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11.8.12

Voyage en train de l'Est-Europe: Report 4


329日目。

東欧電車の旅:14日目。

旅も後半にさしかかって、
少しずつ余裕な時間が増えてきました。

今、私はItaliaはVeniceにいるのですが、
夕飯を終えてホステルに一度戻り、
荷物の整理などをした後、
ちょっと一杯行こうと思っていたのですが、
ここで夕立的な雷雨。
ゆっくりホステルにとどまる事に決めました。

さて、前回のブルガリアはSofiaから、
大分北上して来たのですが、
イスタンブールの湿った暑さに比べて、
朝晩涼しく、北上すればする程、
電車の質も上がりACも効いていて、
何だか旅の峠も越えて安心したのか、
調子が悪くなってきました。

咽喉のイガイガから始まり、
今朝が最高に悪くだるかったのですが、
なんとか持ちこたえています。
このまま治る方向に行ってくれると良いのですが。

というわけで、
また写真を使ってサササとご説明。

ブルガリアのSofiaを夜行で出発した後、
到着したのがSerbiaはBeograd。

でも、実はここでの滞在時間5時間。
しかも、早朝5時到着。
ラッキーな事に、電車が遅れて、
6時頃到着。
ギリギリオープンしたばかりの
駅にあるネットの出来るカフェに入り、
朝のコーヒーを飲みながら、
今後の下調べやらなんやら、
ちょっと身の回りや頭の中を整理。

その後、せっかく来たのだからと思い、
観光案内所に行き
(駅にあって、その頃にはもう開いていました)、
1時間ちょっとしか時間が無いけど
何か出来る事あるか聞くと、
路面電車に乗って、街を一周出来ると言われ、
トラム券を買い、トラムで街を一周。

今まで、観光客や人で溢れていた街ばかりにいたので、
なんだか穏やかな感じでとても素敵な街でした。
パリの12区とか14区とかに雰囲気が似ていて、
なんだか懐かしく思っちゃいました。

トラム一周して駅に帰り、10時過ぎ次の国へ出発。
到着したのは、CroatiaはZagreb。
ここでは、ユースホステルで一泊。
夕方過ぎに到着して、ホステルにチェックイン。
その後小一時間観光。
ここも、人気観光地という感じでは無く、
閑静な住宅街という雰囲気で、
ゆったり時間が流れていました。
日も暮れると、なんだか寒く感じる程でした。

次の日、小さな街だけど、
メインのスポットへ。
 立派な大聖堂があり、
 その横には、地震で止まってしまった時計がありました。
 道端が教会になっていて、
道を挟んでお祈りをしている地元の人達。
 市庁舎のある広場には、
素敵に装飾された屋根の聖堂。
クロアチアのシンボルですね。
 旧市街は丘になっていて、
ちょっと登ると凄く素敵な風景が見えました。
 街の中心地では、朝市がやっていて、
お花、野菜、果物、民芸品、
地下には、魚介、精肉、乳製品などに別れて、
売られていました。

とっても素敵で住み易そうな街だなぁ
という印象を受けた街。
観光客を受け入れる体制も整っていて、
街にはちゃんと観光名所の標識があって、
とっても周り易い街でした。

午前中に観光を終えて、また次の国へ移動。
南の方ではあんなに乾燥した土地が永遠と続いていたのに、
段々アルプスの山岳地帯に近づいて来て、
緑が広がっていました。
そして到着したのはSloveniaはLjubljana。
 ドラゴンがシンボルのこの街。
カッコいいドラゴンが橋の上に立っています。
 やっぱり栄える街には川が流れているのです。
 素敵な市庁舎前。
この街も観光客が少なくて、
ゆったり。
 とってもシンプルかつ
可愛らしい建物が並ぶメインストリート。
 ちょっと山を登ってハイキング気分を味わい、
 山の頂上にある城跡にたどり着きます。
 古い建物を新しく改装して、素敵な雰囲気の場所。
 中では、いろいろな展示会や歴史博物館になっています。
 そして、上からの眺めは最高です。
この赤い屋根の感じが、ヨーロッパっていう感じですよね。
 山から下山して、街歩き。
ここはザグレブ以上に整っていて、街も本当にきれい。
 ちょっと調子悪いのを感じ始めたので、
夕飯はスロベニア風牛肉シチューとサラダ。
お肉がホロホロでとってもおいしかったです。

そして、心配していた最後の電車のチケット。
予約が出来なかったのは、ここでもトルコと同じ様に、
臨時のバスが出ているみたいで、
スケジュールが変更していました。

私は、夜10時発、次の目的地、
ItaliaはVeniceに朝到着する電車を選びました。
そうしないと、リュブリャーナで1泊する必要が出て来て、
今から宿泊先を探さなければ行けなかったので、
夜行があるなら、それを選ぶほか無いと。

でも、この夜行、直行でなく、乗り換えが深夜にあって、
しかも、1時間半待ち。
乗り換えしても、到着が朝3時半。
Veniceの島の手間の駅までしか電車が行かず、
結局Venice行きの別の電車を駅で待つはめに。
始発は、5時19分。

私の体調はこの時一番最悪で、
歩いて島まで行けなくも無かったけどちょっと体力が無く、
1時間半、ここでも待ちました。
ベンチは殆ど先客で埋まっていて、座り込み仮眠。
 やっと到着したVenice。
朝焼けが素敵で、これだけで救われた気持ち。

でも、朝早過ぎて、
予約しておいたユースホステルのチェックインが出来ず、
ここでも1時間程立ち往生。
やっと部屋に行き、荷物を整えて、シャワーを浴びて、
朝食を食べて、薬飲んで、
観光したい気持ちを抑えて静養。
気がついたら昼の12時越えてました。

ちょっと寝たら少しは良くなったので、
準備を整えて観光開始。
目に入ってくるもの全てが素敵で、
テーマパークにいる様な感覚に陥ってしまいます。
 川にはゴンドラやボートが。
ヴェニスでは車両禁止なので、
地元人はこれで移動する事も。
それよりも、こんな場所に人が
普通に暮らしているのが信じられない程な街並。
こんな所に住むのなんて、夢の様です。
観光スポットから抜け出して、迷路の様な裏道を行くと、
地元の人の生活が見えました。
 向こうの島を眺めつつ、海沿いを散歩。
 かえるを持った少年像。
前からの写真は18禁になってしまうので、この角度から。
 そして、ここが世界遺産にも登録されている広場。
凄い凄い凄い。
街並も素敵だけど、メインの観光スポットもまた素敵。
 まるで「ヴェニスの商人」を思い起こさせるような、
海沿いの人ごみ。
貿易で栄えた街だったんだろうなと思いました。
観光の締めは、これ。
イカスミパスタ。
魚介類が美味しいヴェニスならではのパスタです。
さすがイタリアン、シンプルな味なのにとっても美味しく、
イカもちょっと入っていてぺろりと食べてしまいました。
ワインはフルーティな香りで、
パスタととっても合いました。

という感じで、今ホステルに戻りゆっくりしております。
外の雨はやんだようだけど、今日はもう大事を取って、
ゆっくり休む事にします。
ヴェニスが素敵で夢にも出てきそうな予感。

そして、今後の流れです。
次で旅は終わりかな。
明日昼過ぎにヴェニスを発ち、
目指すはクリスマスに尋ねたGenova。
知り合いのお宅で1泊して
早朝の電車でイタリアを離れフランスの地へ。
そう、もうフランスに戻ります。
でも、フランスはフランスでも南仏。
南仏はまだ一度も行ってないのです。
まずはニース、そのあとマルセイユに行き、
今回の旅最後のCouchsurfingのホストのお宅に泊まり、
次の日ちょくちょくと南仏の街を移動して、
Ferm Stayのホストがお迎えに来てくれます。

という事で、次このブログの更新する時は、
もうFarm Stayをしているかと思われます。

旅ももう殆ど終了。
達成感と共に寂しい気分でございます。

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