモールになっている、
昔のワイン倉庫沿いを車内から見学。

港の様な場所に着いたところでこの奥に見える建物は、
第二次世界大戦中に建てられた、
ナチの巨大潜水艦基地跡。
今は、La Base Sous Marineとして歴史博物館として、
中を公開しています。

そこからボルドー中心地へ
また徐々に南へバスは向かいました。
ボルドー最大の公園、Jardin Public。
イギリス式の公園。
やっぱり雨で見難い。
旧市街周辺に戻ってきたのですが、
反対側だったので、写真に
他の観光者が入ってしまいました。
ゆっくりバスで回り、
最後に前日に行ったPlace de la Bourseで下車し、
そこから徒歩でツアーが続くとの事。
丁度良く、雨が上がっていたので、ラッキー。

でも、もう見た場所を観光するようだったし、
この先の予定が詰め詰めだったので、
ここでガイドさんにお別れの挨拶をして、
観光ツアーから去りました。
Esplanade des Quinconces (カンコンス広場)にある
Monument aux Girondins(ジロンドの記念碑)。
これも、何度も前を通ったけど、
写真を撮る機会が無かったので、
ちょっと1枚。

その広場の反対側、観光案内所の目の前にある
Maison du Vin(ワインの館)へ行きました。
観光パックにここでのワイン試飲券が付いているのです。
試飲は1杯かと思ったら、
赤白1杯づつ。
嬉しいサービスです。
まずは白から。
白は、2009年 Sainte Croix du MontのChâteau La Grave。
アロマの香りがとても良く甘い白。
もう少しドライでも良いかなぁと思いましたが、
美味しかったです。
赤は、2010年BordeauxのChateau Montaigne。
樽の香りがとても出ていて、飲み易く繊細な味で、
これも美味しかったです。
このワインを本当はダメだったみたいだけど、
朝購入したワインと堪能。
やっぱりその地方のチーズとワインは相性が良い。
チーズもワインもより一層美味しくなります。

ここでは、ワインの販売はしていませんが、
ワインバーでワインを飲めます。
グラス一杯€2で
ボルドーの美味しいワインが楽しめますので、
とってもお薦めです。

ワインを楽しんだ後は、
軽くランチをしようという事で、
旧市街をウロウロしながら良さそうなお店を探しました。
トラムのHotel de Villeという駅から直ぐの場所に、
ランチを楽しむお客さんでいい感じに賑わっていて、
前菜+メイン+デザート+ワインのランチメニューが
€11というとってもお得なお店を発見。
でも、残念ながら席に着いて注文しようとしたら、

ランチメニューは終了していると告げられ、
結局お得なランチは食べられず。
野菜が食べたかったので、サラダを注文。
すると、こんなボリューミーなサラダが登場。
生蓋ハムと鴨肉にヨーグルト、ゆで卵のサラダ。
でも、このハム、凄く美味しかったです。

お腹を満たした後は最後の観光。
観光パックには、美術館などの
無料入場券も付いているのですが、
最後まで使う機会がなく、
 慌てて使えるところを探しました。

観光案内所で最初にもらった観光パックの説明に、
Palais Rohan(ロアン宮)の
見学ツアーがあると書いてありました。
朝、市内ツアーのチェックインの時に、
このツアーの申し込みをしておきました。

この宮殿、実はHotel de Ville(市役所)の事。
市役所好きな私には持ってこいのツアー。
丁度良く、このツアーは水曜日14時半からの週一回。
パリの市役所に比べると、とてもシンプルな建物ですが、
ずっしり左右対称なところが、逆にかっこ良かったり。
中の広間はもちろん中世様式。
フランスっぽい素敵な内装。
シャンデリアも立派。
ボルドー、ユーロ、フランスの旗がたてられていました。
建物の奥には、市会議事室。
古くて立派な机や椅子があって、
ここで昔から街の事を話し合ってるんだなぁ、
ここでこんな素敵なボルドーの街を
作っているんだなぁと思いました。

1時間のツアーを終えて、最後の最後に行ったのは、
市役所の目の前にあって、一番目立つ、
Cathedrale St-Andre(サンタンドレ大聖堂)に行きました。
大きなタワーが2つあるのがこの大聖堂。
市役所側からはこんな外観。
中に入ってみると、スーッと建てに広い聖堂。
ここにも立派なオルガンありました。
しかも、オルガンコンテスト週間の
真っ只中だったみたいで、
誰かが練習をしていました。
こんな大きな大聖堂で、
こんな立派なオルガンの生演奏を聴くのは初めてで、
思わずiPhoneで動画に撮ってしまいました。
練習中だったので、曲は途切れ途切れだったけど、
行く層にも重なるオルガン独特な和音とメロディが
心臓まで揺さぶるような壮大なサウンド。
聞き入ってしまいました。
最後の最後に大感動です。

ワインにも酔い、オルガンにも酔い、
この日もとっても良い観光ができました。

ホテルに戻り、荷物を取りに行き、
トラムに乗り込んで駅に向かいました。
駅の売店で売られているボルドー名産のお菓子、
Canelle(カネル)を1つおやつに買って、
TGVパリ行きに乗り、ボルドーとお別れ。

帰りは、パリまで行きより早く、3時間半で到着。
行きは寝続けたのに、帰りは旅の疲れも忘れ、
ガールズトーク。
今回一緒に行った友達は、
パリに来て直ぐ出会い、
色々フランス語関係で助けてくれたり、
色々な人生相談を受けてくれたり、
フランスに来て出会えて良かったと思える
大切な友達の一人。

彼女は、夏休みの間日本に帰ってしまうので、
これからもしかしたら
もうゆっくり話せる機会が無いかもしれなく、
私が日本に帰ったら、
次はいつ会えるかも分からないと考えると、
とっても寂しい気持ちになります。

今回、ボルドーを訪れて、
ボルドーの街並を観光出来た事も良かったのですが、
そんな彼女と旅行ができて、
良い思い出ができて、
凄く楽しかったし、
貴重な日々を過ごせたなと思いました。

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