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6.9.12

la semaine dernière

353日目その2。

とうとうパリ生活も終盤。
今週は、色々動き回り、ちょっと忙しい毎日でした。
主にお買い物。
自分の欲しいものを買い求めに行ったり、
お土産をどうしようか迷いに迷ったり。

実は、旅の途中大したブランドとかでも無いのですが、
ママに貰ったお気に入りの時計のガラスに
ヒビが入ってしまい、
ベルトも汗で変色してしまったのです。

パリ生活1年、誕生日という事もあって、
買い替えようと決意。
ところが、こういう時相当迷うんですよ。
理想は頭にあるのですが、
それに相似するものを見つけるまで探してしまうのです。
妥協という言葉が頭の中から抜け出しちゃうのですよね。
私のマイナスな面の1つです。
そして、今週はこの時計探しに追われていました。

日曜日と月曜日。
蚤の市でアンティーク時計を探そう作戦。

日曜日はMontrailleの蚤の市に行ってきましたが、
なんだか想像と違ったのですぐに帰ってきてしまいました。
もっと骨董品とかが並んでいるのかと思ったら、
どこから買って来たか分からない様な安い品物を
アラブ系の人達が大量に並べて売っている感じで、
ここには絶対に私の欲しい時計は無いと思い、
諦めました。

もう一カ所、蚤の市がやっていたのですが、
この時もう17時半。
これから移動してなどをしていたら
結局見る時間が無いと思い、
お買い物は諦めました。

この日は、月の第一日曜日。
美術館無料日だったのですが、
もうこの時間では遅過ぎて、
結局ちーんな感じで終ってしまいました。

でも、夜にはサンマルタン運河まで行き、
友達と一杯アペロをしたので、
最後には満足な日となりました。

月曜日も別の場所で蚤の市がやっているので、
リベンジ。
パリの北部、18区にあるClignancourt蚤の市。
とっても広範囲に広がるこの蚤の市、
自分の探している物を見つけるのは
通っている人でも難しいそうで、
初めて行く私には到底無理だろうと半分諦めでした。
しかも、お昼に友達と会う約束があったので、
制限時間1時間。

朝11時に到着したのですが、
なんだか静か。
やっぱり土日と違い、閉まっているお店も多く、
これから準備をして開けるというお店もあって、
来たのが早過ぎた様です。
 Marche Dauphineという室内市場も見つけたのですが、
このようにガラガラ。
この日もチーンという感じ。

Montmartreで友達とお茶をして、
色々と良い話を聞き、
夢を持ってパリで頑張っている彼に励まされ、
またいつか会いましょうとお約束して、
お別れをしました。

それから、お土産や時計を探すため、
Montmartreをブラブラ。
でも、お昼休みや月曜休みと重なり、
閉まっているお店が殆ど。
ここでもチーン。

また別のお友達と同じ場所で待ち合わせをして、
お茶をしましょうという事だったのですが、
お家にお呼ばれ。
そのまま夕方過ぎまで居座ってしまったのですが、
彼女ともまた良い話ができて、
最後に落ち着いて色々話せて良かったです。
また会おうと彼女ともお約束をして、
お別れしました。

別ればかりで本当に悲しい。

そして、火曜日。

午前中は、例の銀行口座を閉じるためのランデブーがあり、
銀行に行ったのですが、
前週の金曜日にカードで払った
定期代と携帯代が引き落とされてなかったのです。
銀行に行ったものの、結局口座を閉じる事は出来ず、
次の日またランデブーを取りました。
この時、もうカードは使えない様に、
はさみで目の前でパシャリ。
銀行を開く時に凄く苦労して情の入った私のcarte blue。
そんなぐさっとはさみを入れなくても。。。
となんだかショック。

午後にはまたお買い物。今度はパッサージュ作戦。
センスの良いアンティーク店や
ジュエリーショップを探して、
パリ市内にある室内商店街を歩き回りました。
 Grand Blvdにあるパッサージュ。
 本屋さんや雑貨屋さんなどがあって、
ウィンドウショッピングがとっても楽しい。
 実は、パッサージュあまり行った事が無くて、
こうやって見て歩くだけでも楽しかったです。
が、運は向いていないようで、
やっぱり見つかりません。

ちょっと良い雑貨屋さんなどで
家族へのお土産を買ったりして、
少しずつお土産からのプレッシャーから逃れました。
 マレ地区に移動し、お昼に初Kebab。
ファーストフード的なものは殆ど食べていなかったので、
ここへ来て最初で最後のKebab。
マレで美味しいと有名なお店に行ったのですが、
別に感動する様な味ではなかったです。
まぁ、これも1つの経験。
これで、ケバブとは何かと
私も一人前に語る事ができます。

そして、Saint Paulにアンティークショップが
沢山あると聞いたので、
Saint Paul Villageというやらに行ったのですが、
殆どのお店がやってない。

その後、マレをウロウロしたのですが、
やっぱり運がついていないのか、
こういう時に時計を売っているお店が見つかりません。

そろそろ買い物ストレスが貯まって来たので、
Hotel de Villeの近くにある
1キロ単位で古着を売っているお店に行って、
古着を大量買い。
4着買って、€25でした。
1着重たいのがあったので、ちょっと高くついたのですが、
他は、1着€3とかで、かなり得した気分。
ちょっとこれで、買い物ストレス解消。

その後、アンティーク系の時計は諦めて、
ブランド系を探しにLes Hallesに行って品定め。
いいかなと思うのもあったのですが妥協できず。
結局この日はこれで帰ってきました。

この日の移動距離はかなり凄いと思う。
これだけ歩き回って見つからないのは、
やっぱり自分が悪いと反省。
でも、可愛い古着が買えて満足です。

水曜日。
また朝銀行へ行き、無事引き落としが終っていたので、
やっとこの日銀行口座を閉じる事ができました。
フランス語のできない私の為に、
誓約書を制作してくれて、
それにサインをしただけ。
それで終了。
後は、銀行に残っていたお金を現金で貰い、
ものの5分で終了でした。
あれだけ苦労した銀行口座、こんな簡単に閉じられると、
なんだかあっけない。
これがこの国を去るという事なんだと実感。

お昼には、このほぼ1年お世話になって、
ほぼ週1で会っていた友達とランチ。
Bastille周辺で待ち合わせをして、
人気店Pause Cafeに行きました。
ランチの真っ最中で店内は大忙し、
店員さんに注文するまで大分時間かかりました。
 フランス料理も最後なので、
ちょっと肉に挑戦。
Tartare de beafを注文。
これは、日本で言うユッケみたいな生肉。
さすがに生は怖いので、表面を焼いてもらいました。
ワインはボルドー。
タルタルの味付けがバッチリで
とっても美味しく頂けました。
さすが人気店、裏切らないです。

その後、バスティーユ周辺をウロウロして、
ちょっと良さげなお土産も見つけて、
ウィンドウショッピングをしたりして、
夕方に一度お別れ。

私は、またお土産や時計を探しに
St GermanからBon Marche辺りをウロウロ。
それなりな時計はいくつかあったのですが、
なかなか決意ができませんでした。
そして、Bon Marcheでお土産を探しに行ったのですが、
これと言って良いものが見つからず。
結局自分の紅茶を購入。
香り付きの紅茶を買ったので、
お茶タイムをするのがとっても楽しみです。
Bon MarcheからMontparnassの大通りへ抜ける
小さな通りにあった時計屋さんで、
時計を見つけました。
探していたクラッシクでベーシック且つオシャレな時計。
しかも、パリ発祥のブランドで,価格も予算内。
シンプルな中にもちょっとした違いがあって、
5種類の中から選んだのですが、
他と違ってこれだけちょっと高い。
おじさんにこれだけ何で高いの?と聞き、
他と同じ値段でと交渉したら、
何のためらいも無くOK。
という事で、この時計を購入しました。

自分への誕生日プレゼントとワーホリ終了記念。
Made in Franceと入っているので、
フランス生活をこれで思い返せます。
長くかかった時計探しもこれで終了。
これでやっと肩の荷が降りました。
自分で言うのもあれですけど、
本当に私の買い物って疲れる。
でも、この発見したときの達成感と満足感は大きく、
こうやって1つ1つ持っている物に対して情が入るのです。
なので、長く使い大切にする。
だから、妥協はできないのですよ。
こういうスタイルは昔から。
悪く言えば貧乏性なのかもしれないけど、
物を大切にする心って大切だと思います。
この考えから、私が今将来的にやろうと思っている事へ
繋がっている様な気もします。

嬉しい気分でまた友達と他の友達も合流して、
アペロ。
他の約束があったので、1時間だけの再会。
本当に本当にこれが最後。
本当にお世話になって、
沢山遊んで、沢山飲んで、
沢山語って、色々教えてもらって、
凄く悲しいです。
でも、彼女も日本に帰るので、
また日本で会えると思い、
再会を約束してお別れしました。
お互い頑張りましょうと励まし合って。

この日は、4ブッキングな程、
あちこちからお誘いがあって、
あまり断らないのですが、さすがに全ては無理なので、
優先順位を考えて、お断りをした約束もあります。
オペラのお誘いもあったのですが、
親しい人とのお別れの食事とオペラ。
私は、親しい友人との会食を選びました。
オペラはまた将来見られる機会があるかもしれないけど、
人との出会いはタイミングなので。
 という事で、友達と1時間のアペロを終えて、
続いてはポンピドゥーの目の前のカフェでアペロ。
ハッピーアワーでカクテルが安く、
シャンハイモヒートを注文。
 そして、フランスと言えばこれ。
チーズとハムの盛り合わせ。
日本ではこれ相当な値段しますよね。
美味しいチーズやハムをこの値段で食べられるのは、
フランスだけです。

ルームメイトの同僚で友達のイタリア人の彼女。
ルームメイト以外で初めてパリで会った方。
素敵な女性でいつも笑顔。
いつも良いオーラをくれて、
イタリア好きになった要素の1つでもあります。
生活や将来についてのアドバイスとかもくれて、
本当に素敵な方です。
彼女ともこの夜が最後。
でも、寿司好きの彼女は、
日本で寿司職人と結婚して日本に住むのが今の夢。
そしたらまた会えるねとこんな風に再会を約束しました。

そして本日、木曜日です。
先週、荷物を1つ船便で送る事を決意して、
火曜日に一度オフィスに行って、
自宅まで荷物無料引き取りサービスがあるので、
それの予約と必要書類を取りに行きました。

そして、引き取りが今日の午前だったので、
午前中は家で待機。
随分前からアーでもないこーでもないと
荷物を入れ替えたりして、
色々と作戦を練っていたのですが、
船便で送られる物の制限が意外に多く、
そして、届くのが長くて3ヶ月と考えると、
送っても大丈夫な物は少なく、
結局色々手荷物の方の荷物になる事に。

その仕分けや荷造り、そして税関用のリストを作ったりと、
色々大変でした。
しかも、この荷物が落ち着かない事には、
どれぐらいスーツケースに余裕があって、
あとどれくらいお土産が買えるのかなど、
結局買い物に出掛けても、
その辺りが心配で買えなかったり。
 午前10時半頃配達の人が取りに来て、
エレベーター無し料金を節約して、
自分で下まで運び
ルームメイトの彼が運んでくれちゃいました)、
午後にオフィスに出向き、料金を支払ってきました。
25キロまでのところ、150gオーバー。
梱包をするらしいので、600g減らせしてくれと言われ、
ガイドブックを取り出してセーフ。
€85の船便代と€18の梱包代を払って、
スーツケースとしばしのお別れ。
無事に日本で会える事を祈ってます。

その前に、働いていたレストランにまた顔を出し、
友達に借りていた本を返したり、
要らないものをあげたり、
要らない食材を賄い用にお渡ししたり、
最後に皆様にお別れの挨拶をして、
レストランともお別れ。

荷物を送ったところでまたひとつ悩みが無くなり、
安心した所で最後の追い込みで、
スーパーでお土産を買い込み、
その後、そのバイト友達とお茶をして、
色々と語りました。
彼女とはまたもう一度会えるかな。
最後になるかな。
飾らない彼女と話していると、
とっても素直な気分になれました。
そして、最後にまた別のバイト先の友達とアペロ。
ベルシー地区のセーヌ沿いのオシャレカフェ。
彼女とはほぼ入れ違いぐらいの期間
しか一緒に働いてなかったけど、
同じワーホリとして、いろいろ先輩(年下だけど)の私は、
彼女に色々とアドバイスをしたり、
人生の先輩としてアドバイスを受けたり、
ゆっくり2人で話したのは今日が初めてだったけど、
いろいろ話せてよかったです。

という感じで、
少しずつ、帰国への問題が解決して、
荷物の整理もほぼ終了、
お買い物も終了、
お友達ともだんだん会うのも最後になってきて、
色々な用事から解放された今、
全ての会う人、見る風景が最後なんだと
余裕を持って思える様になり、
なんだか哀愁深く見える街並。
1年という短い間に何度も通った道や風景が
次来る時にはこんな風じゃないのかなとか、
どうなってるんだろうとか考えると、
悲しくもなります。

今の所、パリに戻ってくる予定と意欲は無いので、
次いつパリに来るかは分かりません。
もしかして、一生来れないかもしれませんし。
でも、いつかここへ来て、懐かしめる様に、
今は最後にこの景色を目に焼き付けておきます。

あと3日のパリ生活。
信じられません。
あと3日です。
1年って短いのですね。
最後まで楽しんでいきます。

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