347日目その2。
旅行日記ばかり更新していて、
最近の私の生活について書いてなかったので。
といっても、何と残り10日を切ってしまいました。
Rock En Seineも終わり、
パリの生活に戻ったのは良いですが、
いろいろやる事があって家に引き蘢っている状態。
そんな中でもそれなりに思い出に残る様な事をしようと、
毎日ちょくちょく出歩いています。
日曜日の午前中は、お友達のお家からお散歩。
朝市を見て回って、美味しそうなピーチを購入。
お薦めパン屋でバケットを買って、
可愛いチーズ屋さんでチーズを買い、
(Saint Felicienっていうチーズとっても美味しかった)
中華屋さんでタイサラダを買って、
エッフェル塔の目の前でピクニックランチ。
なんて幸せな日曜日なんでしょう。
こんな日曜日を過ごせるのもきっと
最後になってしまうかもしれません。
月曜日は、元ルームメイトのお家に戻り、
旅+フェスで何も出来ていなかった身の回りの整理。
その前に、昼まで寝てしまった。
ここへ来て、全ての疲れがどっと出て、
ちょっと体がだるい感じがあったので、
薬を飲んで、とりあえず寝ました。
寝たらすっきりしたので、片付け開始。
写真の整理をしたり、持って帰る荷物をまとめたり、
今後の予定や何がしたいかなどの計画を立てたり。
火曜日は、13区のセーヌ川沿いから
ずーっとHotel de Villeの辺りまで歩きました。
今週末に計画しているイベントの場所探し。
セーヌ沿いでピクニック形式でやるか、
ボートを借りるか、
バーの一部を借りるか、
それともアパートを1泊借りてしまうか。
と迷いつつ、探しつつ歩いたのですが、
ボートは予算オーバー。
バーを借りるのは何となく面倒くさそう。
ピクニックは、この変わり易い天気に左右されるし、
当日まで場所が分かり難い。
と歩きながら考えて、
結局アパートを借りる方向に決めました。
歩き疲れたので、
セーヌの岸辺でランチ。
この風景を見るのも最後かな。
ノートルダムの後ろ姿の方が素敵かもって思いつつ、
寂しい気持ちになりました。
帰ってきてアパート探しを開始。
もちろん、観光で借りるという前提で。
良いウェブサイトを見つけたので、
それを利用して、いくつかの候補に連絡をしてみた所、
次の日1カ所からOKを貰えました。
これで1つ解決。
あとは当日準備をするのみ。
水曜日は、いつものフランス学生との勉強会の日。
でも、まだまだ夏休みなので、
この日は夜のピクニックに変更。
結局、前日に見に行った場所でピクニックを開始。
日が暮れ始めて(日が暮れるの早くなってきました。)、
セーヌに反射したネオンが素敵です。
こちらは、お気に入りのBatofarとお月様。
この光景も最後になってしまうのかな。
そして、この学生達と会うのも
最後になってしまうのかもしれません。
そんな頻繁に会っては無かったけど、
みんな若くて頑張り屋さん。
お姉さんはいつも見ていて羨ましかったです。
若いっていいね。
沢山の可能性があって。
日本語の勉強これからも頑張って欲しいです。
そして、昨日、木曜日は挨拶がてら働いていたお店へ。
ランチを店長がおごってくれて、
しかも、厨房さんが
こんなに豪華なスペシャル幕の内弁当にしてくれました。
お土産を渡して、借りていたものを友達に返して、
美味しいもの食べて、
食べ切れなかったのでお持ち帰りをしたら、
わざわざおにぎりまでつけてくれて、
ありがとうございました!
久しぶりの日本食、美味しかったです。
その後は、ずっと行きたいと思っていて
今まで行ってなかった写真美術館,
Tuileries公園の敷地内の
Orangerie美術館の向かいにあります。
中は、とってもモダンな作りで、3階に分けられていて、
それぞれの階でそれぞれ別の企画展示になっています。
Laurent Grassoというフランス人アーティストの展示。
鳥にカメラをつけて撮影し、その映像を流したり、
ある島に行き写真を撮ったり、
誰も記録していない歴史ある場所に行き撮影をしたり、
内容は面白いのですが、
展示物はそんなに好みではなかったです。
別の階では、女性写真家のEva Besnyoの展示会。
ハンガリー出身の彼女は、
WWII前にドイツに行き写真活動を開始、
戦中はアムステルダムに逃れ、
写真をとり続けていたそうです。
アングルや被写体がとても良く、
彼女の個性がとても出ている写真ばかり。
彼女が生前、写真集と展示会の為の
写真選びをしている姿を撮影したドキュメンタリーが
流されていたので、ずーっと見入ってしまいました。
彼女のユーモアさや芯の強さが
写真から既に伝わっていたのですが、
映像で彼女の姿を見て、とても素敵なおばぁ様だったので、
また一倍好きになってしまいました。
数ある中でも一番気に入った写真。
ブダペストの少年がチェロを抱えている後ろ姿。
また新しい事を発見して、
いい気分で美術館を出ようと思ったら、生憎の雨。
ついでに最後にルーブルに行こうかとも思ったのですが、
諦めて、家に戻りました。
戻る前に、ちょっと銀行に寄りました。
帰国にあたって、銀行に残っているお金を
降ろせる限度額があるので、
少しずつ降ろす必要があったので。
ATMだと€20札で出てくるので、
窓口で€100札を降ろせるか聞き、
500€分降ろせるとの事だったので、
まずは€500降ろしました。
そのついでに、帰国の為、銀行口座を閉めたいのだけど、
どんな手順ですかと聞くと、ランデブーが必要との事。
帰国ギリギリではなく、2、3日前が良いと言われたので、
来週の火曜日に予約を取りました。
親切に、当日また€500しか降ろせないから、
その他の残り額はそれまでにまた一度来て降ろした方が
良いよとアドバイスもしてくれました。
ってちょっと急にいろいろ問題発生。
バカな私はいろいろ最終でと思っていたのですが、
ここで予定よりいろいろと
早めに終らせた方が良い事に気がつき、
銀行口座の残高と使うであろう予定のお金を考えて、
いくら銀行に残すべきかとかいろいろ考えたりしてる時、
携帯の解約を口座を閉じる前にしなければ、
最後の支払いが出来ない事に気がつきました。
フランスの電話会社って面倒なのは
今知った事では無いので、
まずは解約手順を軽く調べてました。
すると、今年7月に帰国した日本人のブログを発見。
とっても有り難い情報。
しかも、銀行口座との関係性なども詳しく書いてあって、
助かりました。
(私のブログもこうやって
人助けできていると嬉しいですが。)
という事で、このブログを参考にまずはOrangeに電話。
700に携帯からかけて、
アナウンスにあわせて、ダイヤル1、2、3という手順。
その後、カスタマーサービスに繋がり、
事情を説明するものの、
やっぱり私のフランス語力じゃ、
何言っているかさっぱり。。。
英語ももちろん通じないし。
大事な事だし、きちんと理解したかったので、
テキトウに返事もできず、
結局お店に行って、助けてもらえと言われ、
電話を切られました。
仕方ない、お店に行ってお店の人と一緒に電話をして、
助けてもらおうと思って急遽言ったら、
10分前に閉店していた。
近くの別の店舗に行ってギリギリ入れたけど、
事情を説明したら、もう閉店だから出来ませんと門前払い。
仕方ないので、もう一度頑張って自分で電話をしてたけど、
とってもサービスの悪い
カスタマーサビスにあたってしまい、結局諦め。
この日はもう諦める事に。
そして、今朝ルームメイトの彼に助けてもらいながら
もう一度挑戦。
彼のお陰と良いカスタマーサビスに当たって
なんとかスムーズにできました。
帰国日や銀行口座を閉める事を説明すると、
結局、私の行動が遅過ぎて、
携帯解約日はリクエストから10日後からしか無理。
なので、私の解約日は9月10日が一番早い日になり、
その後、最後の請求書が届くとの事。
その請求書も9月29日以降になってしまうという。
私は、銀行を閉じる前に、
先月分の請求額、
1年未満の解約金、
最後の請求額をすべて
この電話で払ってしまいたかったのですが、
何せ契約が10日までという形なので、
今明細は出せないという事でした。
心配していた、先月分の請求。
毎月銀行口座からの自動引き落としで、
それが9月9日になっていた為、
銀行口座を4日に閉じたら引き落としされず、
支払い不可能になってしまいます。
と説明したら、先月分の請求額(金額が出ているので)は、
この電話で支払い可能という事でした。
カードの情報を伝えて、支払い終了。
そして、最後の疑問は、
最終請求額をどうやって払うのか。
電話会社は厳しく、
海外のクレジットカードは使えなかったり、
フランスの銀行口座を持ってないと払えなかったり、
どうするのですかと聞いたところ、
事情が事情なので、
日本から電話をかけて、
日本のカードで支払い可能ですと説明を受けました。
その際の電話番号も聞いて、
今のところ、早期解約金が€65。
何もなければ、これを29日以降に支払う事になります。
そんな訳で、ちょっとドタバタしてしまったけれど、
なんとか無事にOrangeの解約も終了。
携帯には、9月10日に解約されますとのメッセージと
先月分の支払いを受け取ったというメッセージが届き、
後は、29日以降に最後の請求書が届いたら、
日本から電話をかけて支払うだけ。
この件で、もっと早くから行動しておけばと反省。
解約日から10日間は電波が入って使えるらしいので、
もっと早く色々やっておけば、
解約して、支払いを済ませて、
その後銀行口座を閉じるっていう
スムーズな方法でできたかと思います。
難題はまだ続きます。
ちょっとずつ解決して、荷物の整理も始めつつ、
あとどれくらい余裕があるか
(お土産買ったりしたいので)、
荷物の整理と共に、機内持ち込みのサイズを調べたら、
ここに格安チケットの盲点がありました。
お預け荷物23キロ1個までは普通なんですが、
機内持ち込み7キロ1個までと書いてあります。
しかも、サイズが私の持っている小さめスーツケースより
小さい。
そのスーツケースとバックパックを
機内持ち込みにしようと思っていたけれど、
これでは無理そう。
どれくらい厳しいのかちょっとネットを探ってみると、
サイズや重さを計る場合もあると書いてある。
という訳で、また問題発生。
どうやって荷物を持って帰るか。
考えた結果、スーツケースごと船便で送る事に。
クロネコヤマトの船便でスーツケースごと
計€100で送れるとの事だったので、
これ以外に方法が無いし、
25キロまでOKなので、
これで送る事に決めました。
来週、最終荷物をまとめて、これを利用して送ります。
もう少し買い物したかったので、
ちょっと荷物に余裕ができて安心。
というわけで、ちょっと長くなりましたが、
これが私の最後から2週目の一週間。
こうなる事はなんとなく分かっていたけれど、
やっぱりバタバタしちゃいますね。
なんとなく問題があると落ち着かないので、
外に出てもすぐに家に戻って来ちゃうのです。
来週半ばには全てを終らせて、
本当に最後のパリを楽しみたいです。
でも、こうやって観光観光っていう感じでは無く、
家でゆっくりしているのも、
地元人っぽくて嫌いではないですが。
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