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23.8.12

Dernier Jour de Voyages

341日目。

ファームステイを終え、
早朝山を下って最寄り駅まで車で送ってもらいました。

ホストの運転はとっても荒く、
1時間もの間ビッグサンダーマウンテンに
乗ってる気分になります。

最後のお別れをして、この日は最後の観光。
Alesから例の”Edgard"というバスに乗り、
有名なローマ時代の水道橋、Pont du Gardに行きました。
丁度バスで一本、エントランスに停留所があって、
とっても便利でした。
しかも、乗車賃は€1、50。
 到着したのは、朝9時。
人は少なくて良かったのですが、
荷物を預ける場所が無く、
スーツケースとバックパックを持って観光。
入場料は無料です。
っていうか、払わなきゃいけないのかよく分からない。
車で入場する場合、
車1台につきいくらか払うみたいだけど、
私はバスで行ったので、よく分かりません。
 エントランスエリアの
インフォメーションやショップがあるエリアを越えると、
ちょっとした小道があって、
そこを越えると直ぐにPont du Gardが見えました。
 こんな所にこんな大きな橋を造った古代ローマ人。
技術と労働力に感心してしまいます。
 橋の下を渡って向こう岸に歩いて行って、
真下から見渡したり。
 反対技師には大きな洞窟の様なものがあって、
雨が降った事もあって、ちょっとそこで休憩。
でも、ここ本当にこれだけ。
インフォメーションの所に美術館があって、
入場料を払えばそこも見学出来るみたいだけど、
バックパッカーで荷物をづるづる引きずって行ったので、
広い公園のようになっていて、
そこをウロウロするのもって思ったので、
エントランスに戻りました。
 橋の上にも登れるのだけど、荷物があるため断念。
橋の下には川があって、
川遊びに来ている人が沢山いました。
川に足をちゃぷちゃぷやりたかったけど、それも断念。
Pont du Garedは主に30分の滞在時間があれば、
十分見学を終えられるという感じでした。

次のバスの時間が、13時半。
仕方ないので、美味しく無さそうなランチを食べて、
ゆっくりを時間を潰しました。

そしてまたEdgardのバスに乗って、
次はAvigonという街へ。



Avigonは横浜のように、新幹線と国鉄の駅が別。
車で15分程離れた場所にあります。
市内の駅が観光地に近いのでそこで降りたのですが、
そこにはまたロッカーが無い。
TGVの駅までバス(€1、20)で行けるのですが、
滞在時間3時間半。荷物を預けるためにバス代払って、
1時間往復してと思うと仕方ありません。
また重い荷物を両手に歩く事に決めました。
バスの時間を確かめて、観光開始です。

 この街の観光はとっても簡単。
大通りが駅から真っすぐのびていて、
その通り沿いを歩けば、
主要なポイントが全て見れてしまう。


まずは、Hotel de Ville。
パリには負けるけど、ここの市庁舎も素敵な建築。
時計塔のある広場にあります。
広場には、もちろんカフェなどが並んでいて、
観光客や地元人で賑わっていました。
その広場を越えると、法王庁宮殿。
昔、7代のローマ法王が
ここアヴィニョンに移住していたそうで、
カトリックの街として知られているそうです。
宮殿は入場料が必要だったので外観だけ。
すぐ隣には、ノートルダム大聖堂があって、
そこの中にははいりました。
でも、以外にも外観の割りに、
中はシンプルで狭かったです。
そこから川に向かって歩くと、
Pont St-Benezet(通称アヴィニョン橋)。
この橋も世界遺産のポイント。
長い歴史の間に崩壊してしまったのか、
橋は半分までしかありません。
橋の直ぐ近くにあった城壁の入り口から、
また旧市街へと戻りました。
その後、Les Hallesと呼ばれる市場に行ったのですが、
夕方にはもう閉まっていて、
中に入れませんでした。
でも、この外観凄い。全部植物。
という感じで、主要観光を回って、疲れはマックス。
雨も降って来たので、ゆっくりバス停に戻り、
ちょっと早いけど、TGVの駅に行く事にしました。
 TGVの駅はちょっと郊外にあるのですが、
最近建てられたのかどこかの宮殿のお庭の様。
駅のデザインも凝ってて素敵だったのですが、
旅の最後に一人で晩酌をしようと、
お店があったら
美味しいご当地ワインでも買おうかと思ってたのですが、
何も無い。とっても残念です。
ワイン飲みたい気分だったのに。
という感じで、ちょっと締めくくりは悪いけど、
これで1ヶ月弱の旅も終わり。
本当に楽しく、充実した1ヶ月を贅沢に過ごして、
ふと、私の人生ここで終っても良いとも
感じてしまった程です。
でも、ここで人生を終らせるのではなく、
この満足した状態でこの幸せを
次は誰かに分け与えられると良いなと思いました。
これまでそんな風に思った事も無かったけど、
今こうやって自分が自分に満足した状態でいると、
今度は自分ではなく
他人の事を考えられるようになるんだと思いました。

色々と見て回って感じてこの旅の経験から、
そんな事を最終的に思える様になった自分。
人生の長さに比べたらほんの一瞬の事だったけど、
この短い間に凄く成長したと思いました。

私、人生を生きる準備/充電完了したみたいです。
自分の人生のこれからが凄く自分で楽しみです。
どうなろうと、やっていけそうな自分を確立しました。

パリに来て、旅に出て良かった。
旅っていいですね。

最後に、このブログを読んでくれている人に忠告ですが、
海外で絶対に絶対に
知らない人について行かないでください。
ルーマニアの大学生のニュースを読んで、
本当に本当に心が痛んでおります。
外国に行った事の無い日本人が、初めて海外に行くと、
外国人が凄くカジュアルな装いである事に
気がつくと思うのですが、
同時に日本人は凄く目立ちます。
そんな日本人を狙う悪い人達ってのは本当に沢山いて、
それは海外に長くいないと気がつけない事。
知る経験をしていない今回の大学生の様な子達には、
十分気をつけて欲しいと思いました。
知っている人が、きちんと教えてあげないと、
こういった怖い事件が起きてしまいます。
もちろん、知らない人について行った彼女も悪いのですが、
周りの大人がキチンと教えてあげなかったのも
1つの要因だと思います。
でも、もう1つ言えば、日本人の平和ボケというか、
安全ボケというか、あと贅沢病。
奇麗な格好をして、新しいものを身につけて、
どこにいても安全だという感覚。
もっと海外へ出て、学んで欲しい事が沢山あると思います。

今回のこの事件で、保守的になって
また国内に引き蘢る学生が増えると思うと、
ちょっと残念です。
リスクはあるけれども、
もっと海外に出て経験をしてほしいなと思います。
もちろん、安全第一ですが。
亡くなった彼女には、ご冥福をお祈り致します。

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