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29.10.11

Eurail (Spain/Portugal)-2日目:Lisboa

50日目。

10月24日月曜日の旅行2日目について。

初日は、簡易ベッドでしたが、2日目の夜行は座席。
2等車だったけど、飛行機のエコノミーよりも広く、
暖房もきいていて、ぬくぬく寝れました。
前日の疲れもあるのか、簡易ベッドの時よりも爆睡。


椅子の前にあったステンレスの足置きに
キーチェンをバックパックに繋げて、防犯。
ブランケットとジャケットを布団にして、良く寝れました。
いろいろな駅で停まったりする度に、車掌さんが切符拝見。
ポルトガルに入った次の駅を出発すると、
パスポートの提示も求められました。


22時30分San Sebastian発から、
朝10時31分スペインを超えて、
ポルトガル首都Lisboaへ到着。
爆睡していたので、意外に短く感じました。

Lisobaには、国鉄の駅が3つ程あって、
到着したのはSanta Apolonia。
本日の目的は、ユーラシア大陸最西端にあるロカ岬へ行く事。
まずは、Lisboaから電車に乗って、Cascais駅へ。
その電車が出ているのが、
LisboaのCais do Sodre (カイスドソドレ)駅。
私が到着したSanta Apoloniaからは、
市営の地下鉄やバス、トラムで行けます。

私は、バスを選択。781番か28番で行けます。
これがバス停。
1回1、75€でした。
後で1日乗車券を買ったんだけど、
この時買えば良かったと後悔。
でも、急いでたし、1日乗車券のお得度とか、
この時点で全く知らなかったし、
観光案内所も近くになかったので、
ここでは、普通に払いました。
今更だけど、メトロの改札の近くで買えます。

バスで10分程行くと、
始点Cais do Sodre (カイスドソドレ)駅へ到着。
Cascais Lineに乗って、終点のCascais駅へ向かいます。
この電車、CP(国鉄)なのでEurail使えます。
窓口へ行って、Cascaisへ行きますと伝えて、
Eurailのパスを見せると、オッケーオッケーと行って、
改札を開けてくれます。
切符とか貰えないので、
係の人に改札を開けてもらわなきゃいけません。
係の人がいないと改札から出たり入ったりできないので、
ご注意を。

こんな黄色い電車に乗って行きます。
 目指すは、Cascais駅なんですが、
そこから乗るバスの時間まで、1時間程時間があったので、
事前に調べて行ってみたいと思っていた、Belem駅へ。

同じ路線の各駅電車でCais do Sodreから10分程で到着。
次の電車まで40分。ダッシュでBelemを観光。
Belemは、大航海時代にここから数々の冒険家が
出航して行った場所。
駅を降りて、すぐ北側にあるのが、こんなモニュメント。

 そして、ジェロニモス修道院。世界遺産だそうです。
なんだかよく分からないけど、ポリスが交通整理をしてて、
馬に乗った兵隊さんが登場。
特別なイベントか何かで、修道院も閉院で
中には入れませんでした。
バスコダガマの棺があるのもこの中だったので、残念。

修道院から少し東に行くと、
1837年からやってるPasteis de Belemという老舗のカフェ。
ここのエッグタルト(パステルデナタ)が美味しい
と聞いたので、1個買って食べました。
75セントだったかな。
 焼きたてのエッグタルトが並んでいます。
冷めると嫌だったので、すぐに食べたんだけど、
このエッグタルト本当に美味しい!
今まで食べた洋菓子で一番なぐらい美味しかった。
一人で感動。かなりお薦めです!
電車の時間まで少しだけあったので、
戻ってもう1個買おうかと思ったぐらい!
今回の旅のNo.1スイーツでした。

Belemには、他にも見所はあるんだけど、
電車に乗り遅れたくないので、駅に戻りました。
 サンフランシスコのGolden Gate Bridgeのような橋が
駅から見られます。
 駅は、無人駅。
雨が降っていたので、電車が来るまでホームの屋根で雨宿り。
 そこから、海沿いを20分程電車で行くと、Cascaisに到着。
Scotturb社のバスSintra駅往きに乗って、
Cabo Da Roca (ロカ岬)を目指します。
バス停がなかなか見つからなくて、焦ったけど、
駅を出て交差点を渡ると、
大きなショッピングセンターがあって、
そこにバスターミナルがあります。

 この403番に乗車。30分程乗ると、ロカ岬へ到着です。
3、05€でした。

そして、ここがロカ岬。ユーラシア大陸最西端。
今回の旅の目的達成!!
ツアーでの観光客が結構いました。
 この先は、大西洋。
昔の人はこの海を渡って、
アメリカ大陸や地球の他の土地を探す旅へと
向かって行ったのでしょう。
 観光案内所では、最西端証明書が5€で発行してもらえます。
私も作りました。一生の宝です。
恥ずかしながらも、ここでやらなかったら一生後悔と思い、
近くにいた観光客のおばちゃんにiPhoneで撮ってもらった、ジャンポロジー写真と飾ります。
本当は、西側なので日没頃来たかったんだけど、
天気予報を調べると雨。
この夜も夜行列車に乗るし、何かあって乗り遅れたりしたくなかったので、この時間に来ました。
 岬が見えるレストランでランチ。
大したレストランでは無さそうだったので、
野菜不足を補うため、サラダを注文。
盛りつけが面白いんだけど、でかい!

帰りのバスでまたCscais駅へ戻っても良いのですが、
同じ道を戻るのも面白く無いので、Sintra駅へ行きました。
 こんなジャングルのような細い道を勢い良く
40分程走って行きます。
 駅に到着して見えた街並。
可愛いお家!!
 駅も可愛らしい。

 Caicais駅に行った電車と同じ系列で、今度はSintraLineで、Lisboaの中心地 Rossio駅に行きます。
これもEurailでオッケー。
 中は普通の一般の電車。
30分程で到着でした。

ここまででもう夕方4時。
一日経つのは早いです。
Lisboaはさすがにポルトガルの首都。
観光客も沢山いました。
 Rossio駅から出たら直ぐある広場。
サンフランシスコのような坂道を走るトラムが有名なので、
乗りたいと思い、帰りの駅まで最後にバスにも乗車するし、
観光案内所で1日乗車券を買った方が良いのか聞きました。
ちなみに、トラムは、駅で切符を買うと1€ちょいなのに、
トラム内で買うと3€。要注意です。
トラムの行き帰りで2、50€、帰りのバスで1、75€。
そして。。。
この古いエレーベータータワーにも1日乗車券で
上る事が出来るので、5、10€の1日乗車券は、
お得な訳です。
先ほども書いたけど、
朝の最初のバスに乗る時点で買っておくべきでした。
 このエレベーターに乗って上に上がって行くと。。。
 こんな景色が見えます。
白壁と赤い屋根がとっても素敵で、
大西洋も見渡す事ができます。
 古い教会も横に。
 駅の前の広場。

タワーを出ると、街が丘になっているので、
下る必要なく、普通に住宅街でした。
 可愛らしい街並を下って、今度は広場の反対側へ。

 そこにたまたま来たトラムに乗車。

実は、ロカ岬に行く事を第一目的としていたので、
この街については何の下調べもなく、知識も無く観光。
行き当たりばったりでブラブラしてました。

 地元の人と観光客で、大混雑だったけど、
坂をどんどん上昇していきました。
 適当に降りたら、また奇麗な展望。
またトラムに乗って今度は下って、また中心地へ。

バスクでお土産を買いそびれたので、
せっかくなので、ポルトガルでお土産探し。
 老夫婦の経営するお土産屋さんでお土産購入。
カラフルで可愛らしい置物。幸運を招くそうです。

夕飯は、調べておいたレストランでディナー。
Botta Altaというレストランで、
ポルトガルの郷土料理を出しています。
 古い内装が素敵でした。
 パンとオリーブのサービス。
ポルトガル産のワインを注文。
可愛らしいポットに入れてくれました。
白ワイン飲みやすくて、美味しかったです。

 メニューがよく分からなかったので、本日のお薦めを注文。
出てきたのが、アジみたいな魚のフライと
マッシュドポテトならぬ、
マッシュドブレッド(パンで出来てるんだって)!
美味しかったです。
 チーズももらって、全部で19€でした。

今夜もほろ酔いで、駅を目指して夜の街を歩きました。
 素敵な路地。
 照明が素敵な建物。
 お店は閉まってるけど、素敵なモール街。
 街中に入る門。とっても立派!
 その先には広場があって、モニュメントもあります。
ここから、バスに乗って今度は、Lisboa Oriente駅。

 この駅の建築は有名みたいで、凄いモダンアートでした。
 駅の中もモダン。
 これがホーム。照明効果でより一層かっこ良かったです。
 さぁ、今夜の電車が来ました。
22時38分発、Madrid行きです。
今日も2等車の座席。
ご覧の通り、貸し切り状態でした。
隣も来なかったので、両方の座席を使って、
足を伸ばしたりして、またまた快適な寝台列車になりました。

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