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30.8.12

Voyage en train de l'Est-Europe: Jour 6 Bratislava

346日目。

東欧電車の旅:6日目(8月3日金曜日)

ViennaのCSホストがまだ眠っている間に静かに起きて、
寝る前にさよならの挨拶をしておいたので、
そのままお別れし、
トラムでバスターミナルまで行きました。

そこからたった1時間半SlovakiaはBratislavaに到着です。
今回ここをEurolinesというバスを利用したのは、
10日有効パスでどうしても1日足りないという事に
計画中に気がつき、
オーストリア、スロヴァキア、ハンガリーが
それぞれとても近くに首都がある事を知って、
電車ではなく、バスで行けるかと調べていたら、
バスありました。
しかも、かなり安く。
ViennaーBratislava間は、€7。
Bratislava-Budapest間は、€6。
という事で、事前に予約をして、
この日はバスでの移動という事に決めて、
Interrail Passを節約。

車内では無料WIFI(オーストリア圏内限定)が
使えて便利でした。
荷物をバスの下のトランクへ預ける場合、
1つ1€払いました。
 1時間後に、ここBratislavaバスターミナルへ到着。
旧ソ連の社会主義国の影響を受けたこの国は、
ウィーンに比べて、一気に閑散とした感じです。
それでも、ここはユーロ圏、
しかもユーロ通貨を使っています。
荷物を1日€3(2つ)で預けて、出発。
観光案内所が無かったので、
ガイドブックを頼りに旧市街へと向かいました。
 小さな街なので、全て徒歩で行けちゃいます。
 たまにはガイドブックに書いてある通りに
行ってみようと思い、
旧市街北側にあるMichalska brana(ミハエル門)を通って、
旧市街へと入って行きます。
 ミハエル門には、高い時計台があって、これが目印。
 その真下には、
こんな東西南北を示すものが地面に埋めてあって、
ここからTOKYOまでは9142キロもありました。
 旧市街の通りをそのまま南に進んで行くと、
黄金の竜が目印の薬局屋。
東ヨーロッパは薬局が有名で、
西よりも安く手に入るのと、
手に入り難い薬が簡単に買えたりと、
わざわざここで買い物をする人も多いそうです。
 その薬局を左に曲がり少し行くと、フラヴネー広場。
大使館が並ぶこの広場には、フランス大使館、
日本大使館もあります。
薄緑の建物が日本大使館です。
日の丸見えますでしょうか。
その隣には旧市庁舎ですから、
日本大使館なんだか凄い場所にありますね。
 旧市庁舎の方へ進み、ちょっと中の方に入ってみたけど、
メルヘンな建物に囲まれるだけで、
これと言って何も無かったです。
 表向きはこんな感じですが、
前日ウィーン観光を終えたばかりの私にとっては、
全てがシンプルに見えてしまいます。
でも、この比がまた興味深く、
それぞれの国の特徴を捉え易かったです。
 旧市庁舎の裏側の屋根はとっても可愛くて、
お気に入りになりました。
こんな昔の自転車も何故だかこんなところにあって、
旧市街っぽい雰囲気。
旧市庁舎の近くに観光インフォセンターがあったので行き、
地図をもらいました。
 今度は少しずつ西に歩いて行き、
途中こんな変わった形の建物を目にしたり、
ブラティスラバの歴史的な映像を
流しているテントがあったので、
そこで映像を見て少し勉強
言葉が分からないので、映像から想像)。
 旧ソ連によって城壁が壊されたりもしたけれど、
辛うじて残っている城壁。
 その反対側は、ドナウ川。
そこには、こんな立派な橋が架けられていて、
展望タワーがあります。
この展望タワー、形からUFOの塔と呼ばれているそうです。

ドナウ川は東ヨーロッパ全域に流れていて、
今回の旅でも何度も目にする川です。
Vienna,
Bratislava,
Budapest,
Bergladeなどなど。
でも、ここで訂正ですが、
プラハで見た川はドナウでは無かったです。
勘違いしておりました。
チェコに流れる川は、ヴルタヴァ川(モルダウ川)でした。
申し訳ないです。そして、恥ずかしいです。
 大通りを挟んで西側に行くと、
Bratislava城が丘の上にあります。
そこからの眺めは今まで見た川の様子とまた違って
緑が多くまた素敵でした。
この山の向こうはもうオーストリアです。
 ブラチスラヴァ城は、真っ白な建物。
一時期はハンガリー王国の首都となり、
オーストリア、ハプスブルク家の
マリアテレジアもここに住んだ事もあったそうです。
他には無いシンプルさが、
東欧っぽくてなんだか良かったです。
 お城の丘を下り、ちょっと北の方へ行くと、
大統領官邸。
噴水とかあって、なんだか素敵な広場になっていました。

時間があったので、ちょっとバスを使って(€0、45)、
もう少し北側にある国鉄の駅に行ってみました。
っていうのも、
まだ予約の出来てない電車の指定券があったので、
ここで出来るか聞いてみる事に。
でも、無駄足でした。
ウィーンでも同じ事をしたのですが、
小さな街へ行けば行く程、予約は他国からできず、
その国の国鉄駅で予約をするしか方法が無いそうです。
それと同時に、旅を終えてから謎が解けたのですが、
国それぞれ臨時スケジュールになっていたり、
本来の電車とは違っていたりと、
他国から情報が入り難く、
予約も出来ない状態になっていたみたいです。

この時は、そんな事は知らず、
不安は募るばかり。
電車の予約が出来なくて、
スケジュールを変更するのはこの弾丸ツアーで困難な為、
予約が出来なくて凄く心配でした。

でも、ここでどうもがいても仕方ない。
現地に行くしかありません。
という事で、諦めて観光を再び開始。
 ちらっと入った教会ですが、
ここも割とシンプルな内装。
 オルガンもこじんまりとして可愛らしい感じでした。
 スロヴァキア国立劇場の前を通って、南に向かい、
ちょっとスーパーマーケットで軽く買い物。
 そして、ここドナウ川の畔でピクニック。
電車の移動以外でボーッとするのはこの旅で初めてかな。
街が小さい為、時間ができてゆっくりする事ができました。

その後、また旧市街へ戻り、
ちょっとお土産屋さんを覗いたり、
これもこの旅でやっている事なのですが、
それぞれの国の旗を買う事。
スロヴァキアでももちろん購入。

民芸品とか可愛くて、本当はいろいろ買いたかったのですが、
この先の旅も長いので、荷物が重いと困るし、
割れ物は買えないし、
日本まで持って帰れるかも分からないし。
という事で、殆ど見ているだけ。
この日は次の街へ夕方過ぎに移動だったので、
ちょっと早めの夕飯。
ガイドブックに載っていたブラティスラバ最古のバー、
1.Slovak Pub。
ここで郷土料理が食べられるので、ここに行きました。
 スープとビール、そしてハルシュキという
羊チーズのソースのかかった、
ポテトと小麦の団子を注文。
これ全部でなんと€7以下。
ソーセージの入ったトマトベースのスープ
とっても美味しかったけど、
暑い日に食べるものじゃないですね。
冬に食べるととっても体温まる感じです。
ハルシュキは、思ったよりボリュームがあって、
クリーミーで濃厚。
2、3口食べただけで満足。
という感じで、ビールと共に、郷土料理を堪能して、
ゆっくりバスターミナルへ戻りました。
 バスターミナルには、バックパッカーが沢山いて、
皆それぞれの目的地に向かうバスを待っていました。
私は、ここから今度は3時間かけて、
HungaryはBudapestに向かいました。

この旅で初、夜着だったた、少し心配だったけれど、
念入りに調べておいたので、
なんとかスムーズにホステルまで辿り着けました。
 バスターミナルに到着後、
まずは現金。
ハンガリーは、フォリントという通貨なので、
まずはATMでお金を降ろし、
そして、地下鉄の切符を買って、移動。
夜11時近くなのに、地下鉄利用者は結構いました。
駅を出て徒歩3分でホステルに到着。

金曜の夜という事で、
(私はもう曜日の感覚はこの時無かったで、
街のバーに人が集まって、
夜遊びをしている様子を見て、気がつきました。)
男女混合の部屋だったけど、殆ど人はおらず。
私は、次の日の早朝やりたい事があったので、
この日はすぐに寝ました。

という事で、ウィーンからのブダペストまでの
長い一日が終了。
ブラティスラバっていう街の噂を
聞いたりした事も無かったし、
どんな街かイメージが無かったので、
行って見て、国と街の雰囲気をつかむ事でき、
またこの日も良いものを得た1日でした。

旅はまだまだ続きます。

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