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2.9.12

Voyage en train de l'Est-Europe: Jour 9 Istanbul

349日目その2。

東欧電車の旅:9日目(8月6日月曜日)。


いよいよ旅の目標地点だったトルコはイスタンブールに到着。
乗り換えだらけの大移動の早朝到着だったけれども、
到着と同時に心が弾んで疲れは飛びました。

イスタンブールではCouchsurfingのホストのお宅にお泊りだったのですが、
彼女はお仕事だったので、
夜待ち合わせてお邪魔する事になっていました。
その為、荷物を駅に預ける事に。

まずは、ATMでトルコリラおろし、
早朝にも辛うじて開いていた駅前の売店のお兄さんに可愛く
(きっとちょっと可愛らしさを
アピールしないと断られる)、
大きなお札を細かくしてもらい、
5トルコリラでロッカーに荷物を預けました。
でも、トルコちょっと嫌な感じ。
1日料金ではなく、最初の4時間が5リラ(前払い)、
その後、30分おきに0、50リラ加算されて、
最後に追加料金を払うシステム。
私は、追加3、50リラ払いました。

その後、ホストとの待ち合わせが
徒歩では無理そうな場所で、
トラムを使う必要があったので、
トラム券を購入しようと
トラム停留所にある券売機の前に行たら、
変なおじさんが話しかけてきた。
トラムカードの説明をしてくれたのだけど、
先ほど両替してくれた売店でカードを
10リラで買わないと駄目との事。
使い終わったら、6リラ返してくれるという。
そのカードを使って、
自分の好きな金額をチャージするシステム。
日本のスイカと同じ感じです。
ちょっと怪しかったけど、
ちょっと下調べしておいた事と、
券売機の説明をちらっと見た様子と、
おじさんの説明が同じだったので、
信用して売店からカードを買い、
券売機で10リラ分チャージしました。
1回券は2リラ、
カードの場合、一回1、70リラとちょっとお得。
2日間で5回も乗車するか分からなかったけど、
ちょっと余裕を持っておきたかったので、
10リラにしました。
券売機でおじさんが私のお金に触れようとしたので、
触らないでとちょっと怒ったら、
何でそんな怒るんだとちょっと喧嘩に。
でも、人のお金に触るのは良く無い、
特に旅行者のお金に触ると、
逆に怪しまれるよと言ったら、
そっかと納得。
トルコ人は商売に関しては
やっぱりアグレッシブみたいですね。
ちゃんと売店で帰りに
6リラ返してくれるか心配だったので、
念を押したら、
変な子供用のピンクのリボンの着いた
ヘアゴムをくれました。
それが約束の印。

その後、どこ行くんだと聞かれ、
分からないけど、観光の中心地と言うと、
タクシー乗ってくと聞かれました。
このおじさんタクシー運転手だったみたい。
それで親切に色々助けてくれた後、
タクシーに乗せようっていう作戦だったみたいですが、
おじさんの的は外れ。
私はタクシー使いませんので。
少し遠かろうと徒歩派ですので、残念でした。
でも、タクシー必要ならいつでもここ(駅前)にいるから、
と言って、握手をして別れました。
おじさん、ちょっと怪しげだけど、良い人じゃん。

でも、ここで注意ですが、
私の様に汚いバックパッカーで、
英語が喋れて、
そういう人への対応にも慣れていたから良かったけど、
もっと色んな手口を使って、
タクシーに乗せようとすると思います。
例のルーマニアの留学生の事件もあるので、
本当に気をつけてださい。
このおじさんはそんな犯罪の匂いはしなかったし、
トルコ人はアグレッシブに勧誘し、
しっかり稼ぎたいという印象を受けたので、
ずるい事はそんなにしないと思うのですが。

早朝すぎて、駅前の観光案内所は閉まっていたので、
仕方なく、地図無しで観光開始。

駅から徒歩15分程でなんとか観光の中心地に到着。
ちょっと迷いました。
って言うのも、道はなんだか曲がりくねってるし、
意外に知らなかったのですが、イスタンブールの街って、
丘になっていて、坂道がとっても多いのです。
それで結構迷いました。

そして、目の前にはあの世界遺産の
スルタンアフメトモスク(通称ブルーモスク)。
観光開始後、一番最初に目についたのがこれで、
これを見る為にやってきたイスタンブール。
なので、なんだかあっけなさを感じつつも、
初めて見る大きなモスクに感動。

Budapestの用にFree Walk Tourが無いかと調べたら、
一応ウェブサイトがあって、
集合場所が書いてあったのですが、
その辺りに行っても何もなく、
集合時間は書いてなかったので、
情報を得ようと直ぐ近くの観光案内所に行ったのですが、
まだ閉まっていました。
もう一カ所、30分後に開く
観光案内所があると知ったのですが、
地図が無いのでその場所に行けず。
どうしようかと思っていると、近くに日本人男性発見。
ガイドブックを持っていると思い、話しかけてみた所、
ガイドブック不所持。
でも、iPhoneのネットが使えるので、
Mapで調べてくれました。
事情を話すと、彼も便乗してくれるとの事だったので、
この日の観光は彼と過ごす事に。
この旅中、一人での観光が多かったので、
丁度ちょっと一人も飽きた所。
イスタンブールのアグレッシブな勧誘も面倒くさいので、
2人での行動はとっても助かりました。

という事で、彼のiPhoneを頼りに
別の観光案内所を求めて歩いたのですが、
結局その場所には無く、近くの売店のおじさんに聞いたら、
結構前にクローズしたとの事。
仕方ないので、別の道を通ってみたりしつつ、
ブルーモスク周辺に戻りました。

途中観光ツアー案内のお店に入ってみて、
Free Walk Tourについて聞いてみたら、
そのおじさん、日本語がかなり流暢。
奥さん(何人かいるらしい。
トルコは一夫多妻と言ってたけど怪しいものです。)が、
関西系日本人でその日本語もコテコテの関西弁。
”ねえさん、トルコには無料なんてものはないねん”
とお説教され、いろいろ話してくれました。
面白いおじさんにまた出会って、
トルコの印象がどんどん良くなります。

観光案内所に行っても、結局ツアーの情報は無く諦め。
地図だけ貰い、本格的に観光を開始。
まずは、ブルーモスクの中に入ってみました。
初めてのモスク。
靴を脱いで、ベールを頭にかぶせて、
ショートパンツだったので、
巻きスカートの用な布を貸してくれました。
中に入ると、
イスタンブールの湿気と暑さが嘘の様に涼しく、
とっても広い空間。
 床の絨毯も気持ちが良い。
高いドーム天井と壁一面にモザイク画。
天井から床上2メートルぐらいの高さまで吊るされた電球。
どれもこれも初めてで、とても綺麗で美しく、感動。
私のイスラムの世界感が全く変わりました。
 その後、トプカプ宮殿に
25リラの入場料を払って中に入りました。
 ここは、オスマン帝国の王様が住んだ宮殿。
 広い敷地内には、いろいろな種類別に別れた
美術館や展示室になっており、
オスマン帝国時代の伝統服の展示もありました。
 建物、庭、眺め、などなど全てが素晴らしかったです。
この先はアジアです。
そう、日本含めのアジア。
ヨーロッパを縦断し、こんな遠くまで来たとここで実感。
 旅行会社のおじさんが教えてくれた
Grand Bazzarに行ってみました。
民芸品などのお店などが屋根のある
室内の迷路の様な通りに、
ずらりと並んでました。
自分がどこから来てどこに向かってるのか、
全く不明になります。
でも、これぞトルコという感じ。
 また別の場所には、
スパイスマーケットという同じ様な市場があります。
こっちは規模が小さく、
名の通りスパイスやお茶、
スウィーツなどが売られています。
地元の人に聞いたら、ここから凄く遠いよと言われたり、
場所は分かるけど、地図じゃどこか分からないわと言われたり、
このマーケットを探すのにとても苦労したけど、
意外に近く、意外に分かり易い所にあって、
トルコ人さすがって思いました。

夕方頃、1日一緒に行動をしてくれた親切な方と
お別れをして、
また一人観光。
ここまで来たからには、家族へポストカードを送ろうと
郵便局に行ったら、郵便局が素敵な感じ。
 天井が高くて、まるで博物館の様。
窓口は古い銀行みたいだし、
偶然発見したちょっといい感じの建物にウキウキ。
番号札を取る必要があるかと思いきや、
国際郵便はすきすき。
窓口がどこか分からなかったけど、
親切な人が教えてくれました。
 こういうちょっとグチャグチャした感じの道が
右にも左にも続き、
服やら靴やらアクセサリーやらなんやら売っていました。
お土産や旗をこの辺りで購入。
 一度駅へ戻り、預けた荷物を取り出し、
トラムに乗ってCSホストとの待ち合わせの場所へ。
日も暮れ始めて、空がとっても奇麗でした。
ホストと会って、一緒に夕飯を食べて
(トルコ料理の食べられる
カフェテリアのようなレストラン)、
その後デザート。
ハチミツや米の甘さを使ったスウィーツが多くて、
食べ易い。
左側はラマダン中に食べるトルコ伝統デザート。
とっても美味しかったです。

トルコ人はそんなに宗教熱心ではなく、
ラマダンを無視してご飯食べてる人が沢山いました。
お祈りの時間に街のスピーカーからお祈りの時間の合図と、
お経の様な声が流されるのですが、
イメージとは違って、
街は止まらず相変わらずごちゃごちゃ動いているし、
床に座り込みお祈りをし始める人は
1人として見かけませんでした。

トルコに関する知識が乏しく、
イメージとは逆でそれはそれでまた
良い知識を得たと思いました。
初めてのイスラムの国、とっても興味深い世界です。

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