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9.11.11

Musee de l'Orangerie

61日目。

第一日曜日最後に行ったのは、
Musee de l'Orangerie (オランジェリー美術館)。
 Leuvreから西に歩いてJardin des Tuileries
(チュイルリー公園)内にあります。
外観はそう大した事無いですが。。。
門構えは、どっしりしてました。

中に入ると、1階と地下階に分かれていて、
1階には有名なMonetのNympheas(睡蓮)が
2部屋に分かれて展示されています。

私、この作品って世界に1点だけだと思っていたんですが、
何作品もこのモチーフでMonetは描いたそうで、
その中の8枚がここに展示されています。
同じモチーフだけれども、1枚1枚違う印象。
同じものをいろんな時間から見た感じを
描きたかったそうです。

この美術館は、この作品の為に改装工事をして、
作品の完成を待ったそうです。
なので、内部もこの作品の為の設計になっていて、
その辺りも見所の1つです。
(最近、改装工事が行われて、
天井から自然光が入るようになりました)。

地下階には、画商のアダムウォルターが
所有していた絵画の展示。
ルノワール、スーティン、セザンヌ、ピカソなどなど
数多くの作品が展示してありました。

特別展のあって、
現在は19世紀のスペイン絵画の展示でした。

この美術館には、特別ゲストと共に行きました。
最近仲良しして頂いているお友達。
Art History専攻で将来は美術館で働きたいと思っている方。

彼女のお陰で、いつも一人で
クエッションマークだらけの美術鑑賞。
とってもお勉強になって、
いつもの10倍楽しむ事ができました。

特にモネの作風や睡蓮にまつわる話などを聞きながら、
ゆっくり鑑賞出来て、
いい感じに作品を飲み込む事ができました。

地下階にある作品も
ゆっくり1つ1つ注目する点などを教えて頂き、
作品の見方や時代背景や
それぞれのアーティストの背景も知る事ができて、
とっても勉強になりました。

まだ行ってない美術館があるので、
是非またご一緒したいです。
この睡蓮を描く為に作った庭園にも
足を運ばなきゃいけません。
暖かくなったら行ってきます。

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