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10.1.12

Un tiers passé

124日目。

今日でフランスへ来て4ヶ月が経ちました。
先月から考えると、本当にいろんな事があって、
時間が経つのは早いものです。
先月の今頃は、本気で日本に帰ろうとしてました。
でも、色々な人からの支えとアドバイスと、
あとは、自分自身の変化でまた1ヶ月越えられました。
ここにいて良かった。
まだまだ楽しい事が沢山あるはず。
というより、毎日楽しめるようなココロでいたいです。

そんな4ヶ月記念日。
何をしようかと考えてた所にふと思い出したものが。
オランダで買ったチューリップの球根。
最近花屋さんでよくチューリップを見かけたんだけど、
って事はもう開花時期?
まだ球根を植えてない私。。。
と思ってインターネットで調べてみると、
10月から12月が植時期との事。
12月からもう10日経ってるけど、
まだ間に合うと思って植える事にしました。

ついでに、最近流行の土要らず園芸の、
Hydroculture(水耕栽培)に挑戦。
土を使わずに育てる方法で、
インテリアや観葉植物に向いていて、
汚れや虫の心配も少ない栽培方法です。
その為、デスク周りやキッチン、ダイニングテーブルにも
置いて楽しむ事ができます。
ネットで調べた所、
チューリップでもやっている人がいたので、
私もこの方法でやってみる事にしました。

まずは、ハイドロカルチャーに使うクレイボールを探しに、
Cite島にある花市場に行ってみました。
平日の夕方で賑わいが無く、閉まってるお店も多かったのと、
ハイドロカルチャーなんてフランス人はやらないみたいで、
ちょっと説明が大変でした。
店内を見渡して、クレイボールらしき物を発見したので、
これくださいって頼んだら、在庫ゼロ。
他のお店に行って、また1から説明。
iPhoneで画像とかも見せると、
こんな方法知らなかったと驚かれました。
でも何故だかこのお店はクレイボールが沢山あって、
1キロ程のクレイボールを€1で売ってくれました。
これで合ってるのかちょっと不安ですが。。。
この茶色い小さな固まりがクレイボール。
保水性と排水性の良いレンガ土で出来ていて、
これで1週間に1度の水やりで大丈夫です。

3つのチューリップの球根を育てるには、
このオランダのお土産の陶器だと小さいので、
小さな観葉植物も購入して、
それをその陶器の中で育てる事にしました。
買ったのは、エケベリア。
細かい柄の陶器だったので、
大きめの葉で、
初心者でも育て易い葉肉の厚い植物。
本当は、花が咲くのが欲しかったんだけど、
花が咲く小さな観葉植物はそこのお店には無かったので、
花みたいな形のした植物で、
このエケベリアにしました。

チューリップは、茶色い皮を剥いて、
クレイボールを切ったペットボトルの底の方に敷き詰めて、
お水を入れ(最初なのでたっぷりと)、
球根を並べました。
可愛いポットも欲しかったけど、
あと8ヶ月の滞在と考えるとこれで良いかって事に。
でも、土じゃないので、意外に見栄えも悪くないです。

ハート形のクレイボールも偶然見つけて、
小さな幸せ発見☆
これで完成。
エケベリアちゃんはデスクランプの元、
チューリップちゃんは、本棚に。
3ヶ月後とかに花が咲くといいんだけどなぁ。
ちょっとした癒しがお部屋に増えて幸せ。

パリに来てから、特にここ1ヶ月いろいろあって
ココロに余裕が無かったけど、
この2つの植物を育てられるぐらいの余裕を感じながら、
またいろいろ生活していきたいと思ってます。
そんな思いで、今日植木を育て始めました。

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